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great_hosta5196
息子が動き出した夏
6月中旬、息子が「バイクの免許を取りたい」と言ってきた。
親ローンで、免許合宿とバイクをお願いしたいと。
正直、とても迷った。
昼夜逆転の生活。
通信高校にもなかなか足が向かない。
レポートも思うように進まない。
そんな状況で、本当に免許合宿なんて行けるのだろうか。
朝は一人で起きられるのか。
講義をちゃんと受けられるのか。
規定の日数で卒業できず、延長になるんじゃないか。
心配ばかりだった。
それでも送り出すことを決めた。
7月上旬、息子は県外で9日間の免許合宿へ。
結果は、私の心配をよそに、ちゃんとやり遂げて帰ってきた。
朝も起きて、講義を受けて、予定どおり卒業。
その姿を見て思った。
私は「できないかもしれない」と心配していたけれど、息子には息子の力がちゃんとあったんだ。
親の心配と、子どもの力は、必ずしも同じではないんだと教えられた出来事だった。
そして7月末。
念願だったバイクが家にやってきた。
ここ数日は毎日のようにバイクで出かけている。
事故の心配は尽きない。
それでも、家で昼夜逆転の生活を送っていた頃を思うと、大きな変化だと思う。
回復は、ある日突然ではなく、小さな「できた」の積み重ねなのかもしれない。
