天幕のジャードゥーガル登場人物の相関図と関係図まとめ!まず5人だけ覚えれば全部わかる
天幕のジャードゥーガル、
めちゃくちゃおもしろいのに登場人物の名前がまったく頭に入らない。
そんな状態で観ていませんか?
Xでも「登場人物の名前が覚えられない」「感覚で見てる」といったポストが並んでいて、同じ悩みの人はかなり多いんです。
シタラ、ドレゲネ、トルイ、ソルコクタニ、オゴタイ。
名前が似ているうえに第6幕でドレゲネの過去まで出てきて、
関係図が完全に崩壊した人もいるはずですよね。
この記事では天幕のジャードゥーガルの登場人物を陣営ごとに整理して、
相関図と関係図を文章だけで組み立て直していきます。
第6幕「メルゲンの民」までが基準なので先の展開のネタバレは踏みませんし、史実の話は後半に隔離してあります。
安心して読み進めてください!
天幕のジャードゥーガルの登場人物はまず5人だけ覚えればいい
結論から言うと、
登場人物を全員覚える必要は一切ありません。
最初は5人だけ押さえれば物語の骨格はちゃんと追えます。
覚えるべき5人はシタラ・ドレゲネ・トルイ・ソルコクタニ・オゴタイ
シタラ:主人公。故郷を焼かれた奴隷の少女。今は「ファーティマ」と名乗る
トルイ:第四皇子。シタラの故郷を滅ぼした張本人=直接の仇
ソルコクタニ:トルイの正妃。シタラを学問の指南役として側に置く人
オゴタイ:第三皇子で、チンギス崩御後の第2代皇帝
ドレゲネ:オゴタイの第六妃。もう一人の主人公と言っていい存在
この5人が入っていれば、
残りは「誰の家族か」「誰の部下か」で自然に紐づきます。
5人の相関図は4本の線だけで立つ
覚えるべき線はたった4本です。
1本目、シタラにとってトルイは故郷を焼いた仇。
2本目、シタラはソルコクタニに仕えていて、
密偵の任務まで受けています。
3本目、そのシタラがドレゲネと手を組みました。
4本目、ドレゲネの今の夫オゴタイは、
前の夫を討った側の人間です。
一文にすると「仇の家に入り込んだ少女が、同じ痛みを持つ妃と手を組む話」。
ここが見えると、
細かい名前が抜けても迷子になりません。
天幕のジャードゥーガルの登場人物をホラズム側から整理する
シタラ(ファーティマ)は奴隷の少女から帝国の内側へ入り込んだ主人公
シタラ(CV:関根明良)はイラン東部トゥースの学者一家に拾われた奴隷の少女。
モンゴル軍に一家も数学書「原論」もすべて奪われました。
以後は亡き奥方の名を継いで「ファーティマ」と名乗り、
知恵だけを武器に帝国の内側へ入っていきます。
同じ人物が2つの名前で呼ばれるので、
ここが最初の混乱ポイントになります。
ファーティマとムハンマドはシタラを拾った学者一家の母と息子
ファーティマ(CV:桑島法子)は天涯孤独のシタラを我が子のように可愛がった奥方で、
モンゴル軍に殺害されます。
シタラが名乗るファーティマは、
この人の名前なんです。
息子ムハンマド(CV:齋藤潤)は幼いシタラに「勉強して賢くなれば、何をすれば一番いいのかわかる」と説いた人物。
このひと言がシタラの人生を決めました。
その後は真理を探すため旅に出ています。
シラは生き残るためにトルイへ取り入るサマルカンドの少年
シラ(CV:入野自由)はサマルカンド出身で、
モンゴルの捕虜になった少年。
通訳の役を引き受け、
出世のためにトルイへ取り入るしたたかさを持っています。
天幕のジャードゥーガルの登場人物をモンゴル帝室側から整理する
ここが一番人数の多いところ。
でも「皇子」と「妃」に分けるだけで見通しがよくなります。
チンギス・カンと四人の皇子は上から順に並べれば覚えられる
チンギス・カン(CV:玉鷲一朗)の皇子は上から、
第一皇子ジュチ(CV:野島健児)、
第二皇子チャガタイ(CV:浪川大輔)、
