キャリアについて考える
43歳の動画クリエイター、kamoです。
先日「管理職離れ」について少し触れました。
それによって現在起きている現象と、これからキャリアアップを目指す人はどこに目を向けるべきかについて考えてみたいと思います。
▼ 「そのうち出世するだろう」という文化
日本の組織には長く勤めていれば「そのうち出世して管理職になるだろう」という暗黙の文化がまだ残っているように感じます。
会社側が求める条件と個人が求める働き方にはそれぞれ違いがあるはずなのに、多くの場合画一的なレールに乗せようとしてしまう。
私自身も前職でマネジメントを担っていた時期があり、今は個人のクリエイターであり、経営者として動いているからこそ余計にそのギャップを外から冷静に見れている様に思います。
現場で優秀だった人がそのままエスカレーター式に管理職に押し上げられる。すると本来得意だった実務から離れてしまい、現場と上層部の板挟みになって疲弊していく。
そしてその後ろ姿を見た若手たちが「あんな風にはなりたくない」と管理職を避ける。
これが今多くの職場で起きている負のループの正体ではないでしょうか。
▼ 用意されたレールと自分の適性
このような状況下でキャリアアップを考える時、会社が用意した「管理職」という単一のレールに無理に乗る必要はないのだと思います。
そもそもマネジメント(人や組織を管理すること)と リーダーシップ(物事を推進すること) そしてプレイヤーとしての専門スキルはまったく別のものです。
優秀な実務担当者の行きつく先が「人をまとめるポスト」であるという構造も今の時代に歪みを生んでいるのかもしれません。
▼ どこに目を向けて仕事をするべきか
では キャリアアップしたい人はどこを見るべきなのか。
それは会社が用意した肩書きだけではなく、組織の中で自分が「どの責任なら負えるか」「どこで一番価値を発揮できるか」という実質的な役割を明確にするところからかもしれません。
例えば チームの先頭に立って引っ張るトップではなく、トップの考えを現場に翻訳して実務に落とし込むポジション。
あるいは人の管理はしないけれど特定のプロジェクトを最後まで動かし切る推進役。
技術や専門性でチームの品質を担保する裏方など戦い方は決して一つではありません。
キャリアアップを目指す人にとっては、少し目線をずらし確実な信頼を築き上げる事が近道のようにも思います。
前回の記事にも書いていますが、必ずしも希望する事と適任である事はまた違うような気がします。
▼ 自分のキャリアは自分で定義する
誰もが責任を負いたくないわけではなく、担いたい責任を細分化させることで見える部分もあります。
会社にキャリアパスを委ねて自動的にレールに乗る時代から、自分が責任を持てる領域を自ら見極めていく時代へ。
これを読んで「頑張ろう!」と思ってくれた方へ、心よりエールをお送り致します。
kamo
