ネイリスト歴9年の私が思う「一番続く働き方」サロン勤務・クレーム・出産ブランクを経験して分かったリアル
ネイリストは「手に職」と言われる仕事です。
でも実際に働いてみると、楽な仕事ではありません。
私はネイリスト歴9年(サロン勤務4年)ですが、
クレーム、低い給料、出産ブランクなども経験して理想と現実のギャップも痛感しました。
ネイルパーツみたいなキラキラした部分ばかりじゃないんですよね…そりゃ、そうなんだけども。笑
それでも今思うのは
ネイリストは働き方を選べば長く続けられる仕事だということです。
この記事では、
そんな私が実際にネイリストとして働いて感じた
ネイリストのリアルな働き方と、長く続けるために大事だと思うこと
をお話します。
これからネイリストを目指す方や、
働き方に悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。
ネイリストになったきっかけ
私はもともと、転職を何度か繰り返していました。
「自分は何なら続くんだろう」
「何か自信を持てるものがほしい」
そんな気持ちをずっと持っていました。
その中で、
手に職をつけたいという思いが強くなりました。
もともと絵を描くことが好きで、
セルフネイルをするのも好きだったので、
「人生一度だし、挑戦してみよう」
と思い、ネイリストを目指すことにしました。
サロン勤務で感じたリアル
私はこれまでに3つのサロンで働いてきました。
サロンによって雰囲気や働き方は違いますが、
共通して感じたこともあります。
まず、ネイルサロンは
忙しい日と暇な日の差が大きい
ということです。
予約がほとんど入らない日もあれば、
休憩を取るのが難しいくらい忙しい日もありました。
ネイリストの仕事は、
・施術
・カウンセリング
・接客
を同時に行う仕事です。
お客様の希望を聞きながら
デザインを決めて、
時間内に仕上げる必要があります。
そのため気を使うポイントがとても多い仕事でした。
そして技術も、
最初からうまくできるわけではありません。
新人の頃は仕上がりがうまくいかず、
クレームをいただくこともありました。
ネイリストの施術時間のリアル
ネイルサロンはお店によって施術時間がかなり違います。
私が最初に働いたサロンは、いわゆる
スピード重視・回転重視のチェーン店でした。
そこでは基本的に
オフ込み1時間
で施術を行います。
メニューは
ワンカラー
グラデーション
フレンチ
などのシンプルなデザインが中心でした。
やり放題コースの場合でも
オフ込み90分という時間設定でした。
そのため、常に時間を意識しながら施術する必要があります。
慣れるまではかなり大変で、
先輩のようなスピードで施術できず
焦ることも多かったです。
一方で、他のサロンでは
もう少し時間に余裕がありました。
例えば
オフ込み1時間半〜2時間
くらいの施術時間が多かったです。
この場合は
ワンカラー
グラデーション
シンプルなデザイン
などのメニューになります。
デザインが凝っている場合は
2時間半ほどかかることもありました。
サロンによって
スピード重視のサロン
丁寧さ重視のサロン
など、働き方や施術スタイルはかなり違うと感じました。
ネイリストの1日の施術人数
ネイリストの1日は、
予約状況によってかなり変わります。
忙しい日は
1日6人施術
することもありました。
逆に予約が入らない日は
0人の日もあります。
例えば
雪でキャンセル
お客様の体調不良
ドタキャン
などで予約がなくなることもありました。
ネイルサロンは予約制なので、
その日の売上や忙しさは
予約状況にかなり左右されます。
辞めたいと思った瞬間
ネイリストとして働いていて、
一番つらかった時期があります。
それは、クレームが続いた時期です。
ネイルの技術がまだ安定していなかった頃、
どれだけ練習しても先輩のようなスピードで
施術ができませんでした。
ネイルサロンは予約制なので、
施術が予定より遅れると
お客様の予定にも影響してしまいます。
実際にこんなことがありました。
HotPepperの予約コメントに
「できれば前回と別の人でお願いします」
と書かれていたことがありました。
その言葉を見たときは、
正直かなり落ち込みました。
また口コミで
「いつもより時間がかかって遅かった」
「ネイルの後に予定があったので遅れてしまった」
「もっと慣れている人にお願いしたい」
と書かれてしまったこともありました。
もちろん、お客様の立場からすれば
そう感じるのも当然だと思います。
ですが当時の私は
「ネイリスト向いてないのかもしれない」
と本気で悩みました。
さらにネイルの仕事は
技術だけではなく接客も大事です。
施術中に
「楽しんでもらえていないかも…」
「満足してもらえてないかも…」
と感じてしまうと、
それだけで気疲れしてしまうこともありました。
ネイルは好きなはずなのに、
辞めたいと思ったことも正直ありました。
出産で退職、そしてブランク
結婚後、妊娠が分かり
つわりがひどくなりました。
ネイルは細かい作業なので
体調が悪い状態ではかなりつらく、
引っ越しも控えていたため
退職することになりました。
出産後はしばらく
育児に専念する生活になりました。
そして約3年半のブランクのあと
パートで復帰しました。
ブランク復帰で感じたこと