第三皇子オゴタイ(CV:下野紘)、
第四皇子トルイ(CV:鈴木崚汰)。
チャガタイは法と規律を重んじる厳格な人ですが、
その根っこには奴隷や民を守りたいという思いがあります。
ポイントは末子相続という慣習です。
本来なら次期皇帝に一番近いのは末っ子のトルイでした。
それなのに帝位に就いたのはオゴタイ。
この時点で後継争いの火種がもう置かれているわけです。
ちなみにチンギス・カン本人は、
作中では後ろ姿しか描かれません。
声を当てているのは現役力士の玉鷲関で、
これが声優初挑戦だそうです。
トルイとソルコクタニはシタラの仇と、その正妃
トルイは帝国最大の軍事力を持つ皇子で、
シタラの故郷を滅ぼした人物。
正妃ソルコクタニ(CV:久野美咲)はケレイト族出身の景教徒で、
西方の知識を取り入れたいと願い「原論」の写本を手に入れ、
指南役としてシタラを側に置きました。
うまいのは、
ソルコクタニが悪人ではないところ。
恵まれた育ちゆえに他人の犠牲に無頓着で、
自分が深く恨まれていることに気づいていないんです。
Xでも「敵方の登場人物にもそれぞれに立場や思いがある」という評が支持を集めていました。
オゴタイと妃たちは第一妃・第三妃・第六妃で覚える
第一妃ボラクチン(CV:くじら)は元チンギス・カンの妃で智謀に長けた人物。
第三妃キルギスタニ(CV:新谷真弓)は子どものように小柄。
そして第六妃がドレゲネです。
序列が下の第六妃という立場が、
彼女が後宮で孤立している理由に直結しています。
ドレゲネ・グユク・カダクはもう一人の主人公とその周辺
ドレゲネ(CV:小清水亜美)は元ナイマン族の娘で、
メルキト族ウハズ氏族の長ダイルの妻でした。
侵攻ですべてを奪われ、
夫を討った側であるオゴタイのもとへ。
息子グユクは溺愛していますが情緒の不安定な少年です。
カダク(CV:沼田祐介)はグユクの養育係で、
シタラを泥棒と間違えて連行したことが二人の出会いのきっかけになりました。
天幕のジャードゥーガル第6幕のドレゲネの過去に出てくる登場人物と関係図
第6幕「メルゲンの民」で一気に増えたのが、
ドレゲネのメルキト時代の家族です。
ダイルはメルキト族ウハズ氏族の長でドレゲネの最初の夫
ダイル(CV:石田彰)はドレゲネと年の離れた最初の夫。
敗北を悟った後も民だけは救おうとし、
娘をチンギス・カンへ献上する決断をします。
最終的には降伏して自ら奴隷に堕ち、
反乱の末に戦死しました。
出番は短いのに「心を持っていかれた」という感想が続出した、
忘れがたい人物です。
クランはダイルの娘でドレゲネにとっては継娘
ここは間違えやすいのではっきり書きますね。
クラン(CV:水瀬いのり)はドレゲネの実の娘ではありません。
夫ダイルの娘、
つまり継娘にあたります。
クランは自分から「民を救うために行く」と決意して発ちました。
ドレゲネは「この子は私とは違う」と最後まで反対しています。
クルトガンはクランの友人で弓の名手
クルトガン(CV:千葉翔也)はクランの友人で弓の腕が立つ若者。
降伏後も抵抗を続け、
反乱の末に戦死します。
メルキト時代の関係図を一行で整理すると
ドレゲネと夫ダイル、
その娘クラン。
これが元の家族で、
その全部を奪ったのが今の夫オゴタイの側でした。
この一本の線を引き直すだけで、
第6幕のドレゲネの涙の意味がまるごと変わってきます。
天幕のジャードゥーガルの相関図で混乱しやすい3つのねじれ
名前が覚えられない原因は記憶力ではなく、
関係そのものがねじれているからなんです。
ねじれ1 シタラはソルコクタニの命令と真逆のことをしている
シタラは「モンゴルに乱を起こさせないための密偵」としてドレゲネのもとへ送られました。
ところが実際にやったのは、
乱を起こす側との同盟。
