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動物が持っている「感じる力」を、人間は忘れていないか


ウォーキングをしていると、犬を連れて散歩している人と話すことがある

前に、そんな話をしていたときに、

「犬って、人を見て、この人なら大丈夫とか、この人はちょっと違うとか、分かることがあるんですよ」

って聞いた

へえ、そうなんだ

じゃあ、犬ってどうやって分かるんだろう

声なのかな

においなのかな

それとも、歩き方とか、動きなのかな

人間には分からない何かを感じてるのかもしれない

そういえば、前にこんな動画を見たことがある

飼い主さんが、知り合いの人に犬の散歩をお願いしていて、その少し離れたところを歩いている

で、飼い主さんが犬に気づかれないように、わざと反対側を歩いてみる

すると、犬が途中で一瞬立ち止まって、

「ん?」

みたいな反応をする

そのあとも、どうも飼い主さんの存在に気づいているようだった

あれ、なんで分かるんだろう

犬は、飼い主さんのことが好きだから分かるのかな

それとも、いつも一緒にいるから、姿とか動きとか、においとか、そういうものを感じ取ってるのかな

本当のところは、その犬に聞いてみないと分からないけどね

でも、こういうのを見ていると、

動物って、人間が思っている以上に、いろんなものを感じ取ってるのかもしれないなと思う

犬や猫を見ていても、ときどき不思議なことがある

急に顔を上げたり

誰もいないところを、じっと見ていたり

何かが起こる前に、急に反応したりする

人間には聞こえない音が聞こえてるのかな

それとも、においの変化とかを感じてるのかな

動物には、人間より優れた聴覚や嗅覚がある

だから、人間には分からないような小さな変化にも気づけるんだろうなと思う

でも、これを見ていて、ふと思った

じゃあ、人間はどうなんだろう

人間だって、何も感じてないわけじゃないんじゃないか

今日はなんとなく身体が重い

いつもより疲れてる気がする

なんか、今日は調子が違うな

そういうことって、あるよね

でも、そんなとき、

「気のせいかな」

「まあ、大丈夫だろう」

って、頭で考えて終わらせてしまうことがある

感じたことよりも、考えたことを信じてしまう

動物は、感じたことをそのまま受け取っているのに、

人間は、感じたあとに頭で答えを出そうとする

なんだか、ちょっと面白いなと思う

動物みたいな鋭い感覚がなくても、人間にも人間なりの「感じる力」はあるんじゃないかな

ただ、その小さな感覚を、

「気のせい」

で終わらせてしまっているだけなのかもしれない

身体が、

「あれ、今日はちょっと違うな」

って感じたとき

すぐに答えを出さなくてもいい

ちょっと立ち止まって、

「今日はいつもと違うのかな」

くらいに感じてみる

それだけでもいいんじゃないかなと思う

健康って、知識を増やすことだけじゃない

自分の身体が何を感じているのか

そこに気づくことも、けっこう大事なのかもしれない


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