エッセイ|ハイエク的日本社会の夢想
解散総選挙は
高市早苗さんフィーバーが功を奏したのか
かつて支持していた層や
無党派層も魅了し
316議席を獲得した自民党の圧勝に終わりましたね
僕は高市早苗さんは素晴らしい議員さんだと思います
男性社会の色濃い政界でも毅然とした態度で政治に向き合う
女性の社会進出における
転換点となる
ウーマンリブの一つの到達点として
素晴らしい方だと思います
高市早苗さんは松下政経塾出身ですね
現役の政治家の皆さんの中で
松下政経塾出身者はそこそこ居られます
野田佳彦さんもですし
前原誠司さんも
原口一博さんも
松下政経塾出身ですね
同じ政経塾出身でも
政治観や理念が違うのも
これもまた多様性でございますね
松下幸之助さんの提唱する
素直な心に従って
己の理念と理想に素直に向き合って居られるのだと思います
僕は政治的な観念では
どちらかと言えば
中道保守ではありますが
リベラルの言説全てを否定はしません
自身の中で納得できる
一理あるなと思える言説は素直に受け入れます
納得出来なかったとしても
その考えが間違っているとも思わず
その様な物事の見方、捉え方もあるなと
異なる価値観を尊重します
どちらが寄り国の為に良いか
どちらが寄り国民の為に良いか
其処に重点を置いてます
唯
自分の中で納得出来る言説や論説が
保守派の方に多いので
中道保守寄りであると
自認しております
保守の中にも強硬派も居れば穏健派も居り
リベラルの中にもリベラル急進派と
社会民主主義的に考えてバランスを取ろうとする穏健派も居ります
僕自身は
日本の長年の伝統でもある
自由民主主義を基盤にしつつ
社会保障も重視する
緩やかな社会主義を内包した
ハイエクが提唱していた様な
小さな政府の
民主主義と緩やかな社会保障の為の社会主義を内包した自由主義
さしずめ
社会自由民主主義的な観念を持っております
もちろん、ハイエクの思想そのままを導入するのでなく、
かつて日本が持っていた
昭和の時代に実践されていた
日本型社会主義を再び導入する様にすれば良いと思っております
昭和の考えが現代に合うか
時代にそぐわない
そう思いなさるでしょうが
かつての日本は自由民主主義を主体としながら緩やかな社会主義を内包しておりました
特に企業と民間の間の互助精神に顕著に現れており
図らずも日本は
世界でもっとも成功した
自由民主主義の皮を被った社会主義国家とも呼ばれました
昭和の頃の日本の社会は
企業と民間の相互互助的な社会通念があり
できるだけ人材を取りこぼさない様にする仕組みがありました
国の介入は最小限に
国営機関や
公営団体
公共事業はあれども
民間が速やかに提携して社会を回せる様にする為の
公共インフラに留め
官僚はあくまでも政治家の補佐役として
官僚主体ではなく、政治家と国民主体の社会構造でございました
また
利権や汚職、金権体質等の
政治と金の問題は昭和の時代もありましたが
現代とは性質が違いました
金の使い方が綺麗な方が多かった
着服して私腹を肥やす為でなく
賄賂で傀儡を作る為でなく
日頃の貢献に対する感謝と労いの為の
どちらかと言えば
生きたお金の使い方をする者が多く
社会に還元しておりました
献金を集めるパーティーや会合でなく
集めた献金を使って還元するパーティーを
昭和の政治家は行っている面が多かった
構造としては、今よりも健全だったと言えます
また、
飲みにケーションがパワハラだとされる現在の風潮もございますが
昭和から平成中期にかけての
飲みにケーションというのも
日頃の鬱憤をお互い晴らす為
年功序列の垣根を超えて交流する為
より良い社風にする為
お互い意見をぶつけ合ったり
鼓舞し合ったりする為の
コミュニケーションの一環でもありました
唯部下を罵ったり
部下にヨイショしてもらって
王様気分を味わう為の飲み会ではございませんでした
接待でなく儀礼であったのです
お互い高め合ってより良い会社
より良い社会
より良い日本にして行こう
そのような気風がございました
やがてバブル景気が訪れ
エコノミックアニマルに落ちた者たちが蔓延り
バブル崩壊後は
泡と消えずに残ったバブルの残り香を食い潰す様になり
かろうじて存続していた会社と民間の互助精神を
竹中平蔵さんの理論の元
小泉政権で旧来の助け合い精神の日本型社会は崩壊しました
やがて
自由競争社会が訪れ
取りこぼされた者たちは救済されないまま
現在まで続いております
取りこぼされた者たちは落伍者の烙印を押され
全て自己責任と見做され
システムから弾き出されたバグとして
今日まで放置されております
その様な取りこぼされた者たちを掬い上げ、
これから取りこぼされる者を出さない為の
インフラを整備して欲しいと思います
例えば、ベーシックインカム。
これも議論に上がるのは国が出すか出さないかのみに言及されている。
僕は、無職者や障害者、低所得者には国から配り
企業に勤める正社員には企業から収入に応じたベーシックインカム制度を導入して、家族手当や住宅手当のように基本給やボーナスとは別の手当として配る
それを積極的に実施する企業には法人税を減税する処置をして
配る事で赤字に陥る企業には
赤字になった利益を国が税金から補填する処置をする
官民でのベーシックインカム制度を導入すれば良いと考えております
モラルハザードの懸念や
財政の持続性
格差の是正の問題もございますが
一つの論として捉えて頂けたらと思います
互いが互いを潰し合うのでなく
互いが互いを支え合う社会にしていきたいですね
個人的には
チームみらいが議席を増やした事は大変喜ばしいと思います
自民党の保守派とリベラル派
維新の保守派とリベラル派
国民民主の保守派とリベラル派
中改の中道リベラル派
参政党の庶民目線の強行保守派
チームみらいのバランスの取れた中道路線とデジタル理論
これらが絡み合う今後の日本の国政の行方を
静観して日々を過ごして行こうと思います
以上
阿呆で能天気で楽天家で愚鈍な凡夫の
世迷い言でございました。










