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【読書感想文】#真相をお話しします

今回読んだのは「#真相をお話しします」
本屋大賞ノミネート作品にして、50万部突破という

これまた娘の本棚を見ていて見つけた本です

タイトルからして面白そう
と、またしても私のハートを射抜いたわけです

さて、ぱらぱらとめくると単行本の強みなのか
字が大きい

コイツは読みやすいぜ!

と読み始める。
そしてまずはパラパラと、ぱらぱらと、parapara……と
めくってみたら、短篇集だった

あちゃ~、また短篇か……

しかし、手にした限りは読破あるのみ!
と読み始めてみると、これが面白い

まずは「惨者面談」
この作者、タイトルのつけ方が秀逸
そして出だし
これまた、入りやすい

この話は、家庭教師の話なのだが
違和感だらけ
読み進めていくと、暴かれて行く謎の違和感
最後は、そうきたか!となるw

母と息子だと思っていたのが……

いや、これ以上は言ってはいけないw
だが、ラストは見事に読者を裏切ってくれる
スラスラと読める上に、このストーリー展開

これは次の作品も期待できそう!

こうして読み進めて行った

次にきたのが「ヤリモク」
ヤリモクと言えば、意味はご承知だろう
いや、知らない人もいるかも
そこはグーグル先生に聞いてください

では、そのタイトルに即した内容なのか?
と、思うとこれまた裏切り発生
しかし、気持ちの良い裏切りだ

三作目は「パンドラ」
パンドラと言えば、その次に来るのが「箱」
私の頭の中では開けてはいけないというイメージが広がる
その通り、人生の中の秘密
開けてはいけない秘密を開けるか否か?
という話だった

「三角奸係」(さんかくかんけい)
やっぱりタイトルのつけ方がうまい

出てくるのは男三人のリモート飲み
そこから広がっていく世界だ
男三人の関係だし、三人の関係ということで三角関係
さらには、女も入ってきて男女の三角関係が成立したり

だが、そこで嫉妬の嵐が吹き荒れるが
……ここからは秘密w

最後は「#拡散希望」
これもまた目を引くタイトルじゃないですか
内容はというと、小さな島の中で育った4人の子ども
youtuberになりたいと夢を見た少年
だが、そこには大きな秘密があった!

という感じ

殺人でラストを飾るものがあったり
殺人はあるけど、主人公の驚愕でおわったり
ストーリーによって違うのは当然
だが、そのラストはかなり面白い
読者が読み終わったときに考えるスタイル

さて、この先このキャラたちはどうするんだろう? と

そして私が一番いいラストだと思ったのが
最後の「#拡散希望」
勿論どれも引きの強いラストだけど
「#拡散希望」に関しては、
見事に読者まで巻き込んでいる

読み終わった瞬間
「そういう終わり?!」
と声が出たw

どれもこれも、素晴らしいストーリーだと思う

だが、残念なことが一つ
これは私の読みが足りないのかもしれないけど

結構セリフが多い作品のだが
途中で(これ、誰が言ってるの?)
という思考のずれが生まれる
そして、ページをさかのぼる

(あ、コイツが言ってたのか。
でも、なんかごちゃごちゃだな)

一度キャラが登場すると、今、誰がしゃべっているというのは
明記されない
空気は自分で掴め!
という作者の意図なのだろう

だが、残念ながら
私の頭は、そこまでよくない
ということで、全部の作品に「?」と思いながら読み進めた
それでも言える!

「面白かった!」


タイトル:#真相をお話します
著者:結城真一郎
出版:新潮社


※短編小説も書いています



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