コーチェラ雑感(1週目)
この3日間、ずっと観てました。今日は当然仕事だったのですが、予定されていたWeb会議がすべてキャンセルに(笑)。そんなわけで3日分の印象などまとめてみました。例によって日本側では日本人・ヘッドライナー・来日予定勢しか話題になっていないので備忘録的に。
Day 1
そもそも今週がコーチェラということを覚えてなくて午前中外出していてCentral Ceeを見逃してしまいましたが、まずはこの人からスタートで幸先よし。
Dijon
ライブ映像で見る、あの円形のバンド配置で登場。音源よりも力強いヴォーカルと実験性の高いサウンド。もうちょっとキャッチーさがあれば無敵でしょうが、来シーズンは数段上のスロット昇格間違いなし。
Turnstile
マイナーなメロコアバンドだと思っていたら音楽性を広げてあっという間にワールドクラスに成長。強みに特化するあまりワンパターンになるバンドが多い中、うまく音楽性を広げた感じです。フジロックではもっと時間長いと思うので観れる人が羨ましい。
Sway Lee
大幅遅刻してきたので後半だけ観ることできました。その分終盤はSunflower〜Powerglideの流れで強制終了。その後Black Beatlesやるつもりだったでしょうね。
Subrina Carpenter
本日のヘッドライナー。彼女のMVがそうだったように昔のハリウッドを模した構成。1曲目はアルバムトラックのHouse Tourに懐かしのMary Jane GirlsのIn My Houseをマッシュアップした、ネットで人気となったIn My House Tour(誰も気づいてないようで悲しい)。FeatherにはBarry ManilowのCopacabanaを(歌詞をサブリナに変えて)挟むなどの楽しさがありました。
さっそくいろいろな考察が出ていますが便乗して私も。昔のハリウッド(ユダヤ人が創世)を舞台にスターへ育っていく設定のサブリナ。彼女の将来の姿を演じたのがガザ支持で仕事を干されたスーザン・サランドンというのは興味深いですね。来週も同じ構成か、それとも別の人が出てくるのでしょうか。
Slayyyter
サブリナからちょっと寄り道。2月に出したアルバムWorst Girl in Americaが全米22位とブレイク。昔のチャーリーみたいなエッジの立ったダンス・ポップで結構好きかも。
Disclosure
バンド・セットでした。久々に見たらそれなりに年をとってますね(それでも30代半ば)。自ら歌う新曲をライブ初披露したほかLeven KaliとKhalidがゲストで登場。
Sexyy Red
もう深夜ですが盛り上がっていました。こういうステージ(大勢の露出度高い女の人が尻を振りながら踊る)は昔はHip Hopではごく普通でしたが、今ではフィーメル・ラッパーでないと許されないのでしょうね。
途中Central Ceeとの共演あり。見逃していたのでこれは嬉しい。
Day 2
この日は外出をあきらめ夕方までずっと観ていました(張り付いていたわけではありません)。
Jack White
ほぼThe White Stripesのセット・・・と思いましたが実際は半分もやっていませんでした。The Raconteursとか久しぶりに聴きました。しかしサプライズ枠で時間大幅超過とかして怒られないのでしょうか。あと、日本人多かったのですが次の藤井風待ち?
Luisa Sonza
ブラジルのシンガー。結構ロックしています。途中からは流行りのレゲトン調になったりと芸風広いですね。ステージも華がありました。
Geese
昨年大出世のバンド、来日公演もすぐに売り切れたのでどんなライブか楽しみでした。おしゃれインディとかではなく(←誰?)強いヴォーカルをはじめ太くがっしりとしたサウンドがこんな若い世代から出てくるとは素晴らしい。この日のヘッドライナーJusitin BieberのBabyもちょっと披露しましたがそれはどうでも良いかも。
SOMBR
インディ・ロック・アイドル的なポジションだと思ってましたが、全身鋲のついたレザースーツで固め、がっちりメインストリーム・ロックのノリでした。途中Billy Corganが登場しスマパンの1979を共演。王道ロックのバトンは渡された、のでしょうか。
先のギースともども、フルスケールのライブ見たいですね。単独呼ぶなら今しかないような気がします。これを逃すと一生縁がないなんてことも・・・
Nine Inch Noise
Nine Inch Nailsの楽曲をBoys Noizeがリミックス、という設定のユニットですが、蓋を開けてみたらNINそのもの。もともとNINは打ち込みだったしこれが本来の姿では?と思うほどでした。
NINは当面ツアー休止のようですが、この姿で日本でも観たいですね。
The Strokes
衝撃のデビュー以降ミニマリズムに囚われていた感がありますが、前作からは一気にサウンドが多彩になり新たな黄金時代を迎えつつあります。実際1stと前作と新曲しかやってなかったのでは(←そんなことなく2ndと3rdからもやってました)。Justin Bieber待ちの地蔵にイライラしていたようで、その心配のない&新作発表後のサマソニではもっといいコンディションを期待できそうです。
FKA Twigs
エクスペリメント・ポップの草分け。一度はライブ観たいものですが、ダンサーとしてのインパクトが強すぎて、音源の売りである凝ったサウンドが入ってこない・・・
Justin Bieber
賛否を巻き起こしていますが。中盤はPCで客のコメントを見ながら自分の曲のYouTubeを再生しそれに合わせて歌うというカラオケ以下。ファンサービスとしては最高でしょう。だったらフェスではなくファンミーティングでやってくれと思いましたが。The Kid LaroiとのStay、WizkidとTEMSを迎えてのアフロビーツ、そしてDijonとMk.geeとの共演でSWAG楽曲とか十分ミュージシャンとしての格を感じさせてくれるのですが、こういった超セレブに乗っかった運営ってそろそろ限界なのでは?
Day 3
それなりに仕事もしてました。なのでざっと観た感じです。
Gigi Perez
昨年Sailor SongがヒットしたSSW。声も大きくバンドもタイトで予想外にパワフルなステージでした。後半かなり盛り上がりをみせたようですが残念ながら前半でチャンネル移動。
Little Simz
制作チームだけでなくマネジメントも一新し、最近はブランドアンバサダーなどでも活躍しすっかり垢抜けた彼女ですが、ステージでは昨年のLotus、出世作のSometimes…を主体に安定のパフォーマンス。JTとの共演あり。
Young Thug
この人の人気具合がどうも想像つかなかったのですが、自分の楽曲だけでなく共演曲や単なるカバーまで幅広い選曲。Ty Dolla $ignにNAV、そしてお約束Camila Cabelloを迎えてNo.1ヒットHavanaの共演あり。
Laufey
ジャズやクラシックとポップスのクロスオーバー。コーチェラでは異色のサウンドですが(本人も言ってましたが)堂々、というか圧巻のステージ。6月の来日公演が楽しみです。
Karol.G
結局30分遅れでスタートして終了は時間通り。タイムテーブルが間違ってたのでは?とは思いましたが内容としては文句なし。今年最高のヘッドライナーというのが実感です。前半はTropicoquetaに代表されるリージョナル・ミュージック仕立て。中盤はレゲトンやポップなスタイルで、そして最後は再び大所帯のチームで大団円。コロンビアの聴衆に呼びかけるとメキシコやペルーの旗を持った人たちも大喜び。まあ、アメリカズはひとつ(バッド・バニー談)なので。
だいたい流れがつかめたので、来週はもうちょっと絞って観る予定です。今週見逃したEthel Cainはぜひ観たいですね。
