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【CWの歩き方 第31弾】クラウドワークスに潜む“行政プロポ偽装”案件の実態 〜元役所職員が解説する、公共デザインの中抜き構造〜

はじめに

ある日クラウドワークスを眺めてて、「お、公共案件や!」って思った人、いてるやろ?
わたしも最初そう思た。
でもこれな、市が出したプロポーザルを丸ごとコピーして「自分が応募するための素材集め」に使っとる業者やってん。

被害者は、まじめに公募した役所と、知らずに応募したワーカー
今回は、元役所の中の人目線で、この中抜きの実態と防ぎ方をまとめておくで。


1何が起きてるんか、ざっくり言うと

構図はこんな感じや👇

  • 市は正式にプロポーザルを公告(上限100万円〜150万円くらい)

  • それを見た業者が、クラウドソーシングで「案を募集」

  • ワーカーが3万円でデザイン案を出す

  • 業者はその案を自社のものとして市に提出

  • 採択されたら、本契約の100万円以上をがっつり受け取る

ワーカーの受け取り:3万円。
業者の取り分:100万円以上。
ワーカーの名前は、市の書類には出てこん。
──これが現実。


2こういう案件の見分け方

応募前に、まずこれだけは見ときや。

  • 市名がそのまま出てる
     → 行政が直接CWで出すのは超レア。要注意。

  • 掲載期間が短すぎる(例:8日掲載・13日締切)
     → だいたい“代理応募用の突貫募集”。← 多分知識のある人にみつかるんを危惧して、サッと集めてスッと消える腹つもり

  • 報酬が安いのにやたら要求が多い
     → “提案だけ欲しい”パターン。

  • 「市への提案候補に選定」などの文言
     → ほぼ間違いなく業者経由。

  • 入札資格・登記・納税証明などの説明がない
     → ワーカーでは本来出せん。プロポ資格ナシ。

違和感を感じたら、まず疑うこと。


3役所も被害者やねん

役所は真面目に募集してる。
でも中抜き業者が間に入ると、こうなる👇

  • 修正依頼が 役所 → 業者 → ワーカー の構図「伝言ゲーム」で倍増

  • 提出された資料の出所が不明

  • 契約上のトラブル(再委託違反)のリスク

  • 品質が安定せず、市民からの信頼も下がる

つまり、役所もワーカーも損しかしない。
そして得するのは、間に座っとる業者だけ。


4ワーカーが今できる対処

  1. 公式サイトの公示とCWの文面を照らし合わせる。

  2. 応募時に「成果物の著作権・利用範囲」を明記する。
     → 「採用時は別途契約・無断転用不可」と書いてOK。

  3. スクショを保存。運営や自治体に通報。

  4. 「なんか変」と思ったら応募しない勇気を。

著作権を守るための一文(例)

この提案は採用時も著作権は私に帰属します。
第三者への提出・利用は事前の合意が必要です。

短くても、これがあるだけで違う。


5行政への提言

市の人も、もしこれ読んでたら言いたい。
もう自分たちでCW使おう。某自治体は実践してる。実際に案件募集も出てる。登録業者とかに拘っとる時代じゃないよ。

業者を挟むより、

  • コスト削減

  • 修正が早い

  • 市民クリエイターに直接発注できる

ええことだらけや。
会計課も「業務委託費(手数料込み)」として処理すれば通る。
前例ができたら、他の自治体も追随できる。


6さいごに

ワーカーのデザインは、あんたのもんや。守りや。
行政も、正しいルートで正しく発注しよ。
ほんま、誰も損せんやり方はあるんやから。

桃太郎侍の一言:
「市も、ワーカーも、騙されたらあかん。税金つかうプロポは正しくあれ。」


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