『ドラゴンの泪』 #3つのお題に空想のひらめきを【第38回】
🍊第38回 3つのお題
🎈お題①:「夜を売る屋台」
🐾お題②:「三日月の鍵」
⏳お題③:「名前を忘れたドラゴン」
お題④イラストから空想した世界
🎈お題①:「月に帰れなかったかぐや姫」
🐾お題②:「七つ目の井戸」
⏳お題③:「風を集めるおばあ」
お題④イラストから空想した世界
*お世話になっております。
今回は、なんと、ぜ~んぶまとめて参加させて頂きます。
荒唐無稽のお話で失礼します。宜しくお願い致します。<(_ _)>~✨
*待ち続けた日々
《 月に帰れなかったかぐや姫 》の涙の一粒が
井戸の底に浮かぶ《 月 》に落ちた。
姫の哀しみの滴は通りがかりの風に乗って
空に舞った・・・・
誰もが夢見る《 夜を売る屋台 》の傍で
《 風を集めるおばあ 》が《 三日月の鍵 》で
悠久の時を経た《 七つ目の井戸 》の蓋を開けた。
井戸の中で籠もっていた風は夜に弾けた☆
☆☆☆☆☆
風の声を聴いた《 名前を忘れたドラゴン 》が
・・・・微かに
忘れていた記憶の欠片を呼び覚ました。

遠い遠い日に・・・・
月を恋う哀しみの声を聴いたこと。
置き去りにされたままの《 かぐや姫 》の想いを乗せて
《 月 》まで送り届けた事・・・・・☆
( 思い出した! ・・・・使者の役目をワシに?! )
なんの泪なのだろう?
ドラゴン の眼から大粒の滴が垂れて・・・
《 八つ目の井戸 》に落ちた☆
待っていたように・・・おばあ が、井戸の蓋で
《 風 》に運ばれたドラゴン の泪を封じた。
おばあ の命は、再びこの井戸の蓋を開けるまで保たれる・・・・
かつてドラゴンが《 月 》にまで届けてくれた
私の《 想い 》は、本当に届いたのだろうか?
私の故郷の《 月 》に何があったのだろう?

おばあ は、どうしても確かめたかった。
だからこそ悠久の時を生き続けて・・・
ドラゴンを待っていたのだ。
☆☆☆
満月に・・・小さなドラゴン のシルエットが浮かんだ?!
その姿がだんだん大きくなって・・・・・
引き寄せられるように浮かんだ おばあ は
ドラゴン の背に乗っていた☆
☆☆☆☆
《 月 》に向かうドラゴン は
姿が・・・ 若い《 かぐや姫 》に還った おばあ に詫びた。
「すまなかった。姫を月にまで送る役目を
記憶と共に封じられていた。
今こそ送り届けよう!!
過ぎた時を・・・・
《 帰るべく日 》にまで遡って!!!」
待ち続けていた《 月 》が・・・
満月の笑みを浮かべていた。
《おしまい》
*このお話はフィクションです。
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