「学歴至上主義」は誰が謳っているのか【マウントとコンプは裏表】
昔から「学歴至上主義」と言う言葉を聞きますが、今一つピンと来ない。
というのもまずオイラ自身がスポーツの道を進んできたので、偏差値とは全く別の世界で生きてきたから。
まぁ工業高校から「三流私立大」に何とか引っ掛かったから、自分的には十分かなと思っている。
モロ氷河期世代なので就職活動は確かに大変だったし、試験前の書類審査さえも通らない事も多かったので不利ではあったけど。
でも入社してしまえば、後は「いかに業績を上げられるか」が全てなので、卒業してまで学歴云々を問われる世界は知らないのよ。
いちおう世の中には学閥とかあるみたいだけど、自分が体験していない世界の事まで批評できないなぁ。
そして知り合いの東大生(卒業生も含む)にも学歴を自慢するヤツは1人も居なかったんですよ。
確かに勉強が出来るという事は「ひとつのジャンルにおいて結果を出せるほど努力した証」でもあります。
でもそれはスポーツでもヲタ趣味でも同じだし、好きな事や得意な事に打ち込んできたという意味では同じだと思うんよ。
そういえばバイト先の当時現役東大生の案内で本郷キャンパスに行って、「あれが今年のミス東大だよ」「ウッヒョー、マジ可愛いじゃん」とか言ってバカやって遊んでましたわん。
そん時に唯一コンプを感じたのは、学食メニューの充実度かなぁ。

あ、そうそうそのバイト先でオイラがめっちゃ惚れた女子がおって、全力の告白をして盛大にフラれまして(2回告白して2連敗)・・・彼女が好きだったのはその東大生だったというオチですが、それはまた別のお話。
ちなみにオイラが振られたのは学歴ではなく人間性だ!(あれ?眼から汗が
まぁそんな感じで、漫画やドラマに出てくるようないけ好かない学歴エリートというのに遭った事ないんよ。
もし居たとしても、価値観と住む世界が違い過ぎて、互いに絡むことが無いだけなのかも知れんが。
ちなみにオイラの知る東大生はみな地頭が良いので「学歴だけで渡っていけるほど人生甘くない」という事は分かってるのよ。

さて学歴至上主義において一番得をするはずの東大生がそうは思っていない訳で(とりあえずオイラと関わる人に限り)・・・じゃあ一体誰がこれを謳っているのだろうか?
と思っていた矢先、仲良しのひかるんさんがこんな記事を挙げていましたよ。
まぁ要約すると、配信アプリを起動中に「自称IQ高男」が乱入してきて、参加者に対して次々にマウントを取りまくっていたんですよ。

でも誰にも相手にされず・・・実はその正体は「東大に入りたくても入れなかった学歴コンプの人」でしたというオチ。

でも最後に「俺、東大落ちたし・・・」と告白して落ち込む辺り、彼はそこまで性格の歪んだヤツではないような気もするのよね。
もしオイラがその場に居たら、「まぁまぁ落ち着け、一杯奢ってやるから呑もうぜ」という流れになると思う。
根は素直そうなので、ちゃんと話聞いてやればその辺の「認知の歪み」に自分でも気付けると思うのよ。

恐らくだけど、彼は今の自分に納得がいかなくて満たされていない。
んで、その原因を全て「学歴が無いからだ」と言う結論に結び付けてはいないだろうか?
いやオマイに学歴が有ろうが無かろうが関係なく、他人にマウント取りまくるような人間をアタマがいいと思う人はおらんよ。
実はこれ「ルッキズム」の話にも似たところがあって、容姿を至上主義として掲げている人って、そこまでモテモテの人じゃないのではないかと。
そうなりたくて渇望しているけど、そこまで行けない。
つまり「何者かになりたいけど、成り切れなくてコンプをこじらせている人」なのではなかろうかと。
実はその人が満たされない要因は、「眼が二重じゃないとか、ホクロが邪魔だからとか」そう言う事じゃ無くて、その鬱屈した感情が表に出ていて、それを皆が敏感に感じ取っているからなのでは?

その満たされないモノの原因を全て、「ルッキズム」に結び付けてはいないかい?
勿論、外見もひとつの能力だから評価して然るべきやけど、でもそれだけで人生全てが上手くいくほど甘くはないと思うのですが。
余談だけど、本当のお金持ちほど身なりが質素で、無駄な買い物はせず必要なモノにだけカネを掛けるという話をよく聞きます。
ベンツだローレックスだと身なりや持ち物に必要以上に投資する人ほど、それらを他人にひけらかす。

そもそもホントにそれが欲しくて買った人は他人に自慢なんかしないし、世の中はそれらに興味が無い人もたくさんいる。(オイラだ
一流品を身に付けても自分まで一流になれる訳では無いし、そもそも何を一流と判断するかなんて人それぞれですよねぇ。
ちなみに話を学歴に戻すけど・・・実はオイラ、他人の肩書に興味無いんですわ。
ここnoteもにおいてもプロフほとんど読まないし、その人の文章だけで面白いかどうか判断する。
だからプロのライターだとか学歴がどうだとか、そういう肩書で人のインテリジェンスを測ったりしない。(あくまでも自分の基準が全て
何というかオイラって、本当に凄い人を目前にして劣等感を抱く時はあるけれど、そこでコンプを拗らせる事って稀なのよね。
と言うか、凄い人を見ると「いや、アンタ凄ぇっすね!」と素直にリスペクトしてしまうから、対立構造になりにくいのよ。

そもそも肩書でオイラをひれ伏そうとしても、そういう意図が見えた時点で「コイツつまんねぇ」と判断して距離を取るから、被害を受ける事がないのかも知れません。
ちなみにひかるんさん自身は凄い経歴の人みたいだけど、その価値がどれほどのモノかは、違う世界で生きて来たオイラには良く分りません。
ただその「素直な人間性」が好きなので、よく絡みに行ってるのですわん。
と言う訳で、最後のオチに困ってしまいましたので、YouTubeショートアニメで有名なモモウメの「マウンティングマウンテン」の回を紹介して、この話を締めるとしよう。
https://www.youtube.com/watch?v=mIIZ7nu6Ias
