昭和医科大学助産学専攻科の倍率・過去問・面接・志望理由書を徹底解説|難易度と入試対策

昭和医科大学助産学専攻科について、募集人数、最新の入試日程、倍率、母性看護学・新生児の筆記試験、過去問、志望理由書、面接、学費、奨学金、実習先まで詳しく解説します。
昭和医科大学助産学専攻科は、1年間で助産師国家試験受験資格の取得を目指す課程です。募集人数は15名。入試は母性看護学・新生児の学力試験、面接、学業成績によって行われます。英語試験と独立した小論文試験はありません。
試験科目だけを見ると、母性看護学と面接へ準備を集中できる学校に見えます。しかし、直近の入試では87名が志願し、合格者は14名でした。倍率は約6.2倍です。その前も5倍前後の入試が続いており、昭和医科大学助産学専攻科は、首都圏の助産師養成課程の中でも明確な難関校です。
さらに、大学は過去問題を一切公開していません。表面的な科目名だけでは、問題数、出題形式、記述問題の有無、求められる知識の深さが分からない学校です。過去の受験生からどこまで情報を収集できているかによって、対策の精度に大きな差が生じます。
なお、2025年4月に「昭和大学」から「昭和医科大学」へ校名が変更されました。過去の入試情報や受験報告は「昭和大学助産学専攻科」の名称で残っているため、検索するときは新旧両方の校名を確認する必要があります。
昭和医科大学助産学専攻科とは
昭和医科大学助産学専攻科は、看護師免許を持つ女性、または看護師国家試験受験資格を取得する見込みの女性を対象とする1年制の助産師養成課程です。
大学の建学の精神である「至誠一貫」を基盤とし、助産と母子保健に関する専門的な知識・技術だけでなく、生命と女性の主体性を尊重できる助産師の育成を目指しています。
教育の対象は、妊娠・分娩・産褥・新生児期だけではありません。思春期、性成熟期、更年期、老年期まで、女性の生涯にわたる健康を支援するウィメンズヘルスの視点が重視されています。
思春期の性教育への参加、更年期の心理に関する学習、地域での母子保健活動、助産師外来や院内助産所を活用した教育も行われています。分娩介助技術だけを身につける課程ではなく、女性のライフステージ全体へ関わる助産師を育てる構成です。
2027年4月から鷺沼キャンパスへ移転予定
昭和医科大学助産学専攻科は、これまで横浜市緑区の横浜キャンパスで教育を行ってきました。
しかし、2027年4月に川崎市宮前区の鷺沼キャンパスが開設される予定であり、助産学専攻科も新キャンパスで学ぶ計画です。
鷺沼キャンパスでは、医学部、歯学部、薬学部、保健医療学部、助産学専攻科の学生約2,000人が学びます。複数の医療系学部が同じキャンパスへ集約されるため、昭和医科大学が重視する学部連携教育やチーム医療教育も、これまで以上に実施しやすくなると考えられます。
最新入試の試験会場は横浜キャンパスですが、合格して入学する学生は鷺沼キャンパスで学ぶ予定です。試験会場と入学後の通学先が異なる点には注意が必要です。
募集人数は15名
昭和医科大学助産学専攻科の募集人数は15名です。
入試は年1回のみです。帝京大学のようにⅠ期・Ⅱ期・Ⅲ期が設定されている学校ではありません。秋の1回で合否が決まるため、不合格になった後に同じ年度でもう一度受験することはできません。
補欠合格制度はあります。合格発表時に補欠者も公表され、正規合格者の入学手続状況によって欠員が生じた場合に、順次繰り上げ合格となります。ただし、補欠順位や繰り上げ状況について、大学は問い合わせへ対応しないと明記しています。
最新入試の日程
最新の募集要項では、出願期間は2026年8月31日から9月11日までです。
試験日は2026年9月26日、合格発表は9月30日午後3時です。
試験当日は8時30分までに入場し、9時から10時まで母性看護学・新生児の学力試験が行われます。面接は10時40分から順次実施されます。
出願書類は簡易書留で期間内必着です。窓口への持参は認められていません。入学検定料は3万円です。
助産学専攻科入試としては、出願から試験、合格発表までの動きが速い学校です。合格発表の翌日から入学手続期間が始まり、約1週間で200万円の学納金を納入する必要があります。
併願校の試験日や合格発表を待ってから手続することが難しい場合もあるため、昭和医科大学へ合格した場合に進学するのか、出願前から検討しておく必要があります。
昭和医科大学助産学専攻科の倍率
昭和医科大学が公表している志願者数・合格者数を見ると、近年は5倍から6倍を超える入試が続いています。
2022年度は定員15名に対して志願者88名、合格者15名で、倍率は約5.9倍でした。
2023年度は志願者75名、合格者15名で5.0倍です。
2024年度は志願者76名、合格者15名で約5.1倍です。
