chromeOS flexが古いpcを足切り!? 長期間使用で見えた、古いpcの「限界」
こんにちは、苦労無です。
Windows 10サポート終了、そしてESU(拡張セキュリティアップデート)の期限も迫る中、使い古した相棒をどうにか延命しようと「chromeOS flex」に一縷の望みを託している方も多いはず。
以前、私は富士通の2013年製タブレットPCにflexを導入し、その「起動20秒」という快速ぶりに感動したお話をしました 。しかし、1年以上この界隈をウォッチし、実際に運用し続けて見えてきたのは、
「古いPCは、もはやchromeOS flexにすら見捨てられ始めている」
という残酷な現実でした。
今回は、長期間使用で見えた古いPCの「限界」について、筆を執りたいと思います。
・古いPCはchromeOS flexにすら捨てられる
「古いPCを蘇らせる魔法のOS」
として一躍有名になったchromeOS flexですが、実はGoogleによって「認定モデル」の順次サポート終了が進められています。こちらをご覧ください。
これは
googleがサポートするpcのモデルが記載されたリストです。
これを見てわかるのは、かつては現役だった第6世代CPU(Skylake)あたりのモデルも、リストを見ると生き残っているのはごく一部。
それらですら「2027年でサポート終了」の文字がちらほらと見え隠れしています。
これ以降の世代も、時間の問題で順次切り捨てられていくでしょう。OSが無料で公開されていても、ハードウェアの寿命をGoogleが宣告し始めているのです。
・そもそも古いスペックでは「現代」を戦えない
「軽いネットサーフィンや文書作成くらいなら、古いPC+flexで十分」
という文言をよく耳にしたのではないでしょうか?
しかし、現実は甘くありません。
ブラウザの要求スペック向上 私たちが日々利用するWEBサービスは、年々リッチで高機能になっています。それに伴い、ブラウザ自体が要求する処理能力も増大。
サービスの足切り 「古いブラウザでいいや」と思っても、セキュリティやサービス向上の観点から、サイト側が古い環境を遮断する可能性が非常に高いです。
例えるなら、
「安全基準が極めて厳しくなった現代の公道を、無理やりハコスカで爆走する」
ようなもの。ロマンはありますが、実用ツールとしては八方塞がりになる未来が目に見えています。
・「中古の延命」が「新品購入」のコストを上回る逆転現象
「じゃあ、もう少し年式の新しい中古PCを買ってflexを入れればいいじゃないか」
と考えるかもしれません。しかし、ここで大きな矛盾が生じます。
flexが快適に、かつ長く動くような「比較的高年式」な中古PCを探すと、その価格は新品の低価格ChromebookやWindowsノートPCが買える金額にまで跳ね上がります。
わざわざリスクを冒してまで、中古PCに新品同等の金を払う……。これはもう「安く済ませる」という手段が目的化してしまっている状態です 。
・まとめ
かつて私が9,000円で購入した「NEC Chromebook Y2」は、本家OSゆえの堅牢性と軽快さで、今も私を支えてくれています 。
一方で、延命を試みた「古いPC + chromeOS flex」の組み合わせには、限界の足音が確実に近づいています。
もちろん、趣味として古いマシンを弄り倒すのは最高に楽しい時間です。しかし、もしあなたが「日常の道具」としてのPCを探しているのなら、
「古いものを、あえて切り捨てる覚悟」
それが必要な時期に来ているのかもしれません。「こんな悩み、最新のPCを買えば一瞬で解決するのに」という、身も蓋もない真実に気づいてしまう前に。
それではまた次回。
