「夜のお菓子 うなぎパイ」を超える淫靡なネーミングを発表します!
近所のスーパーには銘菓コーナーがあるんだけど、そこがリニューアルされて、随分と立派になっていた。
で、ぶらぶらと眺めたら、春華堂の『夜のお菓子 うなぎパイ』があったわけ。これね、あらためて考えてみると、「夜のお菓子」っていうキャッチコピーはスゴイと思うわけ。
春華堂さんは、「『夜のお菓子』とは、一家団らんのひとときにうなぎパイを囲み皆さまに楽しんでいただきたいと名づけました」って説明してる。
でも、これは建前だと思うんだよ。本音の方はといえば、「うなぎは精力つきまっせ。夜に食べてごらんなさいな。もうビンビンでんがな。うひひひー」を狙ってる。
だってね、重々しい声でゆっくりと「よぉるぅのぉ、おかぁあしぃ、うなぁあぎぱぁあい」って発音してみてよ。妙にネチッこくてやらしい感じがするもの。
たぶん、春華堂さんの企画会議では、企画部長が机をドンドン叩いて「”夜のお菓子”の本来のイメージはですね。中年男が、欲望とはうらはらに身体がやる気を出してくれない。手っ取り早く”うなぎパイ”で精力を補給して、不倫相手が待つベッドに潜り込んでいく、そういうものなんですよ! 社長!」と、鼻息荒くぶちまけたはずだ。大丈夫か、企画部長? 不倫がバレるぞ。
「夜の」っていう修飾語が想像力を刺激するんだよ。「禁断」の香りがする。これだけ見事なキャッチをみせられると、「その上」にはなにがあるだろうって思うよね。
「夜のお菓子 うなぎパイ」を凌駕する狂おしいほどに淫靡な食べ物の名前はないかなって。聞いただけで鼻血が噴出しちゃうようなやつ。
「夜のお菓子 うなぎパイ」をベースにして、この語感がもつマジックを活用すれば、手軽に隠微な食べ物のネーミングを生み出すことができると思うんだ。
まずは組み合わせから考えてみる。「うなぎ」を使いつつ、「お菓子」と「パイ」よりも、もっとパワーのある言葉の組み合わせを選んだらどうkな。「お菓子」より強いのは、やっぱり主食、つまり「ご飯」だよ。だから、この単語を使った卑猥なネーミングがいいな。よし、これでどうだ!
「夜のごはん うな丼」 ……ただの晩ゴハンだろが!!
なにかが足りない。いや、まるで足りない。全然違う。それはなんだ? 「夜のお菓子 うなぎパイ」の場合は、「夜」+「お菓子」という組み合わせがポイントになってる。
考えてみれば、これは異色の組み合わせだ。だって、お菓子は「昼間」に食べるもの。オヤツなんだからさ。だけど、あえて「夜」をつけたところに、なにかがある。
それなら、この部分を見直せばいいんじゃないか。よし、改良版のネーミングはこれだ!!
「夜のランチ うな丼」 ……ランチの意味を知らないバカか!!
そもそも卑猥な感じがしない。なんなら「お得感」があふれている。もしかしたら、オレがそう感じるだけで、世間的にはすごく淫靡な言葉だとして響くのだろうか? 感情をこめて発音すればそうなのかな?
「よぉるぅのぉ らぁーーんち、 うぅなぁあどーーん」。なんだかイメージが湧いてくる気がする。
そこはホテルの一室。性欲を持て余した一人の中年男性が椅子に座っている。ベッドでは、シャワーを浴びた一夜限りの相手が毛布にくるまって、男を見つめていた。淫靡な夜のはじまりだ。
だが、男は座ったままだ。時計を気にしたまま動かない。ドアのチャイムが鳴った。男がドアを開けると、うな丼の出前だった。男はうな丼を受け取りながら、心でつぶやく。「これこれ! よぉるぅのぉ らぁーーんち、うぅなぁあどーーん」
…情けないなぁ、この男。物悲しいよ。悠長に、うな丼なんか待ってないで、さっさとやるべきことをしなさいよ! っていうか、そんなに心配なら先に食ってから来いよ!
やはり、「うなぎ」という名前はお菓子につけるからこそ、絶妙な「エロ」効果が生まれるのかもしれないな。そもそも「うなぎ」のお菓子という発想も抜けてるもの。もっと突き抜けたネーミングはないものか…。
そもそも、「うなぎ」という単語を使おうとするなんて、発想が二番煎じなんだよ。ほかに精力がつく食べ物の代表っていうと…スッポンか? あとはマムシってのもあるな。
でもねぇ、スッポンだとストレートすぎるし、マムシだと凶悪すぎるんだよな。「毒」をもってるところは、なんか効果がありそうな気はするんだけど。
あっ、同じ毒仲間ってことでフグはどうかな? フグだって精力がつくんじゃなかったかな。毒をもってるから効きそうだしさ。
よし、フグでいこう。フグといえばフグ鍋…いわゆる「ふぐちり」が有名だな。”ちり”っていうのは、たしか”魚の身がちりちりと縮むこと”から来てるんだっけ。
よし、「ふぐちり」をモチーフにしよう! そうだなぁ、「ふぐちり」に、ご飯を混ぜて、これをおにぎりみたいに食べやすく工夫してみたらどうだろう? とはいえ、この状態だとオニギリみたいに握ることはできないから…。そうだ! 油揚げに包んでみればいいんじゃないかな。これなら無理がない!
あとはネーミングだ。この状態で「ふぐちり」と呼ぶのは、ちょっと無理があるから、なにか料理名を考えないと。でも、名前から「ふぐちり」がはいってることは、わかるようにしたいし、新しさもほしい…。
「ふぐちり」っていう言葉を、現代っぽく省略形みたいにしてみようかな。そして修飾語として「夜の」を頭につけると…。
よし、できたぞ!! 「夜のお菓子 うなぎパイ」を凌駕する淫靡な食べ物ネーミングはこれだ!!
「夜のおいなり ふぐり」
どうぞ、ご賞味ください…
※意味が分からない方はAIに聞いてみましょう。
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最後までお読みいただきありがとうございました。チップしちゃおうかなと思ったら、迷わなくていいんです。私がそっと背中を押しますからね!