【ショートショート】 なんでもかんでもアップデートすればいいという訳ではない事例を教える未来の授業 《せりふ三題噺》
はい、それでは教科書の146ページを開いて下さい。2025年前後ですね、急速な少子化や社会保障費の高止まり、国際情勢の不安定化などを背景に、旧来のやり方や考え方では乗り切れないのではないかという危機感から、未曾有のアップデートムーブメントが訪れました。
ただ、その中には、えっ!?そんなんもアップデートいきます!?といったものも多くありまして、その一例がページ下の図です。
これですね、一見南国の高級リゾートホテルかなんかみたいですけど、取調室なんですよ。被疑者に極力ストレスを与えないようにアップデートしようということでこうなったと。
すごいですよ。都内の夜景が一望できるオープンデッキでの取調べ、お腹空いたら牛丼やカツ丼頼めて、つゆダク、温玉、ねぎ多めでなどのトッピングも充実、担当するのはやや不自然にテンションの高いビバリーヒルズなんとか白書みたいな金髪の爽やか刑事。で、結局ここで取調べ受けてみたいってことで、犯罪増えたんですね。
こういうところはアップデートしちゃったのに、一番アップデートしてほしい人たちの頭は全くアップデートしなかったという、これ以上なかなかない黒歴史ですね。
ここ、テスト出ますんでよく覚えといて下さい。
*こちらに参加させていただきました🙇♂️
お題
せりふ:ねぎ多めで
三題:牛丼、金髪、デッキ
