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汗ばむ季節を気持ちよく過ごすために|30代会社員のニオイ・汗ケアの基本

夏が近づくと、毎年ひそかに気になり始めることがあります。それは、自分の汗とニオイです。

満員電車やエアコンの効きづらい会議室で、ふと「自分、大丈夫かな」と不安になる。隣の人にどう思われているか気になって、落ち着かないこともあります。20代の頃はあまり考えなかったのに、30代になってから人一倍気にするようになりました。

加齢とともにニオイが変わる、という話を聞いてから、余計に意識するようになったのかもしれません。

この記事は、専門家ではない一人の生活者として、汗とニオイのケアについて調べたり試したりしてたどりついた基本を整理したものです。特別なことはしません。毎日のちょっとした習慣で、不快感はだいぶ減らせるというのが、やってみての実感です。


まず知っておきたい、ニオイの正体

調べていて意外だったのが、汗そのものは基本的に無臭だということでした。

ニオイが生まれるのは、皮膚の上で汗や皮脂と、もともと肌にいる菌が混ざり合ったときだそうです。つまり、汗をかくこと自体が悪いのではなく、かいた汗を放置して菌が繁殖することが、ニオイの主な原因なのですね。

汗にもいくつか種類があって、サラサラした汗とベタついた汗では、ニオイの出やすさが違うとも言われます。ベタつく汗ほど皮脂を含みやすく、菌のエサになりやすいのだとか。同じ「汗」でも中身が違う、というのは目からウロコでした。

これが分かると、対策の方向性が見えてきます。汗をこまめにリセットして、菌が増えにくい清潔な状態を保つこと。これが全体を貫く基本になります。

会社の同僚で、夏でも涼しい顔をして爽やかな人がいます。何か特別なことをしているのか聞いてみたら、「こまめに汗を拭いて、朝はちゃんと洗ってるだけ」とのことでした。やはり、地味な積み重ねがものを言うようです。

逆に言えば、高価なアイテムをそろえなくても、基本を押さえれば十分に対策できるということでもあります。僕はつい新しいグッズに頼りたくなるタイプですが、まずは今日からできる習慣を整えるほうが先だと、調べていて気づかされました。

基本その1:とにかく清潔に保つ

いちばん効くと感じたのが、シンプルに清潔を保つことでした。

特に朝のシャワーは効果が分かりやすかったです。寝ている間にも人は汗をかいていて、その汗や皮脂が朝の体臭のもとになるそうです。朝に1分でもさっと流すだけで、日中の不快感がかなり違いました。

夜の入浴では、ニオイが出やすい場所をていねいに洗います。ただし、ゴシゴシこすりすぎると肌を傷めて逆効果になることもあるので、よく泡立てて優しく洗うのがいいと教わりました。

汗をかいたあとに放っておかないことも大切です。デスクに汗拭きシートを常備して、外回りから戻ったときや昼休みにさっと拭く。これだけでも、午後のリセット感がまるで違います。

汗拭きシートを選ぶときは、メントールの清涼感が強いものから、無香でさっぱり拭けるものまであります。香りでごまかすより、汗と皮脂をきちんと拭き取れるかどうかで選ぶほうが、結果的にニオイ対策になると感じています。

それから、拭くときはゴシゴシ往復させるより、押さえるように一方向で拭き取るほうが肌にやさしいです。拭き取りも肌のケアと同じで、こすらないのが基本なのだと、調べていくうちに知りました。力任せのケアは、どこであっても逆効果になりやすいようです。

基本その2:制汗剤は「使うタイミング」が肝心

制汗剤やデオドラントは、多くの人が使っていると思います。でも、使い方で効果が変わるというのは、僕も最近まで知りませんでした。

ポイントは、汗をたっぷりかいた状態で塗っても、あまり効かないということです。汗で流れてしまううえ、肌が清潔でないと十分に働かないのだそうです。

いちばん良いのは、入浴直後など肌がいちばん清潔なタイミングで使うこと。夜のうちに塗っておくと、翌日まで効果が続くタイプもあると、ドラッグストアで教えてもらいました。

