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大人がまた行きたい場所に、家族を連れて行く|育児日記|パパの子育て|木育

「次のお出かけ、どこ行く?」

妻と相談するとき、
僕はいつの間にか「子どもが楽しめそうな場所」を検索するようになっていた。

キッズスペースはあるか。ベビーカーは入れるか。雨でも大丈夫か。
いつからそんな検索ワードばかりになったんだろう。

親にとっては当たり前。それ自体は悪いことじゃない。
ただ、ある日ふと思った。あれ?自分が行きたい場所って、どこだっけ。


大人が行きたいから、行ってみた

先日、三重県多気町にある複合リゾート施設「VISON(ヴィソン)」に家族で行ってきた。

正直に言う。
行こうと思ったのは、自分と妻が行きたかったから。

近未来的な建築と、地元食材と有名料理人が組み合わさった美食ストリート。薬草研究をベースにした温浴施設。スペインのサンセバスチャンと友好関係を結んだことでオープンしたバル。東京ドーム24個分の広大な敷地に、ホテルや温浴施設、体験型店舗など約70店舗が出店する複合施設だ。
なんかスゴイ😳

子どもたち(👦4歳と👶2歳)はというと、
開始5分でパンを発見し、その後おにぎりを食べ、ソフトクリームを食べ、キッズスペースで遊んで、帰り際にまたパンを食べた。以上。

でも、それでよかったと思う。

キッズスペースは「合格点」、でもそれ以上が大事

構内には木材をふんだんに使ったキッズスペースがあり、「木育」を謳っていた。

木育って、、、、なんか、いいですよね←わかってない。

木育とは、
2004年に北海道庁が提案した教育概念で、幼少期に「木や森、人との関わりを経て豊かな心を育てる」という目的で発足されたもの。
子どものころから木を身近に使っていくことを通じて、人と、木や森との関わりを主体的に考えられる豊かな心を育む、というのが基本的な考え方。

木の肌触り、香り、温もり。木のおもちゃは子どもの手に優しく創造力を刺激し、木の温かみや香りはリラックス効果と安心感をもたらすとされている。
息子たちが無心で走り回っていたのは、あの空間が持つ力だったのかもしれない。

正直、キッズスペースの満足度はかなり高い方だと思う。

でも僕の中では「合格点」という表現がしっくりくる。←何様?笑

子連れで行く場所として、キッズスペースは「あって当然」の土台。←何様なのよ。

本当に大事なのは、そこから先。大人も楽しめるかどうか
その意味で、VISONは最高だった。

大人のテンションは、子どもに伝染する

近未来的な建築の中を歩きながら、僕のテンションは普通に上がっていた。

写真をたくさん撮った。子どもの写真じゃなく、雰囲気や建物の写真を。「こんなとこ、あるんだよ」と誰かに言いたくて。

この感覚、久しぶりだった。

思えば、子ども中心のお出かけが続いていた時期、たまに自分の目が死んでいることがあった。場所が悪いわけじゃない。子どもは楽しそう。
でも自分は…という状態。あれ、子どもにも、たぶん伝わっている。

逆もそうだ。大人が本気で楽しんでいると、子どもは自然とそちらに引き寄せられる。

VISONの木組みの建物に僕が感動していると、
おにぎりをほおばっていた4歳の息子がふらっと近づいてきた。

👦「パパ、すごいね!」

説明したわけじゃない。僕のテンションが移っただけだ。

大人のテンションは、子どもに伝染する。
子ども中心で頑張るより、大人が本気で楽しんでいる方が、家族全体が楽しくなる確率は高い気がしている。

「大人中心」でいい、という話

木育の考え方の中に、こんな視点がある。

木にふれることで「木について知りたい」という想いが生まれ、
大人と一緒に感じた「共感」が子どもの社会性を育てる、というもの。

大人が何かに夢中になっている姿を見せること。
それ自体が、子どもへの教育になる

VISONはもともと、地元産の木材を使った建物が配され、「美しい村」を体現することを目指した施設だ。
伊勢神宮の式年遷宮にならって、20年ごとに木材を張り替えていくという構想もある。木を使い、木を育て、また使う。そのサイクル自体が、ひとつの生き方を示している気がした。

帰り際、、、

👨「また行きたいね」

👩「うん、また来よう」

👦👶「Zzzzzzzzzz😴」

子どもたちは車に乗った瞬間、爆睡。

これでいい。
これが、家族のお出かけだと思う。

子どもが楽しめれば合格。大人も楽しめたら、最高。

「大人が行きたい場所に、家族を連れて行く」
そういう選び方が、実は子どもにとってもずっと記憶に残る旅になるんじゃないかと、VISONの帰り道に思った。




次のお出かけ、どこ行く?

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