2025年度は志願者87名、合格者14名で約6.2倍まで上昇しました。
2019年度には志願者44名、2021年度には52名だったため、もともと毎年80人前後が集まる学校ではありませんでした。しかし、近年は75人から88人程度が15名の枠を争う状態が定着しています。
英語試験がないこと、大学附属病院で実習できること、200万円の奨学金制度があること、附属病院への就職経路が明確であることなどが、志願者増加の背景にあると考えられます。
2025年度は15名募集でも合格者14名
2025年度は定員15名に対して、合格者が14名でした。
定員が15名だからといって、必ず15名以上を合格させるわけではありません。学力試験、面接、学業成績を総合した結果、大学が求める水準へ到達した受験生だけを合格させた可能性があります。
入学者も14名でした。翌2026年度の入学式でも14名が入学しています。昭和医科大学は、定員を必ず埋めるために合格基準を下げる学校とは限らない点を理解しておく必要があります。
昭和医科大学助産学専攻科は穴場なのか
結論として、昭和医科大学助産学専攻科は穴場ではありません。
募集人数は15名ありますが、直近の倍率は6.2倍です。入試機会は1回しかなく、過去問も非公開です。
英語試験と小論文試験がないため、試験科目数だけを見ると受験しやすく感じます。しかし、母性看護学・新生児の筆記試験へ受験生の差が集中します。志望理由書も1000字から1200字と長く、面接と学業成績も合否判定に使用されます。
昭和医科大学は、
英語試験はないが、過去問非公開の母性看護学・新生児試験と長文の志望理由書、面接、学業成績を総合して選抜し、約5倍から6倍の競争となる難関校
と評価するのが適切です。
東京都立大学助産学専攻科の10倍前後には及ばないものの、東京医療保健大学助産学専攻科よりも直近倍率は高く、首都圏では上位の難易度に位置します。
入試科目は母性看護学・新生児
学力試験の科目は、母性看護学(新生児を含む)です。
試験時間は60分です。
「母性看護学」という名称ですが、大学の教育方針と過去の受験報告を考えると、妊娠・分娩・産褥だけを学べばよい試験ではありません。
女性の生涯にわたる健康、リプロダクティブ・ヘルス/ライツ、母子保健、新生児、乳幼児、家族、地域支援など、母性看護学と助産学へ接続する幅広い知識が必要です。
当受験生の報告では、5肢択一のマークシート問題を中心に、50問未満の問題が出題されたとされています。妊娠期から産褥期、新生児期、母性看護学概論まで広く問われ、状況設定問題や小児領域に関係する問題も含まれていました。さらに、試験の終盤にアセスメントを要する問題が出題されています。
マークシートだから簡単とは限らない
選択式問題は、記述式より答えやすいと思われがちです。
しかし、5つの選択肢が与えられる問題では、正しい選択肢を知っているだけでなく、ほかの選択肢のどこが異なるのかを判断できなければなりません。
妊娠週数、検査値、胎児発育、分娩進行、産褥経過、新生児の呼吸・循環・体温・黄疸・哺乳などでは、数値や時期を少し変えた選択肢が作られます。
また、状況設定問題では、複数の情報を読み、母体・胎児・新生児の状態を判断する必要があります。単語や基準値を暗記しているだけでは、事例の中で何を優先して考えるべきか判断できません。
新生児を独立した重点領域として考える
募集要項は、母性看護学の後ろに「新生児含む」と明記しています。
新生児期は、胎盤を介した胎児循環から、自ら呼吸して酸素化を維持する子宮外生活へ移行する時期です。出生直後には呼吸、循環、体温、血糖、哺乳、排泄などが短時間で変化します。
正常な適応過程を理解したうえで、呼吸障害、低体温、低血糖、黄疸、感染、哺乳不良などの異常を識別する必要があります。
妊娠・分娩の知識へ学習が偏り、新生児領域の準備が遅れる受験生は少なくありません。しかし、昭和医科大学では試験科目名の段階から新生児を明示しており、母体と児を一体として理解できることが重要です。
過去問は大学から一切公開されていない
昭和医科大学は、助産学専攻科の過去問題を公表していません。
大学公式パンフレットの「過去問題はありますか」という質問にも、明確に「非公開です」と回答しています。大学の一般学部入試については過去3年分が掲載されていますが、助産学専攻科の問題は対象外です。
そのため、公式情報だけで分かるのは、
母性看護学・新生児
試験時間60分
面接あり
学業成績を含む総合判定
という範囲までです。
問題形式、問題数、記述問題、状況設定問題、過去に問われた領域は、募集要項からは分かりません。
当スクールでは、これまで昭和医科大学助産学専攻科を受験した受験生から寄せられた報告を基に、実際に出題された筆記問題、出題形式、面接内容を複数年度にわたり整理しています。
国家試験問題だけでは足りないか?
