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100歳まで使えるファッション🕴️レザースニーカーが一足あればカジュアルだって怖くない


結論

大人の足元は、普通のスニーカーよりレザースニーカーが便利です。
理由は簡単。
歩きやすいのに、だらしなく見えにくいからです。
つまり、レザースニーカーは「楽をしているのに、手を抜いていないように見える」大人の味方です。

ファッション迷子のケンジ、靴売り場で固まる

ケンジはブティックの靴売り場で、白いスニーカーを手にしたまま動かなくなっていた。
「叔父さん、スニーカーって大人が履くと子どもっぽく見えませんか?」
おしゃれな年配の叔父は、黒いレザースニーカーを手に取りながら笑った。
「ケンジ、それはスニーカーが悪いのではない。選び方が若すぎるだけだ」
「靴にも精神年齢があるんですか」
「ある。派手なロゴ、厚すぎる底、謎の未来感。あれは足元だけ宇宙旅行に出ている」
「僕、地球にいたいです」
「なら、レザースニーカーだ」

レザースニーカーは、大人のカジュアル許可証

「普通のスニーカーと何が違うんですか?」
「布やナイロンのスニーカーは軽快だが、休日感が強い。レザーは少し品が出る」
「つまり、ちゃんとして見える?」
「そうだ。ジャケットにも合う。ニットにも合う。きれいめのパンツにも合う。しかも革靴ほど堅くない」
「革靴は、少し気合いが入りすぎます」
「その通り。革靴は“本日は正式に参りました”という顔になる。レザースニーカーは“自然体ですが、失礼はしません”という顔だ」
「靴が挨拶してくれるんですね」
「大人の靴は、だいたい本人より先に挨拶している」

白のレザースニーカーは清潔感の武器

ケンジは白のレザースニーカーを見た。
「白って汚れませんか?」
「汚れる。だからこそ、手入れしている人に見える」
「逆に面倒では?」
「大人の清潔感は、面倒を少し引き受けるところから始まる」
「名言っぽいですね」
「靴が汚れていると、どれだけ服が良くても足元で会議が否決される」
「そんなに厳しいんですか」
「足元は最終審査だ。白のレザースニーカーは、手入れされていれば非常に強い。黒ジャケットにも、ネイビーにも、グレーにも合う」
「万能ですね」
「ただし、真っ白すぎて新品感が強いと、少し照れる。履き慣れた清潔感が理想だ」

黒のレザースニーカーは落ち着きの味方

ケンジは黒のレザースニーカーも手に取った。
「黒はどうですか?」
「黒は便利だ。足元が締まる。特に大人には使いやすい」
「白より無難ですか?」
「無難というより、静かに強い。白は爽やか、黒は落ち着きだ」
「黒なら汚れも目立ちにくいですね」
「そう考えるところが、ケンジらしい」
「褒めてます?」
「少しだけな。ただ、黒でもホコリや傷は見える。油断すると“疲れた靴”になる」
「靴も疲れるんですね」
「持ち主より先に疲れて見えることもある」

避けたいのは、主張の強すぎるスニーカー

ケンジは棚の奥にある、かなり派手なスニーカーを見つけた。
「これ、個性的ですね」
叔父は即答した。
「それは個性ではなく、足元の記者会見だ」
「そんなにしゃべりますか」
「かなりしゃべる。服より先に靴が自己紹介を始める」
「じゃあ、大人は地味な方がいい?」
「地味ではない。上品に控えめ、がいい」
「難しいですね」
「簡単だ。最初の一足は、余計な飾りが少ないものを選べばいい。ロゴは小さく、形は細すぎず太すぎず、色は白・黒・濃いネイビーあたり」
「靴にも“話しすぎない力”が必要なんですね」
「ある。沈黙できる靴は強い」

パンツとの相性がすべてを決める

「レザースニーカーを買えば、何でも合いますか?」
「また万能信仰が出たな」
叔父は笑った。
「靴だけ良くても、パンツの裾がだらしないと台無しだ」
「裾ですか」
「そう。裾が長すぎて靴にかぶると、せっかくのレザースニーカーが見えない。逆に短すぎると、足首が主張しすぎる」
「足首にも出番の調整があるんですね」
「ある。大人の足首は、出しすぎると休日感が強くなる」
「では、少しだけ見えるくらい?」
「それでいい。パンツは細すぎず、太すぎず。靴がきれいに見える幅がいい」

ジャケットに合わせると大人の休日になる

ケンジは黒ジャケットにレザースニーカーを合わせてみた。
「叔父さん、これなら休日の打ち合わせにも行けそうです」
「行ける。しかも、堅すぎない」
「革靴だと仕事っぽくなりすぎますね」
「そうだ。レザースニーカーは、仕事と休日の間に橋をかける靴だ」
「橋ですか」
「革靴側に寄ればきちんと見える。スニーカー側に寄れば歩きやすい。つまり、両方のいいところを少しずつ持っている」
「なんだか税務の折衷案みたいですね」
「そうだ。ただし、靴に別表は不要だ」

100歳まで使える理由

「叔父さん、レザースニーカーって本当に100歳まで使えますか?」
「使える。むしろ年齢を重ねるほど、歩きやすさと品の両立が大切になる」
「たしかに、革靴ばかりだと疲れます」
「若い頃は我慢もファッションの一部だったかもしれない。だが、大人は違う。無理なく上品に見えることが大事だ」
「楽をしてもいいんですね」
「楽をするのはいい。ただし、だらしなく見えてはいけない」
「その境界線がレザースニーカーですか」
「その通り。歩ける。疲れにくい。しかも、きちんと見える。100歳現役には、なかなか頼もしい靴だ」

ケンジの結論

ケンジは白のレザースニーカーを履いて、鏡の前に立った。
「叔父さん、足元が軽いのに、ちゃんとして見えます」
「それがレザースニーカーの仕事だ」
「普通のスニーカーより大人っぽいですね」
「そうだ。カジュアルなのに、逃げていない」
「逃げていない靴」
「いい言葉だ。ファッション迷子の第一歩にふさわしい」
「第一歩が靴なのは、理にかなっていますね」
「その通り。ただし、最後にひとつ」
「何ですか?」
「白いレザースニーカーを買ったら、汚れを放置するな。清潔感は買った瞬間ではなく、手入れで続く」
「靴磨きもファッションですか」
「もちろんだ。大人のおしゃれは、買った後から始まる」

まとめ

レザースニーカーは、大人のカジュアルを支える便利な一足です。
白なら清潔感。
黒なら落ち着き。
シンプルな形なら、ジャケットにもパンツにも合わせやすい。
大切なのは、派手すぎないこと。
清潔に保つこと。
パンツの裾とのバランスを見ること。
レザースニーカーは、楽をしながら品を失わない靴です。
100歳まで現役で歩くなら、足元にも「知性」と「余裕」が必要です。
その最初の一足として、レザースニーカーはかなり頼れる相棒になります。

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