子供のサッカーすね当て、サイズと付け方で迷わない|元店長が選ぶおすすめ5つ
こんにちは。元・大手スポーツ用品店マネージャーの佐伯です。
「子供がサッカーを始めるので、すね当て(シンガード)を選んでほしい」——店頭で、保護者の方から本当によくいただいたご相談です。サッカーを始めるとき、スパイクと並んで最初に必要になるのがこのすね当て。試合では着用が義務づけられている、安全のための必需品です。
ただ、いざ売り場に来ると「種類が多くてどれを選べばいいか分からない」「サイズは?付け方は?」と戸惑う方がほとんど。すね当ては、サイズが合っていないと、ずれて痛がったり、肝心の保護ができなかったりします。せっかく買っても、子供が嫌がって着けてくれない、では意味がありません。
今回は、延べ10万人以上のお客様の道具選びをお手伝いしてきた経験から、子供用すね当ての選び方(サイズ・タイプ・付け方)と、おすすめ5つを、店頭で接客するようにご紹介します。お子さんが安心してボールを追いかけられるよう、一緒に選んでいきましょう。
失敗しないための「サイズ選び」が最重要
すね当て選びで、まずお伝えしたいのがサイズです。ここを外すと、何を買っても快適に使えません。
サイズは、すね(膝下からくるぶしの上まで)の長さを目安に選びます。多くのメーカーがS・M・Lや身長の目安を出しているので、それに合わせるのが基本。迷ったら、お店でお子さんの足に当ててみるのが一番確実です。
ここで店頭でよくお伝えしていたのが、「大きすぎ」も「小さすぎ」もダメということ。大きすぎると膝や足首に当たって動きを邪魔し、ずれやすい。小さすぎると肝心のすねを守りきれません。くるぶしの少し上から膝下まで、すねの中心をしっかり覆うサイズが正解です。
そして子供は成長が早いので、「大きめを買って長く使おう」としがちですが、これは逆効果。今のサイズに合ったものを選び、成長したら買い替えるほうが、結局は安全で快適です。
店頭でも、「大きめを買ったら、子供が“当たって痛い、ずれる”と言って着けてくれない」というご相談をよく受けました。お子さんが嫌がる原因の多くは、実はサイズ違い。せっかく買っても使ってもらえないと意味がありません。すね当ては比較的手頃な価格ですから、買い替え前提で、今ぴったりのものを選んであげるのが、結果的に一番です。

