『眠りを求めて』#3つのお題に空想のひらめきを 【第36回】
🍊第36回 3つのお題
🎈お題①:「星を釣る漁師」
🐾お題②:「風に名前をつける少女」
⏳お題③:「眠れない龍のための子守唄」
お題④イラストから空想した世界
*掌編で参加させて頂きます。宜しくお願い致します。<(_ _)>~~✨
*眠れない龍
《 星を釣る漁師 》がおりました。
時空の運命(さだめ)で命を終えた星を釣り上げ、
回収する【ブラックホール】を、黒籠(ビク)と呼び
時には、生きた《 星 》を釣りたい思いに駆られながらも
許される筈もない妄想を振り払い・・・・
変哲ない、星漁師としての仕事に身を置く日々でした。
そんな 星漁師 の指先に、ある時・・・・
釣り竿から伝わる生きた感触がありました☆
新鮮な感覚と共に、訝りつつ・・・星漁師が釣り糸を巻き上げると・・・・
なんと、獲物は星ではなく《 龍 》だったのです?!
「・・・・ようやく眠れると思った矢先・・・
ワシを釣り上げたのはお前か?!
《 星漁師 》の分際で《 龍神 》を釣るとは・・・
いい度胸をしておる!!」

星漁師は、龍神に一飲みされてしまう恐怖に駆られました?!!
「・・・こ、これは申し訳なかった! お詫びいたしますっ!!」
「・・・だが、ここに呼ばれたのも何かの縁じゃ。
お前なら知っておるか?《 風に名前をつける少女 》の居場所を?」
「・・・そ、それならちょうど今、近くに・・・
その少女に《 風太 》と名付けられた風がきております!
か・・・・彼に訊いてくださいっ!!💦」
☆☆☆☆☆ ☆☆☆☆☆ ☆☆☆☆☆
風の《 風太 》に教えられた星を目指して龍神は去りました。
身の危険を感じていた星漁師も、風の 風太の助けで危機を脱し・・・・
ホッと胸を撫で下ろしたのです。
龍神が向かった先には《 風に名前をつける少女 》がいて、
少女は、どんな龍でさえ心地良い眠りに誘う
《 眠れない龍のための子守唄 ♬ 》を唄うのだといいます。
☆☆☆☆☆ ☆☆☆☆☆

星漁師は、偶々、釣り上げてしまった龍神が少女と出会い、
少女が歌う子守唄 ♬で、・・・おそらくは
眠りに入ったであろう 龍神のいる星 を・・・・
決して釣り上げてはいけない《 龍神星 》と定めたのでした。
少女が名付けた様々な 風たちには、星漁師の釣り針が触れることもなく
今も自らに見合う星を求めて、幾層もの宇宙を飛び交っています・・・・
星漁師にも、変哲なき《 星を釣る 》日常が戻りました。
壮大な 漁場に幸あれ☆☆☆
《完》
*このお話はフィクションです。
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