東京都立大学 助産学専攻科の過去問・模範解答を徹底講義|2027年度入試・倍率・予想問題・アセスメント30問付/6万字

東京都立大学は、公式サイトで2026年度助産学専攻科入試の筆記試験問題と模範解答・出題の意図を公開しています。しかし、模範解答には正答となる語句が中心に示されており、「なぜその答えになるのか」「関連して何を覚えるべきか」「看護計画をどのように組み立てればよいのか」までは全く説明されていません。そこで本記事では、2026年度の東京都立大学助産学専攻科筆記試験をもとに、正答だけでなく、生理学、病態生理、関連法規、アセスメント、看護目標、看護計画まで詳しく解説します。
さらに、公式模範解答をそのまま受け入れるのではなく、計算式、現行の診療基準、胎児心拍数波形の定義と照合し、気になる箇所についても検証しました。
記事後半には、今回の出題傾向から作成したオリジナル予想問題30問と解答・詳細解説も収録しています。
以下には過去の問題に対する答え、そしてその解答に関する詳細な講義があります。さらに、ここから見えてくる予想問題も付属したパーフェクト対策になります。
noteの基本構成
各問題を次の順番で構成
1.問題の要旨
公式問題文から「何を問われている問題か」を解説する。
2.解答
空欄の正答や記述答案を明確に提示。
3.なぜその答えになるのか根拠(重要)⭐️
単なる用語説明ではなく、生理学・病態生理・解剖学的根拠まで踏み込む。たとえば新生児が低体温になりやすい理由なら、体表面積、皮下脂肪、褐色脂肪組織、非ふるえ熱産生、酸素消費量、低血糖との関連まで説明する。
4.周辺知識(重要)⭐️
その問題から派生して試験で問われる内容を整理する。
類似する用語との違い
正常値や診断基準
関連法規
観察項目
異常時の看護
国家試験で狙われる論点
5.出題意図(重要)⭐️
なぜ東京都立大学がこの問題を出したのかを分析する。知識の暗記を確認したのか、文章読解力を見たのか、母児の優先順位を判断する力を評価したのかまで書く。
6.記述問題の答案例(重要)⭐️
問IVのような事例問題では、単語だけでなく、採点される文章としての模範答案を作る。看護目標は抽象的な「安全・安楽」では終わらせず、観察可能な状態で示し、看護計画は観察・アセスメント・援助を具体化する。
公式解答もそのまま信じず検証する
大学側の公式解答は度々間違うことがよくある。そのため、当講義では、解説を作る前に正答自体の徹底した点検を行う。
たとえば、身長165cm、BMI20.0から求める体重は、
20.0×1.65²=54.45kg
したがって、有効数字3桁なら54.5kgになる。一方、模範解答には「56.3」と記載されており、設問条件との不整合があり間違った解答もあります。他の例では、胎児心拍数波形についても、問題文の子宮収縮との時間関係と「遅発一過性徐脈」という模範解答が完全に整合しているか、定義に沿って慎重に検討する必要がある。公式解答は遅発一過性徐脈となっているが、文章どおりに判読すると早発一過性徐脈を示す記載に近く、少なくとも遅発一過性徐脈と確定できる文章ではない。遅発一過性徐脈を正答とするなら、「心拍数の最下点が子宮収縮の最強点より遅れて出現し、子宮収縮終了後に回復した」などの記載が必要である。これは単なる細かい言葉の問題ではなく、病態が児頭圧迫なのか子宮胎盤循環不全なのかが変わる重大な違いなのだ。
このように、公式解答を信じた受験生が損をするのである。大事なのは己の頭で徹底的にリーズニングできること、それを徹底したからこそ、私は国試でも得点率99%取ることができた。まだまだあるぞ、問題Ⅲ・「空腹時血糖」は現行ガイドラインと異なる。問題Ⅳ・「辺縁前置胎盤」は旧来の分類としては正しいが、現在の用語では注意が必要だ。そこまで頭が回るのかということだ。
都立大の解答には毎年必ずと言って良いほどいくつも間違いがあるため、信じるなということです。
したがって当講義では
公式解答/計算・定義による検証/受験時に書くべき答案
を区別する。これにより、単なる過去問解説ではなく、誤植や曖昧な設問まで臨床推論で徹底検証した独自教材にさせた。これが唯一無二の私のやり方である。なお、公式解答には解答しかないため、全ての字数を合わせても400字程度だ。当noteは6万字以上の講義で構成される。つまり、150倍以上のボリュームである。ここでも他の受験生を圧倒的に差別化することができる。
このような受験生に向いています
東京都立大学助産学専攻科を受験予定で、過去問を見ても何をどこまで勉強すればよいか分からない方に向いています。
また、母性看護学の知識は覚えていても、事例問題になるとアセスメントや看護計画を書けない方、記述答案が抽象的になってしまう方にも役立つ内容です。
「母児に寄り添う」「安心できるよう支援する」「個別性を大切にする」と書くだけでは、東京都立大学の事例問題には対応できません。
必要なのは、病態生理と母児の情報から危険を予測し、
何を観察するのか
なぜ観察するのか
どの異常を早期発見するのか
何を優先して介入するのか
目標達成をどの所見で評価するのか
を具体的に記述する力です。
本記事では、そこまで踏み込んで解説します。
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