見出し画像

散歩道

街路樹のハナミズキ、
いつの間に満開に?

花びらに見える部分は実は花びらじゃないらしい。
総苞片という葉っぱの一種らしい。
ハナミズキ→鼻水木
と変換してしまうほど花粉症に悩まされるこの季節。


手入れの行き届いた花壇は美しい。
地元の公園愛護会の人たちが丹精しているようだ。

カラフルで華やかで、
気持ちも明るくなるけれど、
つくり込まれた人工美はときき息苦しく感じられることもある。

人間ってワガママなものですね。

緑の季節

赤い葉はアクセントになり、新緑の中でひときわ映えます。

新聞に連載された向井千秋さんの『私の履歴書』の中のあるエピソードを思い出しました。

日本経済新聞2025年9月朝刊

向井さんは小学生時代に、グリーンのランドセルで通学していたそうです。
今でこそ、ランドセルはカラフルになりましたが、当時は珍しかったことでしょう。

あるとき学校でランドセルを「ガマガエル」とからかわれ、泣いて帰り、お父さまに叱られたそうです。
自分が選んだ色だろう、と。

次第に自分だけの特別なランドセルと思えるようになり、

多数に埋もれるのではなく、ユニークな存在になることが大事だ、と気づいたのはこのときだ。
と、この回は結ばれています。

この記事のこの部分がとても印象に残っています。


山吹を見ると、父が山吹と太田道灌の逸話を教えてくれたことを思い出します。


山吹の黄色は山吹色、
桜の薄桃色は桜色、
菫の紫は菫色、
藤の花の薄紫は藤色、
じゃあ、バラ色ってどんな色?

人生いろいろ、
バラ色もいろいろ。



木の幹の模様もよくよく眺めると個性があります。

拓本が取りたくなる


こういう幹を見ると、
「木の股から生まれてきたわけじゃあるまいし…」

決まってこのフレーズを思い出すのはわたしだけでしょうか。


人の頭の中は外からは見えない。
どこまでも無限に広がる自由な空間。
何を考えても罰せられることはない。


散歩中に無心になるなんて、
わたしには到底無理です。


JUDY AND MARY 『散歩道』