【実話】田舎のかめと都会のうさぎ
田舎暮らしの我が娘、亀子。
都会に暮らすお嬢様うさぎと出かけたときの話。
ビルが立ち並び、トレンディな店が軒を連ね、それらはキラキラと輝いていたという。
その時の友達との会話を聞かせてくれたので、書いてみたいと思う。
亀子「都会っていいよねぇ。
おしゃれな人がたくさんいて、コーディネートの勉強になる」
うさぎ「田舎だって変わらないでしょ」
亀子「全然違うよ。
なにせ、ファッションの発信は都会からじゃない!」
うさぎ「そうね~。まあ、確かに発信元はそうだけど」
亀子「やっぱり、都会はいいよ」
うさぎ「田舎の人だって、変わらないと思うけどなぁ」
亀子「そんなことない!
田舎なんてね、歩いてる人はみんな割烹着きてるんだから」
うさぎ「そうなの?!」
亀子「話してることは「ぺっ、ぺっ」って、ぺで会話が通じる」
うさぎ「えー!!」
おいおい、そんなわけあるかよ。
亀子「それに、こんなに店がない」
うさぎ「それはないでしょw」
亀子「あるよ~。密集してるのなんて……あるにはあるけど」
うさぎ「どんなステキなお店なの?」
亀子「緑のじゅうたん」
うさぎ「すごいじゃない!」
亀子「田んぼだけどねw」
ここまで娘と友達の回想を聞いていた私は、さすがに口をはさんだ。
私「ねぇ! あんた田舎をバカにしてるでしょ?!
田舎だって店はあるんだからね!」
亀子「密集してる店だよ?」
私「あるじゃん、大きな店舗に店がたくさん」
亀子「イオンは別!」
私「えー、ほら、あるじゃん店」
そこは交差点。
4つの角に対角線上に、4つの店舗。
コンビニ、コインランドリー、中華店、何かの会社。
亀子「密集って言わない!」
私「田舎はこれだけ店があれば密集なんだよ!」
亀子「都会はすごいんだからね」
知っとるわ!
でもな、都会より駐車場が広くて、車が少ない田舎の方が楽だって思うけど?
どうやら田舎の亀は、都会に心を奪われたようだ。
それにしても、都会のうさぎに間違った認識を植え付けないで欲しい。
「ぺっ」だけで会話が通じるわけなかべ―!
んだっぺ!?w
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