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トカイナカ和泉市で国蝶に会える いずみの国の自然館クラブのオオムラサキ

大阪府和泉市の情報を勝手に発信する「勝手に和泉市ラボ」。
今回の「勝手に和泉市ラボ」はラボ長のガミがお届けします。

※今回は国蝶オオムラサキの写真を多く掲載しています。昆虫が苦手な方は閲覧注意です。

オオムラサキ祭りの告知を見て

和泉中央駅からすぐのエコールいずみ前で国蝶「オオムラサキ」のイベントが開かれるという告知が。

※こちらのイベントは終了してます

街中ではアゲハチョウやモンシロチョウをよく見かけますが、実物のオオムラサキは見たことがありません。そういえば、あつまれどうぶつの森にもオオムラサキがいましたが、鮮やかな蝶で捕まえたらちょっとうれしかった印象でした。

出典:ゲームウィズ

オオムラサキは、光沢のある青紫色の羽が美しい チョウです。
メスの羽は 青紫色ではありませんがオスよりも ひと回り 体が大きいため、
飛ぶ姿は 迫力があります。
気が強く、体格もしっかりしていて、飛ぶときも ひらひらと舞うのではなく音が聞こえるほど 力強く羽ばたきます。
幼虫の顔がカワイイと 一部で人気ですが、わたくしは だまされませんからね・・・ああ、キモチワルイ・・

あつまれどうぶうの森 フータのオオムラサキ解説

といことで、オオムラサキを一目見るためにオオムラサキのいる「いずみの国の自然館クラブ」を訪れました!

いずみの国の自然館クラブへ

オオムラサキのいる「いずみの国の自然館クラブ」は和泉市久井町にあります。

和泉中央方面から父鬼和気線を南へ進み、JAいずみの 南松尾支店を目指します。

「JAいずみの南松尾支店」と「お食事処  寿賀の家」の間の
細い道から入ります
いずみの国の自然館クラブの活動拠点
建物の正式名称は「いずみの国の自然館」
旧南松尾幼稚園の跡地を再利用しており、
当時の面影そのまま残っています。

ここでオオムラサキの飼育を始めたのはおよそ15年ほど前。和泉市の山間部ではオオムラサキが目撃されていることを受け、和泉市にも素晴らしい自然が残っていることを伝えるために飼育を始めたそうです。

生息場所は槙尾山、槙尾川、施福寺、側川、父鬼川、
鍋谷峠、三国山など上の地図の通り南側が中心

しかし野生のオオムラサキは警戒心も強かったり、成虫の餌となるクヌギの樹木が山深いところにあるため、ベテランの会員の方でも数回程度しか見たことがないそうです。それでも地域の人たちに和泉市にもオオムラサキがいることを伝えたいという思いで飼育を継続しているそうです。

オオムラサキの飼育場所を見学

いずみの国の自然館クラブ内にある
「オオムラサキのいえ」
外から見てもたくさんのオオムラサキがいるのがわかります

今回、特別に飼育場所である「オオムラサキのいえ」の中に入れてもらいました。

中にはオオムラサキの幼虫の餌になるエノキの樹が。

オオムラサキは夏に卵がエノキに産み付けられ、幼虫のまま冬を越します。そしてエノキの葉が生い茂る4月ごろに活動を再開し、春から夏にかけて再び成長。その後エノキの葉の裏で蛹(さなぎ)になり、6月ごろに羽化が始まり、成虫になります。
成虫の姿が見られるのは夏の間の短い期間ですが、その間に交尾・産卵を行い、命を次の世代へ繋いでいきます。


オオムラサキの幼虫。意外とかわいらしい姿です
出典: ふるさと いきものの里 オオムラサキ館
オオムラサキの蛹
本来はエノキの樹にぶら下がっていますが、
観察しやすいように、壁側へ移動させます
このようにエノキの葉の裏側で蛹になります
ちなみに右側の白い方は羽化が終わった蛹の繭

