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34歳、診断書を求められたけれど(5)

※この話はシリーズです。
(1)34歳、SESで3ヶ月で退場と言われた話
(2)34歳、SESで退場を告げられたあとの本社面談(2)
(3)34歳、戦力外通告のあとにハローワークと転職エージェントの面談をした話(3)
(4)34歳、休職を選んだはずなのに揺らいだ話(4)



休職の方向性を部長に伝えてから、
態度が少し軟化した。

そして再び言われた。

「生理痛が原因で診断書がもらえる可能性がある。
 傷病手当で対応できるなら、そちらで進めたい。」

電話も含めて、3回。



私としては、9年間働いてきて、
いまさら生理で“就業不能”になるとは思えなかった。

それでも強く勧められたため、
週末に婦人科を受診した。

AIにも相談し、こう伝えた。

会社から「最近休みが多いので受診してほしい」と言われました。
ただ、私は就業不能という自覚はなく、
診断書が必要な状態かどうかも分かりません。
現在の体調が医学的にどういう状態か、まず評価していただきたいです。

医師は検査を行い、少し困惑しながら症状を確認した。

そして言った。

「問題ない範囲ですね」

私は思わず笑ってしまった。

そりゃそうだ、と思った。
9年間、それで働いてきたのだから。

医師はこう続けた。

「診断書は不要で大丈夫ですか?」

「もちろんです」

医師は少し笑っていた。

会計は7,320円。
婦人科は高い。

会社は受診を強く勧めてくるが、費用は当然出ない。
結果が分かっていた検査に、この金額。

ため息が出た。



会社にはチャットでこう伝えた。

本日受診しました。
医師より現時点で就業不能の診断や
長期療養の指示はありませんでした。



金曜日、職場の人が相談に乗ってくれた。

「どう考えてもおかしい」

そう言ってくれた。

労働条件ほっとらいん(厚労省)の番号を教えてくれた。
「負けないでね」と。



電話は15分待った。

現状を話すと、
管轄の労働基準監督署を案内された。

しかしそこでも、

「生理による不利益の可能性なら、
 労働局の雇用均等室です」

と言われる。

たらい回しだ、と思った。

それでも電話をかけ直す。

年配の男性が話を聞いた。

結論はこうだった。

・正社員は簡単には解雇できない
・2月で現場終了でも、本社出勤はできるはず
・会社が拒否すれば不当の可能性がある
・損害賠償請求も理論上は可能

正論だった。

でも私は思った。

争いたいわけではない。

できるだけ円満に、
会社都合で退職し、
早く次に進みたい。



頭の中がまた混乱する。

休職 → 自然退職(自己都合)になる可能性
失業保険の開始時期
転職エージェントの懸念

どう動くのが最適解なのか、分からない。



ほっとらいん、労基、労働局。

昼休みを越えてしまい、昼食も取れなかった。

電話を切ったあと、
なぜこんなことをしているのだろうと、
一気に疲れが押し寄せた。

職場の人にまた相談したかったが、
忙しいと断られた。

それもそうだ。

落ち込む。
投げ出したくなる。

でも、前を向いて淡々と動くしかない。

今度は、週末の社労士無料相談へ行くことにした。



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