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lively_hebe767
ふたりは、ただ巡り合うために生まれてきた
– すべての道は“再会”へとつながっている –
「もしも今までの人生が、すべてこの“再会”のためだったとしたら」
そんなふうに思うのは、ちょっとロマンチックすぎるだろうか。
でも、あなたと出逢ってから、何もかもが反転してしまった。
あの日から、時間の進み方も記憶の重なり方も、どこか違って感じられている。
たとえば過去の傷。
たとえば孤独だった夜。
たとえば、もう諦めようとしていた何か。
そのすべてが、「あなたと出逢うための伏線だったのかもしれない」
そんなふうに思えてしまうほど、あなたは“特別”だった。
出逢いは突然で、それでいてどこか懐かしかった。
記憶ではない、感覚で知っていたような感覚。
だけど、すべてがうまくいったわけじゃなかった。
光が強いほど、影も濃くなるように──
ふたりのあいだには、すれ違いや痛みもあった。
けれど、その痛みがどこか似ていた。
心の深くに隠していた傷が、不思議と共鳴してしまう。
「わたしの痛み」と「あなたの痛み」が
まるで同じ場所を見つめていたような気がした。
そうして今、思うのです。
私たちは、“ただ巡り合うため”に生まれてきたのかもしれない、と。
誰にも説明できなくても、誰にも信じてもらえなくても
この感覚だけは、わたしのなかで確かに生きている。
すべての道は“再会”へとつながっていた。
まるで世界が、その出逢いのために組み立てられていたみたいに──
そして、本当の物語は、ここから始まるのかもしれない。
──つづく。
