週刊金融日記 第654号 祝中国ビザ免除復活!メインランド旅行はこれだけ備えれば大丈夫、中露両輪失い欧州失速、香港のおすすめレストランとアクティビティ、海外移住の傾向と対策、他
// 週刊金融日記
// 2024年11月26日 第654号
// 祝中国ビザ免除復活!メインランド旅行はこれだけ備えれば大丈夫
// 中露両輪失い欧州失速
// 香港のおすすめレストランとアクティビティ
// 海外移住の傾向と対策
// 他
こんにちは。藤沢数希です。
迷っていたのですが、僕のMacBookは4年以上も前のもので、電池もへたってきたので、仕方ないので新しいMacBook Proを買いました。M4チップです。さすがに快適ですね。
iPhoneといっしょで、iCloud使って、乗り換えのデータ転送とか一気にできるみたいなんですが、僕はいろいろいらないアプリケーションをインストールしたり、アンインストールしたり、だいぶ汚くなってしまっているのが買い替えの理由でもあるので、新しいラップトップPCとして、一から環境構築しています。以下のスレッドが備忘録的にその実況中継です。
★MacBookでiCloudで一発コピーをせずに、最初から環境を構築中です。備忘録的にこのスレッドにまとめました。
https://x.com/kazu_fujisawa/status/1859949765959766034
最近はだいたいのサービスがWebなんで、Chromeの場合、Googleのアカウントと紐づいているので、意外と簡単に乗り換えられました。なんか独占禁止法で、GoogleはChromeを分離しろ、と言われているようですけどね。どうなることでしょうか。
Googleは比較的Evilでない会社なんですが、見栄の張り合い合戦を煽り人々の心を蝕み続けるInstagramを運営し、詐欺広告など何年もFacebookに載せまくって犯罪組織に加担しているMeta社の方が、サイバースペースの海賊企業みたいになっているんで、こっちを厳しく取り締まった方が人類のためだとは思うんですけどね。
●グーグルからの「Chrome」切り離しが複雑で困難な理由
https://forbesjapan.com/articles/detail/75248
今週も読者から興味深い投稿がいくつもあります。見どころは以下のとおりです。
-年末年始に香港に滞在するのでおすすめレストランやアクティビティなどご教示ください
-ビットコインなどの暗号資産を安全に保管する方法について
-既婚ですが独身と言って街コンで知り合ったメンヘラ女性と関係を持ったところトラブルになっております
-日本で燻らず海外に出ましょう
それでは今週もよろしくお願いします。
1.祝中国ビザ免除復活!メインランド旅行はこれだけ備えれば大丈夫
基本的に日本の政治は、よく言えばアメリカの同盟国、悪く言えばアメリカの属国、リアルズムで言えばアメリカ覇権防衛のために太平洋の最前線で中国とロシアに対するための二重封じ込め戦略の要、という枠組みの中で、いろいろ上の都合で、反中と親中(これもアメリカに怒られない範囲までに限られます)の間を揺れ動くわけですが、岸田首相の時は反中に一気に振り、その反作用として、いろいろ中国政府の報復制裁を受け、日本人の中国短期滞在のビザ免除が停止されました。
それで短命になると方々から囁かれている石破首相に変わり、また、アメリカファーストのトランプ大統領になり、以上の大きな枠組みは変わらないもののいろいろとバランスが変化し、中国政府と日本政府に若干の歩み寄りが見られ、その一環として、日本人の中国入国ビザ免除が復活しました。
●中国、日本人の短期ビザ免除 今月末から再開、30日滞在可
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024112200930
さて、僕は最近でこそ日本を代表する国際政治学者のひとりとして、さまざまなオピニオンを述べていますが、昔はそうでもなかったんで、香港人の知り合いと高速鉄道で深センに行こうという話になった時に、日本と中国の外交関係が悪化していて、日本人のビザ免除がなくなっていることなどつゆ知らず、人生初の国外退去処分を喰らいました(笑)。
★香港の西九龍に高速鉄道の駅があるのですが、そこは駅の中はおそらく法的にはすでに中国本土という扱いで、鉄道のチケットでいろいろゲートを越えた後に僕はビザがないからダメだってことになり、ぜんぜん違う職員用の通路から本格的な国外退去になりましたわ。
https://x.com/kazu_fujisawa/status/1700443304415178969
国外退去させられた後、皇崗口岸(ファンガンコアン、Huanggang Port)というバスでしか行けない香港⇔深センのボーダーでアライバルビザが発行されていると知り、なんとかここから深センに行きました。その後もこのボーダーから何度か深センに行きました。たしか、その場でもらえるビザは1回4,000円ぐらいだったと記憶しています。また、香港民の間で、物価の安い深センに買い物に行くという「北上消費」が大流行して、他のメジャーなボーダーは混んでいるのですが、意外にもこのバスでしか行けない不便なところが穴場で、早いうちにここを知れたのは結果的には良かったです。
『週刊金融日記 第576号 AlipayHKをインストールして深センに行ったら新世界への扉が開いた』
香港に住んでいる外国人は、何度でも中国本土に入れるビザを取れるという制度がほどなく始まって、僕は書類揃えて、わざわざ2万円ぐらい払って、2年間有効のビザを取りました。正直、今回の日本人のビザ免除のニュースは、複雑な気持ちなわけです。こうして、僕のささやかな特権(=Privilege)が失われてしまうわけですからね……。
しかし、気を取り直して、このメルマガで中国本土旅行情報をたまに配信していこうと思い直しました。というのも、円安で、たいていの海外旅行は日本人には割が合わなくなってしまっているのですが、中国本土は日本より物価がだいぶ安く、航空券はかなりの激安で、世界の工場である中国本土は買い物天国の上に、中華料理はめちゃくちゃ美味しく、また、社会情勢的に重要なことを学べるという点で、日本人にとって、素晴らしい海外旅行の条件をすべて満たしているからです。
この巨大な非西側経済圏が、僕たちが慣れ親しんでいる西側経済圏と何が違うのかというと、一番の違いは決済システムですね。決済関連は、アメリカの多国籍企業に、西側諸国はもちろん、日本や韓国や香港や東南アジアの国々も席巻されてしまっているので、良くも悪くも、勝手が同じです。ほとんどのお店で、VisaかMastercardで決済できるわけです。そのたびに、アメリカ企業にちゃりんちゃりんと手数料が入ります。
これが中国本土ではどうなるかというと、Alipay(支付宝)かWeChat Pay(微信支付)になり、中国本土での旅行が成功するかどうかは、これの設定がちゃんとできているかにかかっています(日本のクレジットカードが登録できるようになりました)。
他にもいろいろあるので、今週は中国本土旅行のための勘所をまとめて、皆さんのために、新世界への扉を開こうと思います。
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