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レヴリフレンズ『悩実林』71話|評価①|評価は誰のもの?

リス
「早速,
浄化したいんだけど,
どんな悩みだったか
聞かせてもらってもいい?」

小鳥
「断片的になるけど,
いいかしら?」

サル
「もちろん,いいぜ!」

小鳥
「どうやら,
評価されないことに
悩んでいるみたいだわ」

サル
「仕事か何かでか?」

小鳥
「たぶん,そうみたい」

パンダ
「確かに,
評価してもらえないのは
辛いよね」

アリ
「評価されたい目的にも
よるわな」

サル
「どういうことだよ?」

アリ
「昇進したり,
給料を上げるための
評価なんやったら,
その"評価のルール"に則した
働きせんとあかんし」

「たとえ,
自分のポリシーに
反するルールやったとしてもな」

「そうじゃなくて,
ただの自己評価の一端
なんやったら,
そんな気にする必要
あらへんしな」

クモ
「悩み主は,
どちらだろうか?」

小鳥
「さぁ」

「そこまでは
分からないわ」

サル
「でも,
前者は,これ以上
話を広げようがないぜ」

パンダ
「じゃあ,
後者を考えてみる?」

クモ
「そうだな」

カマキリ
「なぜ評価されたい?」

アリ
「おったんかよ!」

サル
「急にビビるじゃねぇか」

クモ
「たしかに,
昇進や昇給のためならともかく,
そうでなければ,
そこまで拘る必要は
ないのかもしれないな」

パンダ
「でも,
やっぱり周りに
認めてもらいたいな」

アリ
「それが,
ホンマなんやったらな」

サル
「どういうことだよ?」

アリ
「その評価が
正しいとは限らんやろ?」

クモ
「間違った評価,
ということか」

アリ
「せやな」

「気づかず
間違った評価してしまうことも
あるやろし」

「意図的に
評価を変えることもある」

パンダ
「何で?」

アリ
「大人の事情や」

サル
「何だよ,それ」

アリ
「能力,相性,組織事情,時代,
全部合わさっての一評価や」

「論理的,道徳的には,
正しくなかったとしても,
社会のルールとしては,
それが正しかったりも
するんや」

サル
「そんなの,
おかしいじゃねぇか」

アリ
「せやから,
悩んでるんやろ?」

「それが耐えられへんのやったら,
ルール側に立つか,
社会から抜けるか,の
どっちかやな」

サル
「世知辛い世の中だぜ」

アリ
「周りの評価よりも,
大事なんは自己評価や」

「結局,
評価は与えた側のもんであって,
自分のもんとちゃうからな」

「自己評価の判断材料の
一つでしかないんや」

「評価が全てやない」

サル
「評価は自分のものだろ?」

アリ
「じゃあ,
何もしてへんのに
"すごいね"って言われて
嬉しく思うか?」

「自分はすごいって思えるか?」

「無理やろ?」

サル
「そりゃ,
そうだけどよ」

アリ
「実績は自分のもんや」

「それと評価とを
混同すると,
社会の中では
息苦しくなってまうで」

大木
「評価は結果であって,
目的ではない
ということかのう」

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