Xでも「ソルコクタニの密偵しつつドレゲネとも手を組むの?」と戸惑う声が出ています。
逆にここさえ飲み込めば、
物語の推進力が一気に見えてきます。
ねじれ2 ドレゲネの今の夫は前の夫を討った側の人間
ドレゲネにとってオゴタイは、
かつての夫ダイルを討った側であり今の夫でもある。
敵と家族が同一人物という状態です。
彼女が後宮で笑わない理由は、
ここに全部詰まっているわけですね。
ねじれ3 皇子たちはオゴタイ家とトルイ家の二軸に分かれていく
帝国は一枚岩ではありません。
皇帝となったオゴタイの家と、
軍事力を握るトルイの家。
今の段階では「二つの家がある」という構造だけ押さえておけば十分です。
天幕のジャードゥーガルの「ジャードゥーガル」の意味はペルシア語の魔女
ジャードゥーガルは魔術師・魔女、天幕はモンゴルのゲル
ジャードゥーガルはペルシア語で「魔術師・魔女」を意味する言葉。
天幕はモンゴル遊牧民の住居であるゲルを指します。
つまり「モンゴルの魔女」ということになりますね。
英題は「A Witch's Life in Mongol」
英題もそのまま「モンゴルでの魔女の人生」。
主人公のモデルになった実在の女性が、
後宮で魔女と恐れられた記録に由来しています。
知恵を武器にする少女が、
なぜ魔女と呼ばれることになるのか。
タイトル自体が物語の予告になっているんです。
天幕のジャードゥーガルの登場人物の史実モデル(ここから先はネタバレあり)
ここから先は史実の話になります。
先の展開を知りたくない人は、
次の見出しまで飛ばしてOKです。
シタラのモデルはファーティマ・ハトゥン
シタラの史実モデルはファーティマ・ハトゥンという実在の女性。
オゴタイの皇后となったドレゲネの側近として、
絶大な権勢を振るった人物と記録されています。
ドレゲネのモデルはトゥレゲネ/トゥーラーキナ
ドレゲネは史料によって表記が違い、
モンゴル語系ではトゥレゲネ、
ペルシア語ではトゥーラーキナ。
史実のドレゲネもナイマン族出身で、
はじめはメルキト族の首長の息子の妻でした。
作中の「ダイルの妻だった」という設定は作者トマトスープさんによる空白の埋め方で、
歴史に詳しい人からも「史実と比べて自然な範囲内」と評価されています。
ソルコクタニとダイル・ウスンも実在の人物
ソルコクタニ・ベキも実在し、
モンケ・クビライ・フレグ・アリク・ブケという4人の息子の母。
後の元朝につながる系譜です。
ダイルもダイル・ウスンとして記録があり、
史実ではチンギス・カンの妻ボルテを奪った側として登場します。
第6幕の時系列は史実と正確に符合している
ドレゲネとシタラの出会いはオゴタイ即位の年である1229年秋という設定。
ナイマン・メルキトとの戦いは1204年です。
作中で語られる「25年前」と、
きっちり計算が合っているんですよ。
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まとめ
天幕のジャードゥーガルの登場人物と関係図を整理してきました。
要点を3つだけ振り返りますね。
1つめは、
登場人物を全員覚えなくていいということ。
シタラ・ドレゲネ・トルイ・ソルコクタニ・オゴタイの5人だけで話は追えます。
2つめは、
天幕のジャードゥーガルの関係図はホラズム側とモンゴル帝室側に分けると一気に整理できるということ。
そこにドレゲネのメルキト時代を足すだけです。
3つめは、
混乱の正体が3つのねじれだということ。
命令と真逆に動くシタラ、
夫が前の夫の仇であるドレゲネ、
そして二つに割れていく皇子たちの家。
名前が覚えられなくても、
作品を楽しめないなんてことは全然ありません。
この5人だけ押さえて、
次の放送をたっぷり味わってください!
