#8 アルコールと私
節酒はうまくいっていた。
休肝日もうまくつくれていた。
2週間に1回の通院が続いていました。
抑うつ気分は消えず、セルトラリンの副作用である多汗がみられたため、お薬が変更になりました。
セルトラリン錠からレクサプロ(エスシタロブロム)錠へ。
頓服薬はロラゼパム錠からルーラン(ペロスピロン塩酸塩錠)へ。
お酒を飲まない事により不眠が発生し、眠剤も飲むようになりました。
ブロチゾラム(レンドルミン)錠を飲むことになりました。
しかしお薬を変えても抑うつ気分はよくなりませんでした。
頓服薬はロラゼパムに比べて効いている気がしました。飲むとフッと緊張の糸が緩む感覚がしました。
お酒を飲んだときと少しだけ作用が似ています。
ブロチゾラムは不眠にはあまり効果がなく、お酒を飲まない日は眠れない日が続いていました。
令和6年6月。
再び私が勤めていた支店の閉鎖が決まりました。
この頃には抑うつ気分が強く出ていて、キャバクラ勤務もあり朝が起きれずタクシー出勤、メイクは会社についてからしたりしていました。
お風呂に入れない日も増えてきて、3日入浴せず出勤する事もザラです。
朝の掃除の時間に涙が出てきたり、休憩中の過食嘔吐も治りませんでした。
アルコールは節酒しているというものの、セリンクロ錠を飲み慣れてきて副作用が出なくなってくるとキャバクラ出勤時はカパカパとお酒を飲むようになり、ブラックアウトしての帰宅が増えました。
そして友人と外で飲むときはセリンクロ錠をあえて飲まずに行くこともありました。お酒を楽しく飲んで、酔っぱらいたいからです。
支店の閉鎖と同時に、7年勤めた会社を辞めました。
理由は色々ありますが、メンタル的にキツかったこと、人間関係が主な理由です。
診察時に主治医に退職を決めたことを告げると、ハローワークに行って失業保険をもらうときに特定理由離職者という扱いになるということを聞きました。
特定理由離職者になると失業保険の待期日数が短くなったり、もらえる期間が300日になったりします。
ハローワークに行って書類を貰ってきて、主治医に書類を書いてもらえばよいとのこと。
この時に初めて「うつ病」という診断名を聞きました。
うつ病による離職で特定理由離職者となった私は、本来であれば自己都合退職で、失業保険を受け取るまでの待機が3カ月ほどあるのですが1ヶ月となり、給付日数が90日のところが300日へとなりました。
そして、最低なことに2年勤めていたキャバクラを飛びました。
しばらくは自宅療養をして、うつ病とアルコール依存症と向き合おう。
そう決めたはずが、300日の無職生活の間、私はどっぷりとお酒に溺れ、うつ病が悪化していきます。