母性看護学の基礎を確認するために、看護師国家試験の過去問題を利用することは有効です。
しかし、看護師国家試験は、看護師として必要な基礎能力を全国一律で確認する試験です。一方、助産学専攻科入試は、1年間で助産診断、分娩介助、保健指導、実習を修得できる受験生を選抜する試験です。
昭和医科大学のカリキュラムには、産科学、解剖生理学、新生児・乳幼児、助産診断、ハイリスク事例展開、臨床推論が含まれています。入試段階でも、入学後の専門教育へ接続できる基礎学力が必要です。
国試の正答を覚えるだけでなく、妊娠・分娩・産褥・新生児の現象がなぜ起こるのかを、解剖生理・病態生理から理解しておくことで、状況設定問題やアセスメント問題へも対応は可能です。基本は国試の問題ですので、普段の勉強がそのまま点数になるでしょう。
志望理由書は1000字から1200字
昭和医科大学では、出願時に所定の志望理由書を提出します。
テーマは、
「本学助産学専攻科を志望した理由(これまでの学習・研究成果等を含む)及び入学後の学修・研究の抱負」
です。
1000字から1200字以内、横書き、自筆で1枚にまとめます。パソコンで作成する書類ではありません。
1000字を超える志望理由書は、助産師養成課程の出願書類としては長い部類に入ります。
しかも、単に助産師を志した理由と学校志望理由を書く様式ではありません。「これまでの学習・研究成果」と「入学後の学修・研究の抱負」まで明記されています。
看護実習や卒業研究、看護師としての臨床経験を通して何を観察し、何を考え、どのような課題を持ったのか。その課題が昭和医科大学の教育内容とどのようにつながるのかが問われます。
志望理由書は面接資料にもなる
面接は、学力試験終了後の10時40分から行われます。
大学は面接時間、面接官数、具体的な質問を公表していません。しかし、選抜は学力試験、面接、学業成績を総合して判定すると明記されています。
出願時には志望理由書だけでなく、出身大学と看護師養成校の成績証明書・卒業証明書も提出します。既卒者は看護師免許証の写しも必要です。
したがって、面接官は志望理由書だけでなく、学修歴、成績、看護師経験を確認したうえで質問できる構造です。
志望理由書に書いた内容と面接で話す内容が一致しているだけでは足りません。これまでの学習・研究・実習・臨床経験と、入学後に学びたい内容の間に、受験生自身の具体的なつながりが必要です。
出願資格には注意が必要
昭和医科大学助産学専攻科は、看護師免許を持っているだけで誰でも受験できる学校ではありません。
看護師免許または看護師国家試験受験資格に加え、大学卒業、学士取得、外国での16年課程修了、文部科学大臣が指定する4年制以上の専修学校専門課程修了などの条件を満たす必要があります。
3年制看護専門学校を卒業して看護師免許を取得しただけでは、通常の出願資格に該当しない可能性があります。
募集要項には、一定年齢以上の人を個別審査によって大学卒業者と同等と認める広い規定は掲載されていません。専門学校卒業者は、自分の課程が文部科学大臣指定の4年制専門課程に該当するか、早い段階で確認する必要があります。
また、看護師国家試験受験資格取得見込みで出願することはできますが、入学時には看護師国家試験に合格し、看護師免許を受けていなければなりません。不合格の場合は、助産学専攻科の入学許可も取り消されます。
学費は200万円
入学時学納金は、合計200万円です。
内訳は、入学金10万円、授業料110万円、実験実習料50万円、施設費30万円です。
これとは別に入学検定料3万円が必要です。抗体価が不足している場合には、実習前のワクチン接種費用が追加で必要になる可能性があります。
公立大学の助産学専攻科と比べると高額ですが、2年間の私立大学院よりは修業期間が短く、1年間で助産師国家試験受験資格を取得できます。
費用だけでなく、1年間は講義、演習、分娩介助実習、継続事例実習、地域・助産所実習、国家試験対策が連続するため、働きながら通うことは現実的ではありません。学費と生活費の両方を準備しておく必要があります。
200万円の奨学金と3年間勤務による返還免除
昭和医科大学には、助産学専攻科生を対象とした独自の奨学金制度があります。
貸与額は200万円で、在学中に1回貸与されます。
課程を修了し、助産師免許取得後に昭和医科大学附属病院で助産師として3年間勤務した場合、返還が免除されます。無利息ですが、中途退学した場合などは返還が必要です。
学費200万円と同額の貸与を受けられるため、附属病院への就職を希望する受験生にとっては非常に大きな制度です。
