読書記録「サンタクロースっているんでしょうか?」
川口市出身の自称読書家 川口竜也です!
今回読んだのは、ニューヨーク・サン新聞 中村妙子訳「サンタクロースっているんでしょうか?」偕成社 (1977) です!

「サンタクロースっているんでしょうか?」
・あらすじ
「サンタクロースってほんとうにいるの?」
子どもたちからこんな質問を受けたら、大人はどんな風に答えたら良いのでしょう。
今から100年以上前、8歳のバージニアという少女が、アメリカの「ニューヨーク・サン」新聞社に、手紙を出しました。この本は、その1通の手紙と、手紙に対する新聞記者のお返事を記録した一冊です。
先日、神保町はブックハウスカフェにて、姪っ子ちゃんたちにプレゼント用の絵本を探していた時のこと。クリスマスブースに本作を発見。
その時は買わなかったものの、やっぱり欲しいなぁと思い、ジュンク堂書店で購入。今日がクリスマス・イブとあって、紐解いた次第。
ちょうど先週末に、会社の先輩との雑談であった話題。「ぶっちゃけ、いつまでサンタを信じていましたか?」と。
………………? サンタを信じていた?
まるでサンタクロースが存在しないかのような質問である。
サンタクロースはいるに決まっている。先輩には申し訳ないが、存在を疑うなど、心のせまい人に違いない。
きっと、その子の心には、いまはやりの、なんでもうたがってかかる、うたぐりやこんじょうというものが、しみこんでいるのでしょう。
うたぐりやは、目にみえるものしか信じません。
サンタクロースを信じられない人は、目に見えるものしか信じられない。
もっとも、私自身、あの出来事がなければ、サンタクロースの存在を疑ったかもしれない。
何を隠そう小学生の頃、プレゼントと一緒に、サンタさんから手紙を貰ったことがある。
包装紙の裏にボールペンで。でも筆記体だったから、間違いなくサンタさんからの手紙だ。
証人として、私のお兄ちゃんにも聞いてみると良い。サンタクロースから手紙を貰ったことがあることを、嬉々として語るだろう。
ゆえに、サンタクロースは存在するのである。
……え? まだ信じられないって?
確かに、私はこの目でサンタさんを見たわけではない。
でも見たことがないからって、存在しない理由にはならないでしょう?
それに、たとえそれが空想だとしてもだ。サンタさんがいない世界よりも、サンタさんがいる世界のほうが良いに決まっている。
それは大人になれば、わかるよ。
サンタクロースがいるというのは、けっしてうそではありません。この世の中に、愛や、人へのおもいやりや、まごころがあるのとおなじように、サンタクロースもたしかにいるのです。
おそらくだけど、この話題において、「グリーンランド国際サンタクロース協会と言うものがあってだね」とか、「ディズニーランドのパレードで見れるよ」とか、そう言うことではなくて。
サン=テグジュペリの「星の王子さま」のように、大切なことは、目に見えない。
いくつになっても、うたぐりやの目線ではなく、広い心で世界を見たいものである。
今日はクリスマス・イブ。サンタさんがちゃんと来るように、良い子は早く寝ないとね。
Merry Christmas!
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