「本の写経」という習慣|無心になれる心のメンテナンス方法
2年前に「写経」を始めた。
写経といっても、お経を写すのではない。自分のお気に入りの本の文章をノートに書き写す、というもの。
2年前は1ヶ月ほどで自分の中でブームが去り、目の前の忙しさも相まってそれっきりになっていたのだけど。
半年、1年と時間が経つにつれて、しみじみと「あの写経の時間、すごくよかったな」と思うようになり、少し前から再開した。
いま写経しているのは、社会人になった頃からずっと読んでいる石井ゆかりさんの『天秤座』と、松下幸之助さんの『道をひらく』だ。


写経のなにがいいかというと、無心になれること。
書き写している時間は、いつも考えごとばかりしてしまう私が「いま・ここ」に集中できる数少ない時間なのだ。
『天秤座』は、もともと好きな本でもあるけど、これから天体の勉強をしたいなと思っているので、その足がかりに。
書きながら「星座って、おもしろいな」とじわじわ感じている。買ったまま積ん読になっている占星術の本を手に取れる日も、そんなに遠くないかもしれない。
『道をひらく』は、新卒時代の会社の先輩に誕生日プレゼントにもらった本だ。
たくさんの言葉を名言ノートに書き写してはいるんだけど、抜き出した言葉と全文だと、ちょっと味わいが違ってくる気がして。40歳のこのタイミングで、じっくりと全文を書き写してみたいなと思って取り組み始めた。
何度も読んでいる本だけど、書き写すとなるとちょっと違った感覚になるな、とやっていて気づく。読んでいるときにはすーっと流していた箇所が、じんわりと頭に流れ込んでくるというか。
2年前に書き写していたのは、かこさとしさんの『未来のだるまちゃんへ』という本だった。あれもまだ途中なのだけど、いつか気持ちの準備ができたら再開したいと思っている。
毎日書いているわけではなく、頭が沸騰してクールダウンしたいな、と思ったときに30分くらい書く。30分も書くと手が疲れて自然に終わりたくなる。
SNSから少し距離を取りたいと思っていて、Xのアプリをスマホのホーム画面からなくしてみた。少しは見る時間が減ると思うので、そこで生まれた時間で自分の内側を整えていきたいなと思う。

以上、毎日note、40日目でした。
”文章を書くこと”で気持ちが整うタイプの人です。こんな小さな気づきを、日々ちまちまと書いています。
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