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【日記】2026.6.8.~6.14.

6月8日(月)雨

がん検診。
人生で初めてバリウムを飲んだ。
発泡剤を口に入れ、少量のバリウムで流し込む。シュワシュワと膨らみながら胃へ流れ込んでいく。
この感じ、知っている。
なんだろう。
考える間もなく、ボトル1本分のバリウムを飲み切るように言われる。
思ったほどまずくはない。
機械の上に上がり、言われるがまま体勢を変えながら撮影していく。
げっぷを我慢するのに必死すぎて、ほとんど記憶がない。
検査後になって気づいた。
発泡剤のあの感じ、ねるねるねるねだ。
①の粉と②の粉を混ぜた時の、あの現象が口の中で発生していた。
昨日の21時から絶食だったので、終わったらおいしいものを食べて帰ろうと思っていたのに、バリウムのおかげで食欲はゼロ。
とぼとぼ帰宅した。


6月9日(火)くもり

強烈な腹痛で目が覚める。
昨日のバリウムと下剤のせいだ。
あまりに痛くて動けない。
帝王切開後、麻酔が切れた時の痛みに次ぐ人生で2番目の痛みかもしれない。
あの時よりはマシ。
そう自分を励ましながら、痛みの波が過ぎるのを待つ。
わたしがそんなことになっているとは知らず、家族はみんなすやすや眠っている。
もう二度とバリウムは飲みたくない。


6月10日(水)晴れ

最近はほぼ毎朝、「朝活書写」に参加できている。少し早起きして、少し肌寒く静かな部屋で字を書く。

朝活書写より

透明にしんとした時間が、ペンの音と共に一滴一滴落ちてゆく

『キッチン』吉本ばなな

まさにその情景を表しているような一節を見つけたので、書き留めておく。


6月11日(木)晴れ

長男の反抗的な態度に疲れる。
計算ドリルの宿題をやり、間違えたところに赤鉛筆で正しい答えを書き込んで終了。
え、それで終わり?
と言うと、途端に機嫌が悪くなる。
答えを写しただけやん。どこで間違えたのか考えようよ、と言うと、ため息をつきながら、わざと汚い字で書きなぐるように解き直す。
「めんどくさ! これでいいんやろ?」
イラっとする。
でも、ここで怒ってはいけない。
今日もこちらの忍耐力が試される。


6月12日(金)晴れ

朝起きた長男が、
「今日はいろんな夢みたよ。まず…」
と、ご機嫌で話し始める。
昨日のピリピリした空気が嘘みたいだ。
こちらがモヤモヤしていたのが馬鹿らしくなる。
小5男子は、まだまだ幼い。
その無邪気さに振り回される。


6月13日(土)晴れ

調べ物をしていて、口コミサイトのランキングを見た。一見、☆の数で順位付けされているように見える。
でも、なんだかおかしい。
1位より3位の方が☆が多い。
ページの隅にあるグレーの小さな文字を読むと、口コミ数や閲覧数などを参考にして運営者が順位を決めていると書かれていた。
そうだ。
これも広告なのだ。
こうやって、知らないうちに、うまく誘導されているのかもしれない。


6月14日(日)くもり雨

走ることの魅力って何なのだろう。
子どもの陸上競技大会を見ながら考える。
わたしは走るのが苦手だ。
できることなら、極力走らずに生きていきたいと思っている。
でも、嬉しそうに走る子どもたちを見るのは好きだ。一生懸命応援し、一喜一憂する姿を見るのも好きだ。
走ることの楽しさは分からない。
けれど、走ることを楽しんでいる人を見るのは好きなのだと思う。

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