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マックシェイクの黒い粉

「お母さん、マックシェイクが飲みたい!」

時計は12時を指している。
つまり昼だ。
ということは、マックシェイクのみならず、昼ごはんもマックということになる。

ため息をつきながら車を出すと、娘の手には何やら握られている。
しかも、ハサミまで用意して、準備万端らしい。

しかし、私の目には犬のウ〇チにしか見えない、それ。
娘は何を考えているのだろうか?

私「それ、なに?」

さすがに「あんた、ウ〇チなんて何する気よ?」とは言えない。

娘「コーヒーの粉!」

良かった、ウ〇チと言わなくて。

私「どうするの?」

娘「オリジナルシェイクを作るの」

また妙なことを考えている。
だが、やりたくて仕方がないのだろう。
ならば好きにさせるしかない。

ハンバーガーやシェイクを買い、テーブルに着くと先ほどの粉をシェイクに入れる。そして混ぜ混ぜ。

一口飲むと美味しいというじゃないか。
ほ~、そんなに美味しいのか、ならば味見してみよう。

しかし、常日頃濃いめのコーヒーを飲んでいる私には、ただのシェイクにしか思えない。

娘「えー、コーヒーの味するよ~」

そりゃ、よかったね。
ということで、シェイクにコーヒーの粉を入れると美味らしい。
次々に新しいことを思いつく娘と、あるがままを受け入れる保守派の私だった。

だが、それだけで終わるわけはなく。

娘「帰りにセブンに寄って」

はぁ? 今度は何を買う気だ?

娘「黒豆茶!」

あのなぁ、冷蔵庫に作ってあるだろうが!
大概にしてくれ!

さすがに、ため息では済ませられず、小言が出たが、結局スーパーに寄りレタスを買うついでに、黒豆茶も買わされてしまった。

どこまでも自由な娘だw


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