見出し画像

体の関係の後、彼がそっけない|臨床心理学者が教える不安に飲まれず彼の心を見極める7つの方法

体を重ねた翌朝から彼の態度が少しよそよそしくなった気がする。

あんなに近くにいたのに連絡の頻度が減って、そっけない返信が増えた。

「もしかして、体だけが目的だったのかな」「軽い女だと思われて、気持ちが冷めたのかな」

近づけたはずなのにかえって遠くなった気がして、不安で胸がいっぱいになる。

一線を越えたことが正しかったのか間違いだったのか。それすら、分からなくなっていく。

ここで、はっきりとお伝えします。

体の関係のあとに不安になるのは、あなたが軽い女だからでも遊ばれたからでもありません。深く近づいたあとに心が揺れ、相手の気持ちを確かめたくなるのは、人として自然な反応です。親密さが増すほど、失うことへの不安も大きくなる。それはあなたが真剣にこの関係を大切に思っている証なのです。

ただし、もう一つ大切なことがあります。その不安のまま、彼を問い詰めたり、追いLINEを重ねたり、体でつなぎ留めようとしたりするとまだ気持ちが定まっていない相手をかえって遠ざけてしまいます。体の関係のあとの彼の態度にはいくつもの理由があり、そっけなさが必ずしも冷めたサインとは限りません。その見極めを知らないまま不安に飲まれると関係を自分から壊してしまいます。

少しだけ想像してみてください。彼の態度の変化に一喜一憂して不安に飲まれる状態から抜け出して、彼の気持ちを落ち着いて見極められている。不安から追いかけるのではなく、自分を保ちながら関係を育てていけている。この記事を読み終える頃にはそのための見方と手順があなたの手に入っています。

申し遅れました。私は神崎叶と申します。臨床心理学者であり、現役の心理カウンセラーをしています。

大学院では臨床心理学を専攻し、人の行動がどのような条件で変化するかを科学的に研究する「行動分析学」を専門としてきました。人は親密になったあとなぜ不安になり、どんな心の動きをするのか。これは私の専門が深く関わる領域です。

カウンセラーとして人の話を聴き、心の問題に向き合う仕事をしながらその知見を後進のカウンセラーに指導する立場でもあります。加えてスピリチュアルカウンセラーとしても長年活動してきました。

私はこれまで1,000件を超える恋愛のご相談に向き合ってきました。その中で体の関係のあとに彼の気持ちが分からず、不安で苦しむ方をたくさん見てきました。

たとえばこんな方がいました。体を重ねたあと彼の態度が少しそっけなくなったことに不安になり、問い詰めては彼を困らせていた女性です。そっけなさは冷めたからではなく、彼なりに距離感を測っていただけだと分かり、不安を彼にぶつけるのをやめて落ち着いて関わるようにすると彼のほうから距離が縮まっていきました。

体の関係のあとの不安はその正体を知り、落ち着いて関われば関係を壊すものではなくなります。

今日お伝えするのは、気休めの言葉ではなく、現場で多くの方の恋愛に立ち会ってきた経験と心理学に基づいた、すぐ使える方法です。

体の関係のあと不安からやってしまいがちな5つのこと

まず、相談の現場で繰り返し見てきた、体の関係のあとにかえって関係を遠ざけてしまう行動を整理します。当てはまっても自分を責めないでください。どれも彼を失いたくないという不安から生まれる、自然な反応です。

1:不安から彼を問い詰めてしまう

「私のことどう思ってるの」と気持ちを確かめずにいられず問い詰める。まだ気持ちを整理している彼をその圧が引かせます。

2:連絡を重ねて、追いかけてしまう

そっけなさが不安で何度も連絡してしまう。追われるほど、相手は距離を取りたくなります。

3:体でつなぎ留めようと、さらに応じてしまう

離れたくない一心で望まないのに体の関係に応じ続ける。それは不安を深め、自分を大切にできなくなります。

4:そっけなさをすべて「冷めた」と決めつける

態度の変化を気持ちが冷めたサインだと思い込む。理由はほかにもあるのに不安な方へ決めつけてしまいます。

5:一線を越えた自分を責め続ける

「軽かったかな」と体の関係を持った自分を責める。その自責が不安の苦しさに上乗せされます。

これら5つの行動の根っこはどれも「親密になった後の不安を彼を確かめることで鎮めようとしていること」にあります。問題はあなたの価値ではなく、この不安との付き合い方がまだ見つかっていないことなのです。

この先であなたが手にできること

ここから先では体の関係のあとの不安に飲まれず、彼の気持ちを落ち着いて見極めていくための中身を順を追ってお伝えします。読み終えたとき、あなたの手にはこれだけのものが残ります。

なぜ、親密になったあとにこれほど強く不安になるのか。その正体に心理学で名前をつける「3つのメカニズム」。不安になる自分を責めなくてよいと分かります。

彼のそっけなさの理由を決めつけずに見極める、判断の視点。

不安を彼にぶつけず、自分で整えながら関係を育てていく関わり方。

そして、体だけの関係なのかを見極めて、自分を守る、撤退ラインの引き方。

その出発点になるのが、心理学でいう「愛着」という考え方です。なぜ親密になるほど、失う不安が強くなるのかその理由を責めるのではなく理解する形で説明してくれます。その仕組みからお伝えしていきます。

ここから先は

5,754字
この記事のみ ¥ 4,980

恋愛に関する様々な悩みを解決するための恋愛攻略コンテンツが読み放題になるメンバーシップです。 現役の…

5000円以下の記事読み放題プラン

¥3,000 / 月

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?