僕はこれで吃音が治りました(完全版)
「い、い、今から……」
小学3年生の国語の時間。
教科書の「い」から始まる一行が、どうしても読めませんでした。
何度も何度も「い」を繰り返してしまう僕を、クラスメイトは大声で笑いました。
昨日まで友達だと思っていた子たちの笑い声が、教室中に響いていました。
僕の吃音が始まったのは、その半年前のことです。
当時、兄が不登校になり始め、家の中では母との激しいバトルが繰り返されていました。
「学校へ行きなさい!」
「行きたくない!」という怒鳴り合い。
母が布団を力ずくで奪い取り、外では電柱にしがみつく兄を無理やり連れて行こうとする……。
そんな光景を毎日見ているうちに、僕の口からは、だんだんと言葉が出なくなっていきました。
■「普通」に喋れないという絶望
一人で半年間悩み抜き、ようやく母に打ち明けたとき、「それは吃音よ」と教えられました。
そこから、僕の苦しい人生が始まりました。
たった「言葉が出にくい」というだけで、人はこれほどまでに冷酷になれるのかと思い知らされる日々。
学校の先生からも、バイト先でも、どもるだけで「変人」のような扱いを受けました。
未来には、絶望しか待っていないと思っていました。
「一生、まともに働くことはできないだろう」
「彼女もできないし、結婚なんて夢のまた夢だ」
「正社員になれるはずがない」
人との会話を避け、工場などで誰とも話さずに働き、人間関係に疲れては職を転々とする……。
そんな暗い未来しか想像できませんでした。
好きなことを仕事にするなんて、やりがいを感じるなんて、自分には無理なことだと思い込んでいたのです。
■「やりたいこと」を諦めないための決意
けれど、そんな僕にも、どうしてもやってみたい仕事がありました。
それが「美容師」です。
憧れの職業に就くために、美容院で働き始めました。
しかし、接客が欠かせない現場で、吃音のままでは限界があると感じる場面が何度もありました。
「このままじゃダメだ」と一念発起し、僕は吃音を治すために必死で努力を重ねました。
そして、あんなに苦しめられた吃音が、本当になくなったのです。
正直、自分でも驚きました。
「吃音って、本当に治るんだ……」と、まるで夢を見ているような気分でした。
■100%の自分でおくる、新しい人生
苦しい苦しい日々からようやく抜け出した僕は、人生で初めて、心から笑うことができました。
やりたいことに100%の力で取り組める。
好きな仕事を楽しめる。
そのとき、心の底から「人生って、本当はこんなに楽しいものなんだ!」と実感できたのです。
ここからは、僕が吃音を治した方法や、考え方などを詳しく書いていきます。
もし今、過去の僕と同じように「自分には無理だ」と未来を諦めそうになっている人がいたら、これだけは伝えたいです。
どんなに深い絶望の中にいても、道は切り拓けます。
言葉を取り戻した僕が見ている今の景色は、あの頃には想像もできなかったほど、明るく輝いています。
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物書きを仕事にしたくて頑張ってきました!1度諦めた夢です。しかしnoteと出逢えて表現場所が出来て嬉しいんです!有料記事を無くしていきたいのでチップの応援お願い致します🙇♂️
