1年間、勇気づけを意識した学級経営を続けたら、子どもたちはこう変わった
本日は投稿する予定の日ではありませんでしたが、
とても嬉しいことがあり急遽投稿することにしました。
今日、新年度最初の授業が始まりました。
去年から持ち上がりのクラス。
一昨日の始業式では、
大好きな子どもたちの顔を見た瞬間、
思わず笑顔になってしまいました。
そして今日1日が終わったとき、
「去年1年、やってきてよかった」
と心から思える出来事がありました。
今日起きた3つの出来事
①何も言っていないのに、自分から行動する子がいた
本校では多くの専科の授業があります。
朝、専科の授業を聞きに行ってくれる子が4人いました。
新しい学年になって、係も決めていません。
誰かに言われたわけでもなく、
自分で考えて、自分で動いた。
新しい学年になってまだ3日目のことです。
②授業に遅れる子が一人もいなかった
昼休み後の理科室での授業。
遊び場が教室から遠くなったにもかかわらず、
全員が時間通りに集まりました。
担当の先生によると、 初めての理科室での授業で、
全員が遅れずに集まったのは初めてだそうです。
(それはそれで、今まではどうだったんだという話ですが笑)
③悔しくても、心から拍手を送れた
学級委員を決める場面での出来事です。
クラスでの投票の結果が出たあと。
選ばれなかった子が、 選ばれた子に対して
心から拍手を送っていました。
悔しい気持ちがあったはずです。
それでも、友だちの喜びを一緒に喜べる。
この場面を見たとき、 思わず胸が熱くなりました。
この3つの出来事に、共通していることがあります。
それは、「先生に言われたから」ではなく、
「自分で考えて動いている」ことです。
1年前は、こんなクラスだった
実は、この3つの出来事は、 1年前には考えられないことでした。
入学式でおしゃべりが止まらなかった。
チャイムが鳴り終わっても授業の準備を取りに行く子がいた。
自分から進んで動く子が少なかった。
去年の入学式に
同学年の担任の先生たちで顔を見合わせたことは
今でも話題になります。
そんなクラスが、1年でここまで変わりました。
なぜ変わったのか。
私が1年間、意識し続けたことがあります。
それが、“勇気づけ”です。
勇気づけとは何か
前回の記事で、こんなことを書きました。
叱ってもいけない。褒めてもいけない。
「じゃあ何をするの?」という問いへの答えが、 勇気づけです。
勇気づけがクラスを変えた理由
1年間、勇気づけを意識し続けた結果、
クラスに少しずつ変化が生まれました。
失敗を恐れずに挑戦する子が増えました。
「どうせムリ」という言葉が減りました。
友だちの頑張りを素直に認められるようになりました。
褒める教育では、
「先生に認められるかどうか」が行動の基準になります。
勇気づけでは、
「自分はどうしたいか」が行動の基準になります。
今日、学級委員に選ばれなかった子が
心から拍手を送れたのは、
「自分の価値は結果で決まらない」ということを、
体で感じているからだと思います。
最後に
勇気づけは、すぐに結果が出るものではありません。
私自身、1年間意識し続けても、
つい「すごいね!」と褒めてしまうことがあります。
でも、意識し続けることで確かにクラスは変わります。
今日の子どもたちの姿が、 その証拠だと思っています。
「勇気づけって、具体的にどんな言葉をかければいいの?」
次回はそのことについて書きたいと思います。
叱る・褒めるとは何が違うのか。
実際の場面でどんな言葉をかければいいのか。
大好きな子どもたちと、
また1年間一緒に過ごせることに
幸せな気持ちでいっぱいです。