久しぶりにネイルの仕事に戻ると、
まず感じたのが
工程のスムーズさが落ちている
ということでした。
「もっと綺麗に仕上げたいのにできない」
そんなもどかしさもありました。
さらにネイル業界は
トレンドの変化が早いです。
新しい技術やデザインも増えていて
練習が必要でした。
ですが
・育児
・家事
・仕事
をしながら
練習時間を作るのは簡単ではありません。
帰宅後に練習すると
睡眠時間が削られてしまうこともありました。
ネイリストの給料のリアル
それから、ネイリストは「手に職」と言われる仕事ですが
収入はサロンによってかなり差があります。
私が働いていたサロンでは
1店舗目(チェーン店)
正社員
月給 13万円
回転重視のサロンで
施術数は多かったですが
給料は正直かなり低かったです。
2店舗目
契約社員
月給 17万円
少し上がりましたが
ネイル業界は決して
給料が高い仕事ではないと感じました。
3店舗目
パート
週3勤務
時給 約1000円
月収は
3〜4万円ほど
でした。最後はパートですが、もうこれは主婦だったから生活できたレベルのお給料ですね。
ネイリストは
最初から高収入の仕事ではありません。
ですがその代わり
技術が身につく
働き方の自由度がある
という特徴があります。
例えば
面貸し
出張ネイル
副業ネイル
など、
自分のスタイルで働く人も増えています。
ネイリストをやっていて一番嬉しかった瞬間
つらいこともありましたが、
嬉しい瞬間もたくさんありました。
一番嬉しかったのは
初めて指名をもらったときです。
お客様に
「かなさんにやってほしい」
と直接言っていただけたときは
本当に嬉しかったです。
さらに嬉しかったのは、
私が退職したあとも
復帰してサロンが変わったのに
また通いに来てくださったお客様がいたことです。
そのとき
「ネイリストをやっていてよかった」
と心から思いました。
ネイリストに向いている人
私が思うネイリストに向いている人は
ネイルが好きな人
です。
そして
新しい技術を学ぶことが苦じゃない
おしゃれや見た目に気を使える
これは大事なのは清潔感があるということで、
キレイにしてくれる人が爪ボロボロとか、髪の毛ボサボサ、すっぴん、ジャージとかだったら、この人にネイルしてもらうの…?
大丈夫かな…って不安になりますよねw
最低限の身だしなみって感じの認識でオッケーです!
上記にあげた人達はネイリストに向いていると思います。
逆にネイルにあまり興味がない人や技術の練習が苦手な人は、続けるのが大変かもしれません。
ネイリストを目指す人へ伝えたいこと
もしネイリストを目指している人に
一つだけ伝えるとしたら
辞めたくなっても一度踏ん張ってみてほしい
ということです。
私は別のnoteで面接に受かってからのサロンの研修で実技面でついていけずに心身ともにしんどくなってて、辞めたいと早くに思っていた時期がありました。
実際に研修がおわってから、
店舗に配属されてからのネイリストの仕事は
最初はうまくいかないことも多いです。
お客様からクレームをいただくこともあると思います。
ですがそのときは
まずお客様の言葉をしっかり受け止めて
練習をする
お客様目線で考える
そうやって努力していくことで
少しずつ成長できると思います。
面と向かって言われるときついんですが…
乗り越えると、これは必ずいい経験に変わりますよ!
ネイリストをやって後悔はある?
ここまでネイリストのリアルな部分を書いてきましたが、
よく聞かれることがあるのでこの章をつけ足してみました。
それは
「ネイリストになって後悔したことってある?」
という質問。
正直に言うと、私は特に後悔はしていません。消耗品で小銭がちょいちょい使うのはあるけど、それは必要経費だしね、って感じです。
現場的な面でいうともちろん
クレームで落ち込んだこと
技術がうまくいかなくて悩んだこと
仕事と育児の両立が大変だったこと
つらいと感じたことはたくさんありました。
それでも続けてきて思うのは、
ネイリストは
「好き」を仕事にできる仕事
だということです。
そしてネイルの技術は
自分のセルフネイルにも活かせる
友人に施術することもできる
将来的に自由な働き方もできる
そんな可能性がある仕事だと思っています。
だからこそ、もしネイリストを目指している人がいたら
最初からうまくいかなくても、
一度は自分の理想を思い出して
少し踏ん張ってみてほしいと思います。
ネイルが好きという気持ちがあれば、
きっと続けていく中で
自分なりの働き方が見えてくると思います。
そして今は
サロン勤務
面貸し
出張ネイル
副業ネイル
など
風の時代といわれる今や、働き方の選択肢も増えています。
現に私は今現在は育児優先中で、知りあい限定で出張ネイルや家に呼んでネイルの施術をさせてもらってます。
これが副業というか、お小遣い稼ぎになったりしています。
育児中って、ほんとに育児だけーってなると自分の好きなことが失われていって、
心身のバランス取るのがきつくなったりするので、
大人と話す時間を作ったりしてリフレッシュにもなるんですよ♪
ではでは、このnoteには私の体験談をギュギュッと凝縮して書き綴りました。
長文にお付き合いいただいてありがとうございました!
この記事が、
これからネイリストを目指す方や
働き方に悩んでいる方の参考になれば嬉しいです!
