グラスウールとロックウールの違いについて簡潔に書きました。
断熱材・吸音材としてよく使われる
グラスウールとロックウール。
名前は似ていますが、
原料・性能・用途は大きく異なります。
そもそも何が違う?
グラスウール
• 原料:ガラス(リサイクルガラス)
• 分類:無機繊維系断熱材
ロックウール
• 原料:玄武岩・鉄炉スラグなどの岩石
• 分類:無機繊維系断熱材
👉 ガラス由来か、岩石由来かが最大の違い。
性能の違い【比較表】
項目 グラスウール ロックウール
断熱性 ◎ 高い ○ 高い
吸音性 ○ ◎ 非常に高い
耐火性 ◎ 不燃 ◎ 不燃(特に優秀)
耐水性 △ 水に弱い ○ 比較的強い
重量 軽い やや重い
価格 安価 やや高価
断熱性能の考え方
• グラスウール:空気層を多く含み断熱性が高い
• ロックウール:繊維密度が高く音を遮るのが得意
👉 断熱重視 → グラスウール
👉 防音・耐火重視 → ロックウール
吸音・遮音の違い
グラスウール
• 中〜高音域に強い
• 住宅の室内吸音向き
ロックウール
• 低音域にも強い
• 機械室・スタジオ・共用部に多用
👉 音対策はロックウールが有利
耐火性能の違い
どちらも不燃材ですが、
• ロックウールは1000℃近くまで耐える
• 防火区画・耐火被覆での採用が多い
👉 耐火要求が厳しい場所はロックウール
施工性の違い
グラスウール
• 軽くて施工しやすい
• ただし隙間・潰れがあると性能激減
ロックウール
• 形状保持性が高い
• 重く、加工性はやや劣る
👉 丁寧な施工が性能を左右
よくある施工ミス
❌ グラスウールの押し込みすぎ
❌ 防湿層(気密シート)の施工不良
❌ ロックウールの固定不足
→ 断熱・防音性能が発揮されない
用途別おすすめ
用途 おすすめ
住宅の壁・天井 グラスウール
マンション共用部 ロックウール
機械室・音対策 ロックウール
コスト重視 グラスウール
*絶対ではない!
まとめ
✔ 原料が違う(ガラス vs 岩)
✔ 性能の得意分野が違う
✔ 用途に応じた使い分けが重要
「どちらが上」ではなく「どこに使うか」
筆者プロフィール
かんた|施工管理職
愛知県出身。住みやすい街が大好きな施工管理職。
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