1曲16,000円は高い?KaraGoの料金の「中身」を全部お見せします
KaraGoの料金は、1曲16,000円(税込)の買い切りです。
「ちょっと高いな…」と思った方、いると思います。
KaraGoをリリースした直後のSNSでも「安いな!」という声と「高くね?」という声の両方をいただきました。
この記事では、この価格が妥当なのかを判断していただくために、何が行われているのかを知っていただければと思います。
要は、KaraGoの16,000円の「中身」のお話です。
そもそも、無料でカラオケに曲を入れる方法はある
先に言っておくと、お金をかけずに自分の曲をJOYSOUNDに入れる方法は存在します。JOYSOUNDが公式に提供している「うたスキ ミュージックポスト」というサービスです。登録料は無料。
じゃあなぜKaraGoに16,000円も払う人がいるのか?
それは、自分でやるのがものすごく大変だからです。
自分でカラオケ配信するのは、想像よりずっと大変
うたスキ ミュージックポストで曲をカラオケに入れるには、ざっくり以下の作業が必要です。
1. 専用のWindowsアプリをダウンロードする
まず、楽曲アップローダーというWindows専用のアプリケーションをインストールするところから始まります。Macでは使えません。
2. 音源や歌詞などの素材を用意して設定する
伴奏音源、ボーカル、歌詞データなどの素材を用意し、規定のフォーマットに変換しつつ、それぞれ設定していきます。
3. テロップを自分で作る(ここが最大の壁)
カラオケといえば、歌詞の色が変わっていくあのテロップ。あれを自分で作ります。
具体的には、歌詞を登録し、ページの区切りを設定し、曲を再生しながら塗りのタイミングを設定していきます。文字の表示時間を調整したり、ルビを振ったり、デュエット設定をしたり。
正直に言うと、この楽曲アップローダーはかなり操作に癖があります。曲に合わせてポンポンとボタンを押していけば完成するような仕組みではありません。本当に違和感なく歌いやすいテロップにしようと思うと、1文字ずつタイミングを微調整することになる場合も多いです。
結果として、数時間がんばったけど心が折れた…というのも全然ありえる話です。しかも苦労して作ってもタイミングがズレていると、いざカラオケで歌ったときに違和感が出てしまう。
4. 背景映像を準備する(任意)
カラオケの背景映像も自分で用意できますが、動画の形式や長さを合わせる必要があります。
ここまでの作業を全部自分でやれるなら、たしかに無料です。パソコン作業が得意で、時間もたっぷりある方なら挑戦する価値はあるかもしれません。
ただ、多くの方にとっては「やりたいのはカラオケで自分の曲を歌うこと」であって「テロップのタイミング調整を何時間もやること」ではないはず。
KaraGoの16,000円で、何をやっているのか
ここからが本題です。KaraGoに申し込むと、裏側ではこれだけの作業が行われています。ユーザーの方にやっていただくのは、曲のデータと歌詞を送っていただくことだけです。
音源・動画データのフォーマット変換
JOYSOUNDに配信するためには、音源データが所定のフォーマットに合っている必要があります。送っていただいたデータが規格に合わない場合は、こちらで変換・調整を行います。動画データについても同様です。
歌なし音源の生成
カラオケには、歌が入っていないインスト音源(カラオケ音源)が必要です。もし歌なし音源を持っていない場合は、KaraGo側でAIを使って歌あり音源からボーカルを分離し、カラオケ用の音源を作成します。
冒頭のカウント追加
歌から始まる曲って、カラオケだといきなり歌い出すタイミングがわからなくて困りますよね。そういった曲には、冒頭にコード音とカウントを追加して、歌い出しやすくする処理を行います。
テロップ制作
KaraGoでは、テロップ制作をすべてこちらで行います。
先ほど、うたスキ ミュージックポストでのテロップ制作がいかに大変かをお伝えしましたが、大変なだけではなく、質の面でもプロとの差は大きいです。
たとえば、歌のタイミングとテロップの色変わりが完全に一致していれば歌いやすいかというと、実はそうでもない。むしろテロップが一瞬早く色変わりする方が、歌う人にとっては自然に声を出しやすかったりします。こうした微細な部分は、研究によってしか実現できません。
塗りのタイミングだけでなく、文字が出るタイミングと消えるタイミングも重要です。他にも、改行や改ページの位置、合いの手や英語歌詞への対応、最後に作詞作曲者の名前が出るタイミングを考慮した制作など、気を使うポイントはたくさんあります。こうした細かいところまで丁寧に調整することで、はじめて「違和感のない、歌いやすいテロップ」になります。
デュエット曲の場合は、パートごとにテロップの色分けや切り替えの設定も必要になりますが、これも追加料金なしで対応しています。
KaraGoを運営するワールドスケープは、前身サービスのカラオケ配信サービス by Frekulの時代から数えて、これまでに8,000曲以上のテロップ制作実績があります。このノウハウの蓄積が、KaraGoのテロップ品質を支えています。
JASRAC登録の代行(希望者のみ)
カラオケで歌われた回数に応じて印税を受け取りたい場合、JASRACへの著作権登録が必要です。希望する方には、この登録手続きの代行も行います。
やり取りその他の対応
ここまでに挙げた作業のほかにも、配信に必要な各種手続き、更新作業、お客様からの質問や確認事項への対応など、細かいやり取りが発生します。
こうした表には見えにくい作業も含めて、16,000円という価格が成り立っています。
こんな方にKaraGoは向いています
向いている方
曲を作ったけど、テロップ制作やデータ変換に時間をかけたくない
パソコン作業が苦手、またはWindowsを持っていない
面倒な手続きなしで、とにかく確実にカラオケに曲を入れたい
結婚式や記念日など、特定のイベントに間に合わせたい
向いていない方
とにかくコストを抑えたい(うたスキ ミュージックポストで自力でやる方が合うかもしれません)
テロップ制作も含めて自分の手でこだわりたい
KaraGoは、「作った曲をカラオケに入れる」という体験を、できるだけシンプルに実現するためのサービスです。向き不向きはあるので、ご自身に合った方法を選んでいただけたらと思います。
まとめ
自分の曲をカラオケに入れる無料の方法はある。ただし、テロップ制作をはじめ作業量がかなり多い
KaraGoの16,000円には、フォーマット変換、歌なし音源の生成、カウント追加、テロップ制作、JASRAC登録代行など、多くの作業が含まれている
料金は買い切り。月額費用や更新料は一切なし
あなたの作った曲を、全国のカラオケで歌いませんか?
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