見出し画像

「持った?」だけでは減りません!忘れ物が減らない理由

こんにちは、かなえです。

今回は「なんで忘れ物がなくならないんだろう?」についてです。

朝、家を出る前に「水筒持った?」「ハンカチ入れた?」と聞くと、子どもは「うん」と答える。
それなのに、玄関に水筒が残っていたり、学校から帰ってきて「忘れた」と言われたりする。

お母さんからすると、「さっき確認したよね!」「なんで毎日同じことになるの?」と言いたくなる場面です。

この記事では、なぜ忘れ物がくり返されるのか、忘れ物をなくすにはどんなサポートが効果的かについてお届けしたいと思います。

「返事をした」と「確認した」は同じではない


「水筒持った?」と聞かれた時、子どもは反射的に「うん」と答えることがあります。

でも、その「うん」は、「水筒を持った」という意味ではないことがあります。

大人は「持った?」と聞けば、相手が確認してから答えるものだと考えます。けれど子どもは、「聞かれたから(反射的に)答えた」で終わってしまうことがあります。

これは子どもの脳の働きの特徴で、ワーキングメモリ(一時的に情報を保持する力)や実行機能が発達の途上にあり、複数のことを同時にこなしたり、順序立てて行動したりすることがまだ苦手だからです。

ここでお母さんが毎朝確認係になると、その場はなんとか回ります。
でも、忘れ物を減らすには、親御さんが毎日全部見てあげることではなく、子どもが自分できちんと準備する流れを、毎日の生活中で定着させることが大切です。

脳は「くり返し」を習慣として覚えていく


脳は、毎回ちがう場所、毎回ちがう順番で言われるより、同じ場所で同じ行動をくり返すほうが覚えやすいと考えられています。

だから、忘れ物を減らすには、「忘れないでね」と言う回数を増やすより、子どもが同じ順番で準備できる「仕組み」をつくると効果的です。

たとえば、玄関やリビングなどに「明日の持ち物かご」を作ります。
カバン、水筒、ハンカチ、連絡帳、帽子など、朝持っていくものをそこに集めます。

①準備の時間になったら、子どもがそのかごを見る。
②そこから自分でかばんに入れる。身につける。
③最後に、かごの中をもう一度見て、残っているものがないか確認する。

この3つを、同じ場所、同じ順番でくり返していくと、子どもは少しずつ「出かける前には、どこで、なにをするんだ」と覚えていきます。

最初はお母さんと一緒にやりましょう。
「全部自分でかばんに入れられたね」「最後の確認もできたね」とできたことをほめながら、やってみてください。

できたことを言葉にしてもらうと、子どもは「これをすればいいんだ」とわかりやすくなります。

まとめ

忘れ物は、子どもの気合いや反省だけで減るものではありません。
「明日は忘れない」と思っていても、習慣化しなければ忘れてしまうのです。

だからこそ、親御さんができるのは、毎朝怒りながら持ち物の確認することではなく、子どもが自分で確認しやすい仕組みを先に作ることです。

明日の持ち物を一か所に集める場所を決めて、「ここを見て、入れて、最後にもう一回見る」と親子で試してみてください🌿

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集