スプレー、ロールオン、スティックなど形もいろいろあります。出先でさっと使いたいのか、朝にしっかり仕込みたいのかで、合うタイプは変わります。自分の生活リズムに合うものを選ぶのが、続けるコツだと思います。

ざっくり言うと、スプレーは広い範囲にさっと使えて爽快感があり、ロールオンやスティックは肌に密着してじっくり効くイメージです。汗を抑える成分が入ったタイプと、ニオイの菌を抑えるタイプがあり、自分の悩みがどちら寄りかで選ぶと失敗しにくいと教わりました。

ちなみに、塗りすぎても効果が倍になるわけではありません。適量を清潔な肌に、が基本です。僕は最初、不安でつい多めに塗っていましたが、かえって白く残ったりして逆効果でした。

基本その3:気になる場所で、対策を変える

ひとくちにニオイ対策といっても、場所によって出やすさも対策も違います。

まずワキです。汗腺が多く、菌も繁殖しやすい場所なので、いちばん対策の効果が出やすいところでもあります。清潔に保ったうえで制汗剤を使うのが基本です。

次に意外と見落としがちなのが頭皮です。頭皮は皮脂が多く、汗もかきやすいので、ニオイの発生源になりやすいそうです。自分では気づきにくいぶん、念入りにケアしたいところです。シャンプーで皮脂をためこまないこと、枕カバーをこまめに洗うことも効くと聞きました。

足のニオイも、夏は革靴の中で蒸れて気になりがちです。同じ靴を毎日履かず、何足かをローテーションして乾かすだけでも、だいぶ変わります。靴用の消臭スプレーや、汗を吸う中敷きを使うのも手軽で効果的でした。靴下を5本指タイプにしたら蒸れが減った、という同僚もいました。

もうひとつ、見落としがちなのが衣類に残るニオイです。胸元や背中など、汗が直接しみ込む場所は、体を洗うだけでなく服のケアもセットで考えると、より効果が出やすいと感じます。

つまり、ニオイ対策は一か所だけ頑張るより、出やすい場所をまんべんなく軽くケアするほうが、結果的にうまくいくということです。苦手な一点集中より、全体をほどほどに。これは続けるうえでも楽な考え方でした。

服や持ち物の工夫も、地味に効く

体のケアだけでなく、身につけるものの工夫も効果がありました。

汗をかいたシャツをそのまま着続けると、そこで菌が増えてニオイがこもります。夏は吸湿性や速乾性のあるインナーを一枚はさむだけで、汗が肌に残りにくくなり、不快感が減りました。

洗濯にも少し気を配るようになりました。汗をかいた衣類をためこむと、生乾きのニオイがつきやすいので、なるべく早めに洗う。これは妻に「夏の洗濯物はためないほうがいいよ」と言われて意識するようになったことです。

替えのシャツやインナーを一枚カバンに入れておくと、汗をたくさんかいた日に着替えられて安心です。ニオイは出てから消すより、出にくい状態を保つほうがずっと楽だと感じています。

食べものや生活習慣も、実は関係している

体の外側のケアばかり気にしていましたが、調べていくうちに、内側からの影響も無視できないと知りました。

たとえば、脂っこい食事が続くと皮脂の分泌が増えて、ニオイのもとになりやすいそうです。にんにくやアルコールなど、ニオイに直結しやすいものもあります。もちろん、楽しみを我慢しすぎるのも違うと思うので、ここは「続いたら少し控える」くらいの感覚で十分だと考えています。

意外だったのは、睡眠やストレスも関係するという話でした。疲れがたまると体の巡りが落ちて、ニオイが強くなることがあるとのこと。きちんと寝て、こまめに水分をとる。そんな当たり前のことが、めぐりめぐって体臭ケアにもつながっているのですね。

野菜や水分をしっかりとるようにしてから、夏の終わりの疲れ方が少し違う気がする、と妻とも話しています。あくまで実感の範囲ですが、体の内と外の両方から整えると、気持ちにも余裕が出てきます。食事や睡眠は健康そのものの土台でもあるので、ニオイ対策のためというより、暮らし全体を整える延長で考えると無理なく続けられます。

