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悪夢がきたりてペンをとれ!

娘はよく悪夢を見る。
子どもの頃からなのだが、これってどうしてだろうか?
熱があるときは、水玉の象が襲ってくると言って怖がっていた。
最近は、象もバージョンアップして水玉の虎だったりするらしい。

ところで、昨日のことだ。
読書にいそしんでいるとLINEが飛んできた。

ピロ~ン♪

何だろうとみてみると、娘からだ。
毎度のことながら「お母さん」の連打。
先に内容を書いてくれといっても、返事がないと書けないようだ。
そして返事をすると「二階にきて」と、これだけ。

へいへい。行きますよ~。

階段をよっこらしょと登っていき、ドアを開けると、
壁に身体をもたげて座り、肩で息をしている。
顔は青ざめ、やばそうだ。

だるいのか、胸が痛いのか、苦しいのかと聞くが全部違う。
かといって、状態を説明しない。

「ねぇ、なんでお母さんは呼ばれたの?」

聞くと返事をするのはオネコ様だ。
「にゃ~ん💛」

可愛すぎるけど、話が通じない。
多分、こやつは飼い主同様「おかあさ~ん。えへへ」
というところだろう。

猫を撫でていると、やっと娘がしゃべりだした。

娘「怖い、夢、みた」

なんだよ~。それで呼ばれたのかよ?

娘は悪夢を見るとゴミを捨てるように私に話す。
ひたすら細かくストーリーを話して、
自分の記憶から抹消し、恐怖を私に渡すわけだ。

そのため、はいはいと聞いていたが、なかなか終わらない。
長い悪夢だ。
実際に見ているのは、短時間なのだろうけど。
詳細に語りたい娘は、長々と話す。

私なら要約するけどな~。
と思いながらも、満足するまで聞いていると、やっと終わりが見えた。

「で、それを話したくて呼んだの?」

話だけなら、自分から下りてこいや―!
というのが本音だ。

しかし、次の言葉は「これを小説にして」だった。
そんなことになるとは思っていなかったから、
はいはい、うんうん、と流し聞きしていた。

「それなら最初に言ってほしかったなぁ~」

こうして、再度聞き取りをし、ストーリーを把握する。
これを書けってか……かけるかなぁ。
とか思うけど、娘の為なら仕方がない。

ということで、近日公開いたします。
誰も読まないかもだけど、娘が満足してくれるなら、
それでいいよね~、と思う。


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