「条件」と「命題」に関する迷信について
迷信「変数の値によって真偽が変わるものが条件であり、真偽が明確に定まるものが命題である」は随分と蔓延っていますね。高校生向け学習参考書でも見ますし、受験産業の動画教材でも見ます。ブログやSNSでも見ます。つい最近もnote記事で見ました。
せめて、「自由変数があれば条件で、なければ命題」にしてください。これは、不便ですが迷信とまでは言えない考え方です。
間違っていなくて便利なのは「条件のうち、特に自由変数を持たないものを命題と呼ぶ」です。
どんなに蔓延っていても迷信は迷信です。うっかり真に受けると大学に入ってから∀と∃が複雑に絡む議論の理解に失敗して数学についていけなくなります。高校生等のみなさんはご注意ください。
追記:このあたりを正しく把握したい人に向いた本を2冊紹介します。
