抽象画の描き方|自由に描く•2〜混ぜすぎないで、色と話す〜
絵の具の色は美しい。

昔の人は、鉱物や植物などから、気が遠くなるような試行錯誤の末に色を作り出しました。
今も絵の具メーカーの方々が、研究を重ねて一つひとつの色を生み出しています。
油画科の学生時代、チューブから出したそのままの色を使うなと言われていました。
世界の無限の色相を表現するには、絵の具の生の色は強すぎる、という意味でしょう。
でも、絵の具の色はそれぞれ本当に美しいです。
だから今の私は、できるだけそのまま使っています。
透明色という、下の色を透かすようなものもあれば、
不透明色という、顔料の力が強いものもある。
水を含ませると表情が変わる色もあるし、
透明水彩の中には、一本で二色以上の顔料がにじむシリーズもあります。
それぞれに個性があります。
冒頭の絵のように、混ぜたくなったら絵の上で混ぜてもいいです。
ルールに縛られず、自分の感覚と、そして絵の具と対話しながら、描いています。
少しずつ、自分が整っていく時間です。
今回もここまで読んでいただきありがとうございます。
このnoteでは、制作や活動のことを少しずつ綴っています。
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