自分では気づきにくいからこそ、対策しておく

ニオイのやっかいなところは、自分ではなかなか気づけないことです。

毎日同じニオイの中にいると、鼻が慣れてしまって、自分の体臭は感じにくくなるそうです。だからこそ、「気づいたら対策する」ではなく、「気づかなくても基本のケアを続けておく」ほうが安心だと思うようになりました。

僕の場合は、ときどき妻に正直なところを聞くようにしています。指摘されると少し気まずいですが、外で恥ずかしい思いをするよりずっといい。家族の率直な感想は、何よりのチェック機能だと感じています。

職場でも、夏になるとこの話題がちらほら出ます。みんな口には出さないだけで、案外気にしているものなんですよね。だからこそ、お互いに気持ちよく過ごせるよう、最低限のエチケットとして整えておきたいところです。

逆に、相手のニオイが気になっても、それを指摘するのはとても難しいものです。だからこそ、言われる前に自分で整えておくことが、大人としての気づかいなのかなと思うようになりました。身だしなみの一部として、肩の力を抜いて続けていけるといいですね。

やりすぎ注意と、続けるコツ

最後に、気をつけたいことを挙げておきます。

気にするあまり、洗いすぎたり制汗剤を塗りすぎたりするのは逆効果になることがあります。肌が乾燥して荒れると、かえって調子を崩してしまうからです。あくまで清潔を保つ範囲で、ほどほどにするのが長続きのコツです。

それから、汗をかくこと自体を悪者にしないことも大事だと思います。むしろ、日頃から適度に汗をかいて汗腺を働かせているほうが、ベタつかないサラッとした汗になりやすいとも言われています。運動不足で汗をかき慣れていない人ほど、ニオイの強い汗になりやすいそうです。

エアコンの効いた部屋にこもりきりで、まったく汗をかかない生活も、実はあまり良くないのですね。僕も在宅ワークの日は動かないので、意識して軽く体を動かしたり、湯船につかって汗を流したりするようにしています。これは肩こり対策にもなって一石二鳥でした。

完璧を目指すと疲れてしまうので、できる日にできることをやる、くらいの気楽さがちょうどいいと思います。気にしすぎてストレスをためるほうが、かえって体には良くないかもしれません。

SNSのDMで「夏のニオイ、何からやればいい?」と相談を受けることもあります。そのときに伝えるのは、いきなり全部やろうとせず、まずは朝シャワーと、清潔なときの制汗剤、この2つから始めてみては、ということです。

まとめ:清潔をキープすれば、夏はもっと快適になる

汗とニオイのケアは、難しいことではありませんでした。汗自体は無臭で、原因は放置による菌の繁殖。だからこそ、清潔をこまめに保つことが何よりの対策になります。

朝シャワーで一日をリセットし、制汗剤は清潔なときに使い、ワキ・頭皮・足など場所ごとに気を配る。服や着替えの工夫も足していく。どれもすぐにできることばかりです。

振り返ると、僕がやっていることはどれも特別ではありません。けれど、なんとなくやるのと、原因を理解したうえでやるのとでは、続けやすさも安心感もまるで違いました。

ニオイを気にしてびくびくするより、基本を押さえて気持ちよく過ごせるほうが、夏はずっと楽しくなります。汗をかくのが気持ちのいい季節でもありますから、必要以上に神経質にならず、清潔を保つ習慣だけ整えて、夏のおでかけや週末を楽しみたいですね。同じように気になっている方の、参考になればうれしいです。

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具体的にどんなアイテムを選べばいいか迷ったら、生活者目線で選んだものをまとめた記事もあります。あわせてどうぞ。

AKI
30代会社員。妻と二人で東京の片隅で暮らしています。僕たちの趣味は「ちょっとだけ、日常をアップグレードすること」。グルメ、旅行・おでかけ、便利な商品、など...
このnoteは、そんな僕たちの「やってみて良かったこと」の備忘録です。

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