一方、3年間の勤務を前提とするため、将来働きたい地域や病院が決まっている人は慎重に考える必要があります。奨学金があるから受験するのではなく、昭和医科大学附属病院で周産期医療へ携わりたいかまで含めて判断すべき制度です。
学生寮も利用できる
助産学専攻科生は、長津田寮へ入寮できます。
寮費は水道費込みで月額3万2,000円です。エアコンを備え、洗濯機は共同使用となっています。
ただし、2027年4月から助産学専攻科は鷺沼キャンパスへ移転予定です。通学経路や寮の運用が今後変更される可能性もあるため、入寮を希望する場合は最新の案内を確認する必要があります。
1年間で40単位を修得する
昭和医科大学助産学専攻科の修了要件は40単位です。
教養学領域ではジェンダー論、倫理学、英語を学びます。
基礎助産学領域では、助産学概論、産科学、解剖生理学、新生児・乳幼児を履修します。
臨床助産学領域には、保健指導・健康教育、分娩介助、助産診断、ハイリスク事例展開、臨床推論が配置されています。
実践助産学領域では、地域母子保健、助産管理、基礎実習、分娩介助実習、継続事例実習、地域・助産所実習、管理実習、助産学研究を行います。
注目すべき科目は「臨床推論」です。
助産師は、得られた情報を列挙するだけでなく、妊産婦・胎児・新生児の生理的変化と異常徴候を識別し、観察、判断、報告、介入へつなげなければなりません。
入試でアセスメントに関係する問題が報告されていることと、入学後に臨床推論を独立科目として学ぶことは無関係ではありません。昭和医科大学は、知識を保持しているだけでなく、知識を助産判断へ変換できる学生を育てようとしている学校です。
4つの大学附属病院で実習できる
主な実習先は、次の4病院です。
昭和医科大学病院、昭和医科大学藤が丘病院、昭和医科大学横浜市北部病院、昭和医科大学江東豊洲病院です。
このほか、地域の助産所や保健所でも実習します。
4つの附属病院は、それぞれ周産期医療の機能や分娩環境が異なります。総合周産期母子医療センター、マタニティハウス、助産師外来、院内助産など、多様な実践環境に触れられることが昭和医科大学の大きな特徴です。
正常経過の妊産婦だけでなく、合併症妊娠、胎児異常、緊急帝王切開、母体救命、新生児集中治療が必要となる症例へ接する可能性があります。
一方、助産所実習では、医師が常駐する大学病院とは異なる環境で、正常経過を見極め、助産師が主体的に判断する過程を学びます。
高度医療と地域助産の双方を経験できることが、昭和医科大学の教育上の強みです。
修了生の多くが昭和医科大学附属病院へ就職
大学公式パンフレットでは、ほとんどの修了生が昭和医科大学附属病院へ就職すると説明されています。
外部医療機関への就職も可能ですが、実習先と就職先が連続していること、200万円の奨学金返還免除制度があることから、附属病院へ進む学生が多くなっています。
入学後の実習を通して、各附属病院の周産期医療、看護・助産体制、病棟の特徴を把握したうえで就職先を選べる点はメリットです。
昭和医科大学の附属病院で働きたい受験生にとっては、資格取得と就職を一体として考えられる課程です。
助産師国家試験は3年連続100%
大学パンフレットに掲載されている2022年度、2023年度、2024年度の助産師国家試験合格率は、いずれも100%です。
2024年に実施された第107回助産師国家試験でも、13名が受験し、13名全員が合格しています。
1年間の課程では、講義・演習・実習と国家試験対策が重なります。入試へ合格したことがゴールではなく、限られた期間で40単位を修得し、分娩介助実習を完了し、国家試験へ合格する必要があります。
入試で基礎学力、志望理由、学業成績を総合的に確認しているのは、入学後の密度の高い課程を修了できる学生を選ぶためでもあります。
昭和医科大学助産学専攻科を受験する方へ
昭和医科大学助産学専攻科は、英語試験がなく、母性看護学・新生児と面接へ対策を集中できます。
しかし、過去問は非公開であり、直近倍率は6.2倍です。母性看護学の知識問題だけでなく、状況設定問題、アセスメントに関係する問題が報告されています。
さらに、1000字から1200字の志望理由書では、助産師志望理由だけでなく、これまでの学習・研究成果と入学後の学修・研究の抱負まで問われます。
筆記試験、志望理由書、面接を別々に準備するのではなく、受験生の看護経験・実習経験、昭和医科大学の教育内容、将来の助産実践を一貫させる必要があります。
当スクールでは、過去の受験生から寄せられた複数年度の報告を基に、昭和医科大学で実際に出題された母性看護学・新生児の問題、出題形式、アセスメント問題、面接内容を整理し、学科・志望理由書・面接を一体として対策しています。
よくある質問
昭和医科大学助産学専攻科の募集人数は何名ですか?
