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家庭連合2世の私が、旦那と出会って祝福式に参加するまでの話③

 前回はこちら↑


 2回目のプロポーズ

 7月7日。奇しくも七夕のその日に、私たちは駅で会うことになりました。

 バスでやっとこさ駅に到着して待っていると、旦那が登場。いつも通りのグレーのポロシャツ、黒のパンツ。旦那はファッションに関心がないせいか、よく作業着みたいなポロシャツを着ていました。二十代の大学生のはずなんですが、……おじさん…………? 旦那は実年齢よりも年上に見られがちです。そんなところも「おもしれー男」と思っています。結婚してからは私が服を選んで、着てもらってはキャッキャッと楽しんでいるので、旦那のファッションレベルは上がって私は楽しい、一石二鳥です。

 それはさておき。

 私たちが入ったのは駅ナカのドトールでした。とりあえずなんか食べながら話そう、ってわけですね。私は高速バスの中で旦那の超長文LINEに感動して号泣してきていたので、モゴモゴと拙くいかによかったかについて伝えます。うれしかった、神様を感じた、私も同じような気持ち、などなど。旦那はそれを聞いて、うなずいてこう切り出します。

「土井さん、僕たち約婚しませんか」

*約婚……祝福結婚を約束する。婚約。

 お、おわぁ〜〜〜〜〜〜〜。

 もうこうなったら断るわけないんだけれども、言いましたわこの男。そもそも初っ端からプロポーズされてるんで予定調和といっちゃそうなんですけどハッキリ言いましたわよこの人、聞きました??

 きっちり伝えるところは男前ですよね。全部旦那が言ってくれます。細かい会話内容は覚えてないんですが、嬉しくてまた泣いたのを覚えています。

 この時私が考えていたのは、「今ごろ先祖は私たちの周りでお祭り騒ぎだろうな……」でした。だって私の家系と旦那の家系が祝福結婚によって結ばれることが決まった、歴史的な瞬間なんですから。奇跡のような出来事です。「よく言った!」「おめでとう!」なんて飛び回ってたんじゃないかな。全部私の妄想なんですけどね。大事な時に余計なこと考えるんじゃない。

 私は一も二もなく「はい喜んで」。旦那の一世一代のプロポーズは成功を収めたのでした。

 ちなみに現在、7月7日は我が家では「ドトールの日」として記念日に制定されています(笑)


 迎えた約婚式

 約婚が決まった私たち。そうなると次は教会で約婚式というものを行うようになります。正式に二人が祝福を受けることが認められ、お世話になった方の言葉や教会長の祝祷があります。これを経て晴れて婚約者同士になるんですね。

 私たちは8月25日、旦那の所属教会で約婚式を行うことになりました。私たち二人に加えて両親もそろって約婚式に参加します。教会の一室が準備され、私たちは向かい合って座ります。

 旦那の教会には私も一年間所属していたことがあるので、お世話になった方がたくさんいます。私と旦那、両方のことをよく知っているお姉さん、お兄さんたちは、私たちが約婚すると知ってびっくりしたことでしょう。

 約婚式で挨拶をしてくれた成和部長(教会の青年学生に責任をもっておられる方)も、お世話になった方の一人です。両親への挨拶、お祝いの言葉、そして旦那とのエピソードを語ってくれました。


〜以下エピソード〜

「すみません、相談があるんですけど……」

 突然旦那から声をかけられた成和部長。何やら深刻そうな顔です。これはちゃんと話を聞かなければならないと思い、ご飯でも食べに行って話そうと成和部長は旦那を連れ出します。

 ラーメン屋でラーメンを啜りながら旦那が話を切り出しました。

「あの、実は……」
「うん、どうした?」

 一体何の話かと、成和部長は密かに身構えます。

「僕の相対者(私のこと)が可愛いすぎて……どうしたらいいですか?」

 ………………………………。

 いや、ノロケかーーーーい!!!!

〜エピソード終了〜


 そりゃ百人が聞けば百人がそう思いますよね。しかし、旦那はいたってマジメだったようです。最近相対者のことばっかり考えてしまうので、どうしたらいいかとマジメに悩んでいたらしいのです。聞いてる私が恥ずかしくなります。というか面白すぎる。

 そんな面白エピソードで笑いをとったり、両親の挨拶があったり、教会長が私たちの約婚を祝福して祈ってくださったりして、無事に約婚式は終わりを迎えました。楽しく和やかな、とてもいい式でしたね。


 約婚式も終われば、あとは祝福式を迎えるだけ! そのまま何事もなく平和に当日を迎える……と思いきや。そうは問屋が卸しません。ここから私は大きな試練に立ち向かうことになるのです。



〜次回予告〜

 もうやめて! 多忙! メンブレ! 大号泣! 試練に次ぐ試練に私のライフはもうゼロよ! でも大丈夫! きっと旦那が助けてくれるから!
 次回、土井死す (*注:死にません)


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