タイプと「付け方」を知っておく
サイズの次に、タイプを知っておくと選びやすくなります。子供用すね当ては、主に2タイプです。
1つ目はソックスに入れるタイプ(差し込み式)。すね当てを、サッカーソックスの中に直接入れて使います。シンプルで軽く、価格も手頃。多くの子供用がこのタイプです。ただし、ずれやすいので、後述のサポーターと併用すると安心。
2つ目はベルト・サポーター付きタイプ。面ファスナーのベルトや、足首を固定するストッパーが付いていて、ずれにくいのが特徴。「動くとすぐずれる」とお子さんが嫌がる場合は、こちらが断然おすすめです。
付け方のコツは、ソックスの下、すねの中心に当てて、ずれないように固定すること。差し込み式の場合は、専用の「シンガードストッパー(足首で留めるバンド)」を併用すると、プレー中のずれを大きく防げます。店頭でも「ずれて集中できない」というお子さんには、このストッパー併用をよくご案内していました。
子供用サッカーすね当て・おすすめ5つ
サッカー用品で信頼できるブランドを中心に、お子さんが快適に使える5つを選びました。価格も手頃なものが多いので、選びやすいはずです。
アンブロ Jr.シンガード:迷ったらこれ、の定番ブランド
最初の1つで迷ったら、サッカー用品の定番ブランド、アンブロのジュニアシンガードを。信頼のブランドで、価格も手頃な、子供の最初のすね当てにぴったりの1枚です。
軽量で、抗菌仕様なのも、毎日使って汗をかく子供用としてはうれしいポイント。ソックスに入れて使うシンプルなタイプで、サッカーを始めたばかりのお子さんにちょうどいい。
「まずは信頼できるブランドの定番を」という保護者の方に、自信を持っておすすめできる1枚です。
プーマ パワーキャット ライト:軽さで選ぶブランドモデル
「動きやすさ・軽さ重視」という方には、プーマのパワーキャット ライトを。EVA樹脂を使った軽量設計で、プレー中の動きを邪魔しにくいのが魅力です。
サッカーの有名ブランド・プーマというだけで、お子さんのモチベーションも上がりますよね。軽くてフィット感が良いので、「重いと嫌がる」タイプのお子さんにも向いています。
「ブランドものを、でも軽くて動きやすいものを」という方に。お気に入りのブランドだと、進んで着けてくれることも多いです。
モルテン スワンセ シンガード(Sサイズ):ボールの名門の安心感
「しっかりした作りのものを」という方には、サッカーボールでおなじみモルテンのスワンセシンガードを。縦14×横7cmのSサイズで、小学生のすねにちょうどいいサイズ感です。
ボールメーカーとして信頼の厚いモルテンらしい、堅実な作り。サイズがはっきりしているので、小学生のお子さんに選びやすいのも利点です。
「サイズ選びで迷いたくない」「信頼できるメーカーで」という方に。名門ブランドの安心感がある1枚です。
アンブロ メッシュシンガード:通気性とフィット感重視
「汗っかきのお子さんに」「フィット感重視」という方には、アンブロのメッシュシンガードを。通気性が良く、ソフトでフィット感に優れたモデルです。
メッシュ素材で蒸れにくいので、夏場や、たくさん走り回るお子さんにぴったり。軽量でやわらかく、足になじみやすいのも魅力です。
「すね当ての中で蒸れて嫌がる」「やわらかくフィットするものを」という方に。快適さで、お子さんが進んで着けてくれる1枚です。
リマークスジャパン 2個セット:予備にうれしいコスパ
「予備も欲しい」「とにかく手頃に」という方には、2個セットのこちらを。2組セットでこの価格という、コスパ重視の選択肢です。
子供用すね当ては、なくしたり、片方だけ傷んだりしがち。また成長で買い替えも多いので、予備があると安心です。練習用と試合用で分けたり、洗い替えにしたりと、2セットあると何かと便利。
「ブランドにこだわらず、実用的に複数欲しい」という方に。気軽に使える、家計にやさしい選択肢です。

長く快適に使うための、ちょっとしたアドバイス
最後に、店頭で保護者の方によくお伝えしていたことを共有します。
1つ目は、ずれるなら「ストッパー」を足すこと。お子さんが「ずれて気になる」と言う場合、すね当て自体を買い替える前に、足首で留めるシンガードストッパーを足してみてください。それだけで解決することが多いです。
2つ目は、こまめに洗って清潔に。すね当ては汗を吸って、においやかぶれの原因になりがち。練習のたびにサッと拭く、定期的に洗える素材を選ぶなど、清潔を保つ工夫を。抗菌タイプを選んでおくのも手です。
3つ目は、成長に合わせて見直すこと。前述の通り、子供の成長は早いもの。「きつそう」「短くなった」と感じたら、安全のために早めの買い替えを。すねが守れていないすね当ては、本来の役目を果たせません。
すね当ては、お子さんがケガを気にせず、思いきりサッカーを楽しむための土台です。サイズと付け方さえ押さえれば、選び方は難しくありません。お子さんにぴったりの1枚で、安全に上達を応援してあげてくださいね。

まとめ
子供のサッカーすね当ては、サイズと付け方が肝心です。
アンブロ Jr.シンガード:迷ったらこれ、の定番ブランド
プーマ パワーキャット ライト:軽さで選ぶブランドモデル
モルテン スワンセ シンガード(S):ボールの名門の安心感
アンブロ メッシュシンガード:通気性とフィット感重視
リマークスジャパン 2個セット:予備にうれしいコスパ
選ぶ軸は、まずサイズ(今の足に合うもの/大きすぎ小さすぎNG)、次にタイプ(ずれやすいならサポーター付き)。サイズさえ合っていれば、お子さんも快適に着けてくれます。

お子さんが安心してボールを追いかけられるよう、ぴったりの1枚を選んであげてください。良い道具は、上達と「楽しい!」という気持ちを後押ししてくれますよ。
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筆者のプロフィール

元大手スポーツ用品店マネージャー・佐伯
20年以上にわたり、大手スポーツ用品店にて販売員からエリアマネージャーまでを歴任。数千種類以上のギアに触れ、初心者からプロアスリートまで、延べ10万人以上のお客様の道具選びをサポートしてきた経験を持つ。現場で培った豊富な知識と確かな目利きで、あなたのスポーツライフを格段に向上させる逸品を厳選します。
