「なにもしなかった時間ノート」を作ってみた
なんじゃそら!というタイトルのノートだが、いろいろ考えた末、いまの自分に必要だと思った。
私は、もっと胸を張って「なにもしない時間」を過ごせるようになりたい。
自分が元気なときにぼーっとして過ごすのが苦手だ。今日の自分なにやってたんだろう?と思ってしまうのが怖い。
これは体調管理とは別の話。疲れているときに休むことや、体調を崩さないように自分をケアすることはできる。けど、元気なときになにもしないでいるのが、とにかく難しい。
「なんでなんだろう?」を考え抜いた結果、ひとつの仮説にたどり着いた。
意味がないかもしれない時間が怖い
私は、意味がないかもしれない時間を過ごすのが怖いのだ。
「これは将来なにかにつながる」「意味がある」と思えることは積極的にチャレンジする。三日坊主で終わることも多いけど。
でも「なんか楽しそうだから」「よくわかんないけどやりたいからやる」みたいなハードルがめちゃくちゃ高い。
本来、どんなことだってやればいいのだ。意味なんかなくてもやったらいい。そんなことは頭ではわかっている。でも感情的になかなかOKを出せないのだ。
「なにもしなかった時間からも、なにかが生まれること」を心から信じられていないのかもしれない。
ちなみに、これはひとりのとき限定の現象だ。人といっしょなら、あてもなく時間を過ごすのはぜんぜんOK。ひとり時間を有効活用しなければの呪いにかかっているらしい。
「なにもしなかった時間ノート」を作ってみた
で、いろいろ考えて、この性質も自由研究に変えてみたくなり、ひとつ実験することにした。
「なにもしなかった時間に、なにが起こったのかを観察するノート」を作ってみることにしたのだ。
わざわざこんなノートを作ろうとする人が世界にほかにいるかはわからないが、誰かのなにかの刺激になればうれしい。
使ったノートはこれだ。

たまプラーザ店の「ナシの花」
ロルバーン沼にずぶずぶと浸かっている私。基本的にLサイズを使っているのだが、この「なにもしなかった時間ノート」は横長タイプにした。
Lサイズは大きすぎるけどMサイズだと小さい気がして、買い置きのなかでしっくりきたのが横長ノートだったのだ。
実際に最初のページに「なにもしなかった時間ノート」と書いた。

デザインフィルの箔押しのシールもペタリ
このノートになにを書くかというと「そのときしたこと」「そのときの感想」「あとから起きたこと」の3つ。

シールでテンションを上げる作戦
なにもしなかった時間に、なにが起きた?
最初のページには、まず「朝に10分だけ寝た」を書いてみた。

この日は早朝から集中仕事をして、まだ元気だけどちょっと疲れてもいて、軽くぼーっとしたい感じだったのだ。いつもなら、そのまま仕事を始めるくらい。
でも、この日は布団に入って10分だけ仮眠をとった。そしたら驚くほどスッキリした。SNSを見たり漫画を読む10分とは比較にならないリセット感。
これからの人生は積極的に「10分仮眠」をとっていきたいと思った。
ほかの日の例。この日は眠いんだけどうまく寝れないときに自分のポッドキャストを聴くというのをやってみた。

そしたら、ゴロゴロしながら「自分の声を聴いていると眠くなる」という驚きの発見をしてしまった。
そこから朗読だけをする番組でも作ってみようかな?と思い、速攻で「朗読用のポッドキャスト」を作ってしまった。
この番組では青空文庫で見つけた短めの文章を朗読している。
朗読を番組にするいちばんの目的は私の入眠用音声作りなのだが、娘にも聴いてもらったら興味深そうにしていたので、子どもにもいいかもしれないなと思い始めた。
新しい物語にも出会えて、私も眠れるし、子どもの読み聞かせ代替音声にもなるし、一石三鳥?じゃん。ご興味ある方ぜひやってみてくださいまし。
あてもなく過ごすと、予想外に出会えるのかもしれない
とまあそんな感じで、「なにもしなかった時間ノート」を書いていたら、なにもしなかったはずの時間からもいろいろアイデアが生まれている。
自分の声を聴くとなぜか眠くなるなんて40年生きてきて初めて知ったし、そもそも1か月前には朗読番組を作っているなんてまったく予想していなかった。あてもなく過ごすと予想外の楽しいことが生まれるのかもしれない。
こういう予想外との出会いを成功体験にして、元気なときの「なにもしない時間」を積極的に過ごしていける自分になりたいな、と思っている。
毎日note、290日目。
▼ 大人の学びノートを作っている話
▼ ポッドキャストやっています
▼ 朗読番組も始めました。笑