見学に訪れた時は約200匹のオオムラサキが飼育場所にいるとのこと。
多い年には約1000匹ほど確認されたそうです。

餌場に集まるオオムラサキ
人を恐れることなく、オオムラサキは自由に飛び回ります

オオムラサキの成虫は本来、クヌギなどの樹液などを餌にしているそうですが、こちらでは焼酎、カルピスなどを発酵させた特別な餌となるジュースを作り、オオムラサキに与えているそうです。

自然館クラブの特製オリジナル樹液ジュース?
でもこのジュースのおかげか、
オオムラサキは元気に飛んでいます
ちなみに真ん中の茶色の物体はバナナだそうです
オオムラサキの口元に注目
本来はくるくる巻いている口元が
まっすぐ伸びて、餌を飲んでいるようです

ちなみにオオムラサキは大型の蝶類に属し、よく見かけるアゲハチョウやモンシロチョウなどに比べて羽が厚く、羽ばたいているときに羽音がしっかりと聞こえます。
またオオムラサキという名前ですが、青み掛かった紫色の羽をもつのはオスだけで、メスは黒っぽい羽です。

オスは羽が青み掛かった鮮やかな紫の羽
メスは黒い羽を持ち、オスよりも一回りほど大きい

大阪府下でオオムラサキの飼育や観察を行っているのは、和泉市のほかでは箕面市や高槻市、豊能町など。南大阪では和泉市のほか岸和田市の蜻蛉池公園でも飼育がされているそうです。でも貴重な国蝶をこんな身近に観察できるのは、いずみの国の自然館クラブの皆さんの活動のおかげ。
たしかに和泉市には山間部の自然だけでなく、自衛隊の駐屯地として開発を免れた信太山丘陵もあり、貴重な自然資源がたくさんあります。これからも自然を大事に守りながら、市が発展していけばいいなぁと思います。

2025年6月22日オオムラサキ祭りinエコールいずみの様子

6月22日に南海泉北線和泉中央駅からすぐのエコールいずみで開かれたオオムラサキ祭りを見てきました。

開催当日の朝10時過。会場にはすでにたくさんの方が。
ちなみに今年で17回目の開催で
過去にはコロナ騒動で中止になった年もあったそうです
受付にはたくさんの人。この時の待ち時間は30分ほど。
貴重な国蝶を直に見られるとあって大盛況です。
手に乗せた姿を写真で撮ったりするなど
オオムラサキと戯れております
毎月第3日曜日の自然観察会の実施についてなど
いずみの国の自然クラブの年間活動報告をパネルで紹介
意外といろんなところに自然館クラブの観察ポイントがあります
2023年にはコウノトリが和泉市にきたそうです!
自然館クラブの会員様だけでなく久井町の有志の方も参加
和泉市の自然をテーマにした缶バッチ作りのワークショップも

今回、オオムラサキだけでなく、オオムラサキを通じて「いずみの国の自然館クラブ」の活動内容などを知り、自然豊かな和泉市の姿を垣間見ることができました。

ちなみにオオムラサキのイベントだけでなく、自然観察会なども実施しているので、ぜひ1度「いずみの国の自然館クラブ」を訪れてみてはいかがでしょうか?

まだまた続くオオムラサキのイベント

エコールいずみでのオオムラサキ祭りは終了しましたが、7月にかけてオオムラサキや他の自然観察イベントが開催されます。
ぜひ一度、いろんなイベントに参加してみてください。

オオムラサキ祭り(inいずみの国の自然館)

会場:いずみの国の自然館
日時:2025年6月28日(土)・29日(日)
   AM10:00~PM3:00
内容:オオムラサキの手乗り体験
申込:家族・グループ単位で開催
申込メール:miwa@shizenkan-club.net

オオムラサキの手乗り体験(in信太山丘陵里山自然公園)

会場:信太山丘陵里山自然公園
日時:2025年7月5日(土)
   AM10:00~PM3:00
内容:オオムラサキの手乗り体験
※詳細、申し込みは下記URLから

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