見出し画像

深夜のホラー展開

怖いって思うものは人それぞれだと思う。
私はホラー小説や都市伝説、夏場のホラー番組。
こんなの見たら脳内ホラーで埋め尽くされる。

だが、娘は、その辺は気にならないらしい。
なんでホラーなんて読んでるんだろうと思うけど、全く平気だし、都市伝説も意に介さない。

娘を見ていて、都市伝説くらいなら平気かなと、動画を見てみた。
5分と見ていられず、チャンネルを変えた。
やっぱり笑えるものがいい。

しかし、そんな娘と私が逆転するのがこんな場面だ。

娘「音がした!……」

私「そうだね」←まったく気にしてない

娘「な、何の音?!」

私「ん~? 風じゃないの?」

娘「違うよ、ほら、水が流れるような」

私「……隣から聞こえてるんじゃない?
夜中は音が響くから」

戸建て住宅だが、隣の音は結構響いてくる。

娘「そうか……(ちょっとホッとする)」

その時、どこかで別の音がする。
バタン!

家の中には、娘と私だけ、人間は。

娘「ひっ! 何の音?!」

周りを見ると、猫がいない。

私「ゆずでしょ。また、なんか倒したんだよ」

すると猫登場。

娘「ゆずいるよ、そこにいる。それなのに音がしたよ!」

しょうがない、見てくるかと腰をあげるが、思った通り倒れているものを発見する。

娘「良かった」

しかし、しばらくすると猫が一点を見つめている。

娘「ゆず、何見てるの? 何もないよ、見るのやめてー」

私「見たいんだから、放っておきなよ」

犬が急に玄関へと、吠えながら走る。

娘「やめてー! 誰もいないのに、吠えないで―!」

我が家のチビ犬は、外に人が歩くだけで吠える。

私「ルナー! おいでー!」

平和な夜は、こうしてホラーな夜へと変わっていくのである。


※かめママブログ書庫入り口👇

※エッセイ目次



いいなと思ったら応援しよう!