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uzumakifuuko
落ち葉
「朝から、落ち葉を掃いてくれていました」
教頭先生から聞きました。
暦の上では春なのですが、2月の寒い朝のことです。
本校の玄関付近は、緑に囲まれているので、その分落ち葉が多いのです。趣があるといえばあるのですが、子どもの通路や、お客さんや職員の駐車場に散乱してしまいます。
その落ち葉を、出勤した職員2人が掃いてくれていたというのです。落ち葉が濡れると、滑って危険なのです。
氷点下。風も相当強かった朝のことです。もちろん、勤務の始まる前の時間帯です。私は、何事もなかったかのように、車を停めていました。何も気づきませんでした。当たり前のように、きれいになった駐車場を歩いていたのです。
普段何気なく過ごしている毎日。誰かが、自分の知らないところで、やってくれていることがあるんですね。気づいているようで、気づけなかったことが、他にもあるかもしれません。
私は、学校にあるカメラをもち、玄関先に向かいました。
きれいな通路や駐車場を写真に収めようとしたのです。ファインダーを覗きましたが、結局シャッターは押しませんでした。
「この風景は、私の記憶に残そう」
☆見ているようで、見えていなかった景色を綴った記事です。よろしければ、ご覧になってください。
