半身付随 回復記 ACT.1【ショート】
〈原因と症状の説明〉
半身付随は記憶喪失と変わらず経験した人は少ないと思います。
まず説明が必要ですね。
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原因:事故により左脳の脳挫傷。
症状:上から左目ほぼ失明、左顔面麻痺、永久歯8本の歯牙欠損、首下右半身付随。
※脳を損傷した場合、首(延髄)の神経交叉で首から下は左右反対に影響がでます。
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余談:
本人の感覚として、痛みはないです。
ここは予想ですが「耐えられない痛み」があるウチは意識というか、自覚と記憶が結び付かないと思います。
防衛本能かな〜?激しい痛みに我慢をするなら動物的に死んだ方が楽ですからね。
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《身体的状況》
視力:左目が見えないのと瞼が動かないので視野は狭いです。
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左顔面:は麻痺してるので、ご飯を食べると口が閉まらずこぼれます。
が大して気になりません。
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右腕:「ある」のに「無い」です。
想像してみて下さい。↓
見出し画像の「チーズかまぼこ1本」を
右掌のどこかにくっ付けてみて!
「自分の指は6本!」と信じて下さい。
そんな感じです。笑
「チーズかまぼこ1本」を右肩に触らせて見て下さい。
「あなたの右腕は2本」あります。
でも1本は動きません!そんな感じです。
「皮を剥いたチーズかまぼこ」少しヒヤリの、この温度も質感も正に適切です。
もしくっ付いていても自分の身体なので重さは感じません。
この右腕は「あるだけ」だからいいのです。
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ところが、
無駄な「鉛の塊」右足は邪魔なんです!
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寝返り打つにも「ダラーん」となにかが引っかかります。
普通なら足も連動して動きますが半身付随の時は足が「ある」事を認識してないのです。
「別の鉛の何かが」が寝返りを邪魔してるのです。
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とはいえ自分の身体なので「重さ」という認識はなく「髪の毛より存在感のない何か」が下半身の右側に付いてるのです。
「これで一生を過ごすんなら右足はいらねぇなぁ〜」
と、ふっと呟いたら 母は笑ってました。
その笑顔が哀しく見えて、、、
なんとな〜く気持ち察したので「あっ嘘!」と言ったのを覚えてます。
※男性器と排便器官は管が繋がってるので自分でもよくわかりません。
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〈キッカケは唐突に〉
たしか診察して治療はマッサージ。
柔軟体操とか電気の機械とかだったかなと…
全く効果なし。
歩くのは松葉杖で大丈夫!右足は痛くも重くもないけど、ただ、ただ「邪魔」です。
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数週間して、前日の記憶も忘れない様になり(短期記憶はすぐ忘れてました)そろそろ病院生活にも飽きて来る頃。
ベットの上で何もせず、音楽が流れてたかな?くらいの無心の時…
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「..。」
「っ。」くらいの!「ピッ」とも言えないくらいで「触った?」よりも少ない反応が右掌にありました。
その頃の知識では知らない
「 約-70 mVの電気」を感じました。
今も尚、踏まれても切られても燃やされても何も感じない
自分の身体達に復活の希望!
ザワザワザワザワ…
「何今の?」「気のせい?」「起きてる?」「虫?」「何食べる?」「パンツは?」「宿題?」
「治る?」
頭はパニックもう大変!!
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今の今、そう今!まで、ただの鉛と思っている身体の部分に!
さっきまでとの違いを感じると「可能性」を感じたのです!!(わからんだろなぁ〜)
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必死にあの感じ「っ。」を、また感じたい!
心底もう一度「っ。」が、あって欲しい!!
お願いだから「ぴっ。」になってほしい!!
なーんでーもすーるかーら〜!!
「ぴッぴっ。」という白昼夢すらを見る願望。
今、書きながら
思い出してて、涙に気づきました…
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今だけ、ここだけはすみません!!
「お前ら五体満足がどれだけ幸せかしらんだろ!!」
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追記:酒飲まないと書けない内容でもあった為か後半は酔ってます💦
ごめんなさい失礼しました。
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