15名です。
ただし、2025年度は87名が志願し、合格者は14名でした。定員数と同じ人数を必ず合格させるとは限りません。
倍率は何倍ですか?
2025年度は約6.2倍です。
2022年度は約5.9倍、2023年度は5.0倍、2024年度は約5.1倍であり、近年は5倍以上が続いています。
英語試験はありますか?
入試当日の英語試験はありません。TOEFLやTOEICの提出も求められていません。
ただし、入学後の必修科目には英語があります。また、アドミッション・ポリシーでは外国語の基礎学力と継続して学ぶ意欲を求めています。
小論文はありますか?
独立した小論文試験はありません。
ただし、出願時に1000字から1200字の志望理由書を自筆で提出します。筆記試験でもアセスメントに関係する問題が出題されたとの報告があります。
過去問は公開されていますか?
公開されていません。大学公式サイトとパンフレットの両方で、過去問題は非公開と明記されています。当スクールの受験生の報告によれば、難易度は国試レベルということです。国試対策をしっかりやってきた方なら高得点取れます。
筆記試験は何分ですか?
60分です。科目は母性看護学で、新生児を含みます。
入試は年に何回ありますか?
1回です。最新入試では9月に実施されます。
3年制看護専門学校卒業者は受験できますか?
看護師免許だけでは出願できるとは限りません。
大学卒業、学士取得、文部科学大臣が指定する4年制以上の専門課程修了などの条件を満たす必要があります。
学費はいくらですか?
入学金、授業料、実験実習料、施設費を合わせて200万円です。別途、入学検定料3万円などが必要です。
奨学金はありますか?
200万円の貸与制度があります。修了後、助産師として昭和医科大学附属病院へ3年間勤務した場合、返還が免除されます。
どこで実習しますか?
昭和医科大学病院、藤が丘病院、横浜市北部病院、江東豊洲病院を中心に、地域の助産所や保健所でも実習します。
昭和医科大学助産学専攻科は穴場ですか?
穴場ではありません。近年は5倍から6倍を超える倍率で推移しており、過去問も非公開です。首都圏の助産学専攻科では難関校に位置します。
まとめ
昭和医科大学助産学専攻科は、1年間で助産師国家試験受験資格の取得を目指す課程です。
募集人数は15名です。
最新入試は、母性看護学・新生児の60分間の学力試験、面接、学業成績によって総合的に判定されます。出願時には1000字から1200字の志望理由書を自筆で提出します。
英語試験と独立した小論文試験はありません。
しかし、2025年度は87名が志願し、合格者は14名、倍率は約6.2倍でした。近年は5倍以上が続いており、受験機会も年1回だけです。
大学は過去問題を一切公開していません。受験報告では、5肢択一の知識問題、状況設定問題、小児領域に関係する問題、アセスメントを要する問題が確認されています。
入学後は、産科学、解剖生理学、新生児・乳幼児、助産診断、ハイリスク事例展開、臨床推論、分娩介助実習、継続事例実習、地域・助産所実習など、40単位を1年間で修得します。
2027年4月からは、新設される鷺沼キャンパスで学ぶ予定です。
学費は200万円ですが、同額の奨学金貸与制度があり、修了後に附属病院で助産師として3年間勤務した場合は返還が免除されます。
昭和医科大学助産学専攻科は、
4つの大学附属病院を生かした高度な周産期教育、明確な就職経路、充実した奨学金制度を持つ一方、約5倍から6倍の競争となる難関校
です。
母性看護学・新生児の知識だけでなく、状態を読み取る臨床推論、長文の志望理由書、個人の経歴に基づく面接まで、総合的な準備が必要です。
