【読書感想文】総理にされた男
今回読破したのは「総理にされた男」
作者は、中山七里氏
一言で言って「難しい!」作品でした
総理の物まねがうまい役者が、ある日突然総理の影武者にされ
そこから人生が変わっていく
という話ですが
これが、専門用語が多い
しかも、こんな言葉日常的に使わないし、知らない
というのも多々出てくる
本気で意味を理解しようと思ったら
その都度グーグル先生に聞かないと理解できない
だが、私は「多分こんな意味」「多分こんな風に読む」
「多分こんなことが言いたいんだろう」
とうことで「多分読み」をして
まさに「読破!」したw
なにせ、途中で出てくる法律の第〇条というのを
シッカリ載せていて
これは教科書か?
と思うような箇所もある
まったく知識のない私としては「苦痛……」
しかも、読んでも「???」
なんで法律って一般人に分からないような書き方してんだ?
と思うほどw
だが! ラストに近づくにつれ
頭も慣れてくる
そして面白さも分かり
「これは面白い!」となる
とはいえ、読み返すかと聞かれたら無理だけどw
きっと、この七里氏、非常にこの世界に詳しく
頭脳明晰なのだろう
大衆小説が好きな私には敷居が高すぎた
でも! 確かに面白かった
難しいながらも、敷居が高いながらも
読み応えがあった!
ただ……矛盾が3つ
なんで、ついさっきまで政治なんてつゆほども興味がない
演劇バカと言われ知識のない男が
台本もなく、政治の世界で誰もが納得するようなことを言えるのか?
これはいくら何でも、ありえない
というのがひとつ
2つ目は、最初に出てきた2人の記者
社名も名前もある2人だが、最初に出てきただけで
その後まったく出てこない
結局ラストまで出てこなくて
あれは何だったのだろう?w
最後の1つは、恋人
これも結構影が薄い
だが、政治の世界で信頼できる人を失った主人公
誰か、信頼できる人をそばに置きたい
そう思って恋人を思い出す
そして、彼女が行く店を先に貸し切りにして
そこで今までのことを暴露するんだけど
彼女はすぐに「こんなところで話していいの?」と心配する
それに対して「SPは外だから大丈夫」という主人公
でもさ、厨房には店主がいるはず
まさか、話してる間だけ外に出ててくれとでも言ったのか?
それはわがまますぎるだろうw
結局、彼女にファーストレディになってくれというんだけど
彼女はそれに答えてはいないところでエンド
とはいえ、その前段で、「この人は大事な人」って言ってるから
この話受けるんだろうなぁw
多少の矛盾を感じはしても、そういうエンドが一番きれい
待っていた彼女も救われて
未来は明るいよって終わりだった
めでたし、めでたし
タイトル:総理にされた男
著者:中山七里
出版元:宝島社
※短編小説も書いています

