見出し画像

キリキリマンマンジャロジャロ、あるいはキリマンジャロに縁の多い一年について

キリマンジャロ、東京からは1万キロ以上、飛行機で24時間、言語はスワヒリ語、スワヒリ語で水はマジ(マジ?)、言語も違えば文化も違う、直行便のない場所、それがタンザニアにあるキリマンジャロである。 

2025年、色々あった。今年の漢字が「熊」になったなか、私における今年を象徴する言葉は間違いなく

キリマンジャロ

キリマンジャロだ。

……なんで?
そんな感情を持つ人もいると思う。
不思議ではない。

だが今年は
キリマンジャロに縁のあった1年だった。

振り返っていこう、なじみがあるのにその実ほとんど知らない、キリマンジャロという言葉と共に、この1年を──

こちらはmstdn.beer (以下ビア鯖)にアカウントを持つ、てすとさん主催のmstdn.beer Advent Calendar 2025の16日目の記事である。てすとさん、あどみんさん、いつもありがとうございます。

昨日はひなこさんが松江のおすすめのバーを紹介してくださっています。いいお酒をじっくり味わう、そんな楽しみ方って素敵ですね。バーテンダーさんの所作が綺麗だと見とれちゃいます。松江には自動車免許の合宿で行ったきりなのでまた行きたいな。

キリマンジャロで年を越す、キリマンジャロで踊る

2025年の幕開け、2024年と2025年のはざま、私はキリマンジャロで踊っていた。

タンザニアにいたのか? と問われれば違う、と答える。どこにいたか、それは、

幕張

幕張にキリマンジャロ!? そう、幕張にキリマンジャロは存在した。それは、ハッピーヒマラヤみたいなバンドこと、Lucky Kilimanjaro(ラッキリ)である。

ぺーい🍺

長年の夢であった、カウントダウンジャパンで音楽を聞きながら年越し。その夢を叶えてくれたバンドが以前より推しているラッキリだ。

年越し曲は大大大大好きな、そしてラッキリを知るきっかけになった350ml galaxyという曲。イントロがかかった瞬間からテンションは爆アゲ。

サビを歌いきる前にカウントダウンが始まった。
3,2,1,……Happy New Year!

ピンクとブルーのラッキリカラーのテープがキラキラと宙を舞い、それを手につかんだ瞬間、私の2025年がはじまったのだ。

最高のダンサーに乾杯!
Let's Go‼

そしてサビに戻ってきて踊る。アルコールのはいったカラダに音が染みる。なんて楽しい年越しなんだ、と快感でふるえたのだった。

あけおめー

巨大なキリマンジャロを食べる

キリマンジャロは食べられる。
多くの人にとって、キリマンジャロは飲むものである。それはコーヒー、飲み物としてである。
だがしかし、この世には食べられるキリマンジャロが存在する。

こちらだ。1,2,3──!


見よ、この巨石を

デッッッッカ!
何を隠そう、この大きな肉の塊、1キロある。
こちらが食べられるのはマロリーポークステーキという、首都圏で人気を博しているポークステーキ屋さんである。

ブタの肩ロース肉の塊が1キロ、食べ切れるのか?と不安だったが、食べ始めてみればするすると胃の中に消えていく。もともとの肉の質がいいからか、胃がもたれない。味付けもちょうどよく、飽きのこないものである。

800gくらい食べると味に変化が欲しくなり、わさびや醤油、マスタードなんかで味変を試みる。900gくらいで結構お腹いっぱいになったが、残すのももったいないと、塩とコショウを豪快にふって食べきった。結局、塩コショウしか勝たん。

完食しておなかいっぱいだーと思って電車に乗って帰途につくと、その途中でなぜかおなかが空いてきた。なぜだっ!あんなに食べたのに!脂身が少ないから消化がいいのだろうか。人の身体って不思議。

ちなみに、2キロのオリンポスというものもある。もはや規模が地球じゃないじゃん。

食べました✌

キリマンジャロを比べる

キリマンジャロは比べることもできる。あの霊峰キリマンジャロと、タンザニアで2番目に大きい山、メルー山を比べるということか? いや違う。

コーヒーを焙煎違いで飲み比べ

飲み比べである!

このときのことはこの記事に詳しいのだが、なぜかめちゃくちゃいいねがついた。なぜ?

