社員のやる気がバラバラ…組織が一丸となる場のつくり方
こんにちは。 合同会社ASOBIZ代表の岡田薫 です。
千葉県にある貸別荘 GLテラス の予約管理や広報を担当しながら、 オフサイトミーティングの魅力を発信 しています。
「最近、社員の向いている方向がバラバラな気がする…」
「チームの一体感が薄れてきた」
経営者やチームリーダーの方から、そんな悩みを伺うことが増えました。
リモートワークの普及もあり、メンバー間のベクトルを合わせる難易度は日に日に高まっています。
この記事では、そんな課題を解決し、組織が再び一つの目標に向かって力強く進むための「場のつくり方」として、オフサイトミーティングの活用法を私の経験を交えて具体的にお伝えします。
なぜ組織のベクトルはズレてしまうのか?
そもそも、なぜ社員のやる気や目指す方向はバラバラになってしまうのでしょうか。主な原因は3つ考えられます。
1. 会社のビジョンや目標が「自分ごと」になっていない
経営層が熱い想いを持って掲げたビジョンも、日々の業務に追われる中では社員一人ひとりにとって遠い存在になりがちです。
「会社が目指す未来」と「自分の仕事」がどう繋がっているのか実感できなければ、モチベーションを維持するのは困難です。
2. 日常業務に追われ、本質的な対話が不足している
チャットツールでの効率的なやり取りが増える一方、雑談から生まれる相互理解や、事業の未来についてじっくり語り合うような「本質的な対話」の機会は失われがちです。
業務連絡だけでは、信頼関係の構築や想いの共有は難しいでしょう。
3. メンバー間の相互理解や信頼関係が築けていない
特にリモート環境下では、新しくジョインしたメンバーの人となりが分からなかったり、部署間の連携が希薄になったりしがちです。
お互いが何を目指し、どんな価値観を持っているのかを知らないままでは、一枚岩のチームにはなれません。
解決策は「共通の軸を再確認する」オフサイトミーティング
これらの課題を解決する強力な一手こそが、オフサイトミーティング(日常から離れた場所で行う会議) です。
普段の職場を離れ、リラックスした環境に身を置くことで、役職や立場を越えたフラットな対話が生まれやすくなります。
この「非日常感」こそが、参加者の視野を広げ、普段は言えない本音や新しいアイデアを引き出すのです。
実際に私が運営する貸別荘GLテラスで開催されたBuzzreach社のGM(ゼネラルマネージャー)合宿は、まさにその好例です。
彼らは「中長期の事業方針・目標のすり合わせ」を目的にオフサイトミーティングを実施しました。
参加者からは「事業部の垣根を越えてディスカッションできた」「各事業への理解が深まったた」「事業シナジーを今一度考える場になった」といった声が上がったそうです。
このように、オフサイトミーティングは、会社のビジョンや目標という「共通の軸」を、参加者一人ひとりが「自分ごと」として再確認し、組織が再び一丸となるための絶好の機会なのです。
組織が一丸となるオフサイトミーティング3つのステップ
では、具体的にどのようにオフサイトミーティングを企画すれば、組織のベクトルを合わせることができるのでしょうか。重要な3つのステップをご紹介します。
STEP1: 目的を明確にする - 「なぜ集まるのか」を言語化する
最も重要なのが目的設定です。
「チームの一体感を醸成したい」
「新しい事業の柱について議論したい」
など、「この会が終わった時に、どういう状態になっていたいか」 を具体的に言語化しましょう。
この目的が、アジェンダ(会議の議題)設計の軸となります。
STEP2: アジェンダを設計する - 全員が「自分ごと」として関わる仕掛け
目的が決まったら、それを達成するためのアジェNDAを設計します。
一方的な情報共有の時間を減らし、参加者全員が主体的に関われるワークショップやグループディスカッションを多く取り入れましょう。
会社の歴史や未来を語るワーク: 創業時の想いや未来のビジョンを共有し、自分たちの現在地と進むべき方向を再確認する。
バリュー浸透ワーク: 企業理念や行動指針について、具体的な業務シーンと結びつけながら対話し、理解を深める。
相互理解を深めるワーク: 各自の強みや価値観を共有し、チームとしての信頼関係を構築する(MBTI®ワークショップなども有効です)。
STEP3: 開催後のフォローアップ - 「決めたこと」を日常に繋げる
オフサイトミーティングで生まれた熱量を一過性で終わらせないために、フォローアップの仕組みは不可欠です。
議事録の共有: 決定事項だけでなく、議論のプロセスや生まれたアイデアも記録し、全社に共有する。
ネクストアクションの明確化: 「誰が」「何を」「いつまでに」行うのかを具体的に決め、担当者にアサインする。
定期的な進捗確認: 次回の定例会議などで、オフサイトミーティングで決まったことの進捗を定期的に確認する場を設ける。
これらのステップを踏むことで、オフサイトミーティングは「ただのイベント」ではなく、組織を動かす強力なエンジンとなります。
まとめ
社員のやる気がバラバラだと感じたら、それは組織が新たなステージに進むためのサインかもしれません。
日常業務から一度離れ、会社の未来や存在意義という「共通の軸」についてじっくりと対話する場を設けることが、解決への第一歩です。
オフサイトミーティングという非日常の場で本音を語り合うことで、メンバーは再び同じ目標を見据え、組織は一枚岩となって次のステージへと進むことができるでしょう。
FAQ
Q1: 一部の参加者のモチベーションが低い場合、どうすれば良いですか?
A1: 事前にオフサイトミーティングの目的とゴールを丁寧に共有し、なぜその人が参加する必要があるのかを伝えることが重要です。
また、アジェンダの一部を参加者と一緒に考えるなど、企画段階から巻き込むことで、「自分ごと」化を促すことができます。
Q2: オフサイトミーティングの効果はどのくらい持続しますか?
A2: 効果の持続期間は、開催後のフォローアップ次第で大きく変わります。
会議で決まったアクションを日常業務に落とし込み、定期的に進捗を確認する仕組みを整えることが不可欠です。
四半期に一度など、定期的に開催することで、継続的に組織のベクトルを合わせ続けることができます。
会場選びのヒント:GLテラスのご紹介
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