弊記事ではダントツのトップいいね記事となった。昨年、焼きそばバゴォーンの記事を書いた際、これ以上のものは書けないな、と思ったがまさかそれをダブルスコアで超えてくるとは思わなかった。

この記事を超えるものは書けないだろう。それはまるでアフリカ最高峰のキリマンジャロのように。だが、それを超えるエベレスト級の記事を書こうという意気込みも持つことができた。来年も頑張ろう、アドカレ。

キリマンジャロに降り立つ

ようやくちゃんとキリマンジャロが地名として有効な話題になった。そう、今年の9月にキリマンジャロ空港に降り立ち、タンザニア旅行をしてきた。

カタール航空ありがとう

主にサファリツアーに参加するためなのだが、タンザニア、良かったねえ。気候も暑すぎず寒すぎず、カラッとしていてご飯も美味しい。

気球からの眺め

アフリカってサソリとかヘビとかがうじゃうじゃいて、槍持った人とか獰猛な動物に襲われる、みたいなイメージだったのだが、それがガラッと覆された。

都市部はインターネットやスマホを使いこなすサラリーマンや観光客を相手にするビジネスマンが多く、カラフルな衣装で着飾った女性が頭に重い荷物や商品を載せながら悠々と歩く姿が見られる。

地方に行けば物干し竿に真っ白な布団やシーツを干し、自家製のはちみつを売り、ヤギや牛を放牧する、牧歌的な生活を見ることができる。

タンザニアは世界の中でも特に貧しい国だという。だが、それを感じさせない良く言えば余裕のような、悪く言えば諦観のようなものがあった。確かに物乞いというか、観光客である私たちに話しかけてゆで卵を法外な価格で売ってこようとした男の子に出会った。

だが、ダメ元というか、鬼気迫るものはなかった。全国民が総じて貧しいからだろうか、それとも寒暖差のない安定した気候が気持ちを穏やかにするのだろうか、雄大な土地からくるおおらかな風土がハクナマタタ(なんとかなるさ)にさせるのだろうか。

政治の関係で治安が悪化しているニュースを見たときは自分たちが行っているときじゃなくて良かった、と正直思った。それと同時に、穏やかなときに行っておいて良かったとも、もうあのゆったりとした旅はできないのかなと悲しくなるともした。

それでも、またいつか行きたいな、タンザニア。

キリマンジャロで乾杯する

キリマンジャロ、もといタンザニアでよく飲まれているビールがある。それがキリマンジャロ、サファリ、セレンゲティである。

タンザニアでは主に2つのビール会社があり、ひとつがタンザニアブルワリーズ、もうひとつがセレンゲティブルワリーズである。

タンザニアブルワリーでは「キリマンジャロ」や「サファリ」といった定番商品を扱っていて、国内シェアはトップ。一方のセレンゲティブルワリーズでは「セレンゲティ」を売っており、新進気鋭の醸造所である。

キリマンジャロ。ボディがしっかりとしていてリッチな味がする。重たいのでゆっくりと味わうのが好きな人には向いている。初日の宿でこのビールを飲んで驚いた。日本のものと変わらない美味しさだったからだ。ドイツが植民地だったからという説もあるくらい、タンザニアのビールはドイツクオリティというか、レベルが高かった。日本のビールだと一番搾りやプレモルみたいな感じ。エビスよりかはさっぱりめだったような気がする。

サファリ。キリマンジャロよりも苦味がある一方、ボディはライト。ゴクゴク飲める。ホテル、キャンプサイトで出る料理はあまり辛いものがなかった。万人受けを考えてのことだろうが、辛い料理と合わせるならばこれが最適だろう。アサヒスーパードライやビタリスト、黒ラベル、本麒麟のような感じ。黒ラベル、以前よりさっぱりめになったと感じるのは私だけだろうか。

セレンゲティ。ボディはライトだが、香りがとてつもなくいい。パッケージのヒョウのごとく軽やかに苦味が駆け抜け、後味がスッキリしている。ビール好きメンバーで旅行したのだが、最終的にこのビールが1番好き、という意見で一致した。スプリングバレーのようなフルーティさがあった。

キリマンジャロのビールはとても美味しい。個人的に見かけたら買いたい。

キリキリマンマンジャロジャロ

今年はまるでキリマンジャロが折り重なるように積み上げられたような1年だった。

つまり!キリマンジャロとキリマンジャロが間を縫って交差して、互いに結びつき、そして新たな形となる、それが──

キリキリマンマンジャロジャロ

なのである。(Q.E.D)


私にとって

キリキリマンマンジャロジャロ

は今年を表す言葉、2025年を代表する言葉として相応しい。

キリキリマンマンジャロジャロ

これは、私の2025年なのである。

何回キリマンジャロって言えば気が済むんですか……


それはそれとして、来年も音楽を楽しんで、美味しいものを食べて、旅行して、美味しいお酒が飲めたらサイコー!である。

2025年、残りわずかですが、みなさまにとってよい締めくくりとなりますように。

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集